最終更新日:2022/12/23
松山笠置記念心臓血管病院
- 愛媛県松山市末広町18-2
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胸部・心臓血管外科
診療科・部門紹介
切開創が小さく目立たないNuss法を用いて、子どもから大人まで幅広い世代の漏斗胸患者の治療に注力
胸部・心臓血管外科では、笠置康病院長が中心となって胸郭変形疾患の治療に40年以上取り組んでいる。中でも漏斗胸の治療に情熱を注ぎ、子どもから大人まで幅広い世代の漏斗胸患者の治療に携わっている。笠置院長が漏斗胸に注力し始めた頃からNuss法と呼ばれる術式が盛んになり、体への負担が少なく呼吸機能の改善も見込めるこの術式をほぼすべての症例で実施。県内だけでなく全国各地から漏斗胸患者が訪れている同科では、メールでの相談も受けつけつけており、インフォームドコンセントを重視した患者への丁寧な対応を心がけている。
胸部・心臓・血管手術に特化した手術室
リハビリテーション室では患者の早期回復をサポート
スタッフ紹介
責任者
笠置 康病院長
1982年東京女子医科大学大学院卒業。東京女子医科大学第一外科学助手として経皮的冠動脈形成術の施行に従事。東京女子医科大学第一外科学医局長、米国East Carolina大学客員教授などを経て、1991年現職に就く。胸部外科、心臓血管外科、救命救急に長年携わり、数多くの漏斗胸手術を手がける。日本外科学会認定外科専門医、日本胸部外科学会認定呼吸器外科専門医、日本救急医学会認定救急科専門医。
対応できる疾患
- 胸郭変形(漏斗胸)、静脈瘤、筋骨格の先天異常、下肢静脈瘤、漏斗胸、胸郭変形
診療実績
【期間】2019年4月~2020年3月
紹介医療機関の先生方へ
安全性、確実性の高い漏斗胸手術を行うことをめざすとともに、できるだけ痛みを抑え、傷痕を目立たなくするよう努めております。胸郭変形疾患に対する情熱は世界中の誰にも負けないと思っており、長年さまざまな症例に携わってきた技術と経験で、胸郭変形疾患の患者さんの治療に貢献していきたいと考えております。非常に特殊な病気のため、漏斗胸の患者さんを診療する機会はあまりないかもしれませんが、患者さんを注意して診ていただき、「前胸部に陥凹がある」「胸壁が薄い」など、漏斗胸が疑われる患者さんがいらっしゃったら、ぜひ当院へご紹介ください。