理事長メッセージ(特定医療法人衆済会 増子記念病院) | 病院・総合病院・大学病院を探すならホスピタルズ・ファイル

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特定医療法人衆済会増子記念病院

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両角 國男理事長
Kunio Morozumi

プロフィール1973年名古屋大学医学部卒業後、同大医学部第三内科に入局、名古屋市立大学病院人工透析部講師・助教授などを経てスイス・バーゼル大学病理学研究所に留学。名古屋第二赤十字病院腎臓内科部長、名古屋大学医学部臨床教授、名古屋第二赤十字病院副院長を歴任し、2014年より現職、2017年より同院院長兼任。日本腎臓学会腎臓専門医、日本透析医学会透析専門医。移植腎病理研究会で代表幹事を務める。

腎臓病や肝臓病の治療に周辺領域診療も強化

腎臓病、肝臓病の治療を中心に地域に根づいた医療を提供する「特定医療法人衆済会 増子記念病院」。昭和の時代より「透析医療の病院」として広く認知され、現在は深夜透析も実施している。2014年に着任した両角國男(もろずみ・くにお)理事長は腎臓の病理学が専門で40年以上、一貫してその道を「走り続けてきた」のだそう。病院の伝統ある専門性を深めつつ、時代やニーズに合わせてその周辺領域の治療の充実・強化を図るとともに、地域医療にもより力を入れたい、と穏やかに語る。「腎臓病、肝臓病についてはどこにも負けない病院であるとともに、地域の方が気軽に来られる病院が理想です」。患者とその家族、職員とその家族の幸せのために、と脈々と受け継がれてきた「増子イズム」を目に見える形で表すべく、さまざまな取り組みを通して病院の可能性を広げている。高齢社会においていっそう重要な役割を担う同院の現状や展望について両角理事長にじっくり聞いた。
(取材日2019年7月31日)

こちらの歴史や理念について教えてください。
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1946年、増子六郎先生が病床20床の個人病院として開設したのが始まりです。1973年に透析医療を開始、40年以上透析をされている患者さんもおられます。2代目の増子和郎先生は肝臓病が専門で、当初より、腎臓病、肝臓病専門の病院としてその歴史を刻んできました。現在、一般病床は102、透析台数は145、血液透析は約450人の患者さんがおられます。診療の基本理念は、「患者とその家族、職員とその家族の幸せのために」。私の尊敬する元院長、山崎親雄先生のお考えで、ここを患者さんや職員のために誇りある病院にしたいという信念が込められています。特に腎疾患と肝疾患に関しては専門の医師が数多く在籍しており、どこにも負けない病院でありたいと思っています。早期診断を行い、腎臓内科においては積極的治療から腎保護療法による進行阻止、透析療法、腎移植まで、肝臓内科においては肝炎から肝細胞がんまでの治療を提供しています。

透析医療の病院として広く認知されていると伺っています。
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優秀な先生方のお力で日本の透析医療をけん引してきたと自負しています。血液透析、腹膜透析に加え、併用療法、1回6~8時間の長時間透析、夜8時間行う深夜透析、また一部の方には在宅透析も実施しています。中でも深夜透析を行っているのが強みですね。長時間行うことで透析の効率が向上して、体調が安定していくことが期待されます。対象となるのは昼間の透析では学校や社会生活、家庭生活に大きな支障がある方、重篤な合併症のない方などで、現在60人以上の方が遠方からも来られています。腎臓病治療では患者さん一人ひとりに合わせた最適な治療に努め、「悪くしないこと」が重要。当院では、腎臓内科、透析、腎移植の医師と、泌尿器、糖尿病、循環器、血管外科、神経内科の各科の医師で構成される腎臓病総合医療部門による効率的な治療を行うことが可能です。

患者をサポートするスタッフや取り組みについて教えてください。
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患者さんやご家族は病気に対する不安を持っておられますが、そうした中でも、当院の理念にあるように、幸せに自分らしく生きていただきたいと私たちは考えています。きちんと全身管理をすれば、その方が持っている力を最大限生かすことは可能だと考え、腎臓病の診察は暗い雰囲気ではなく明るい感じで、「ここへ来ると元気になります」と患者さんにおっしゃっていただけるよう努めています。医師、看護師、管理栄養士、理学療法士、ソーシャルワーカーなど多職種のスタッフによるチーム医療が非常によく機能しているということですね。食事指導も、実際に患者さんご家族と一緒に行う調理実習を定期的に開催しており、患者さん同士の交流も生まれています。皆さんの幸せのためにと考えて行動することで、私たち医療者も喜びをいただいているのです。それはスタッフのやりがいにもつながり、スタッフ自身が学会で発表するなど広く世の中に還元しています。

地域にある医療拠点としての役割についてはいかがですか?
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当院には、腎臓病、肝臓病の専門病院という面と、地域に貢献する病院という2つの面があります。地域の方が気軽に何でも相談できる病院でありたいとも考えています。そのため当院では近年、総合診療部門を設け、「具合が悪いのだけど、どの科にかかってよいかわからない」という方にも対応しています。当院の特色は、腎臓、肝臓の分野をはじめさまざまな専門の医師がそろっており、MRI、CT、血管撮影装置などの医療機器や迅速な検査体制を備えていること。お話ししたようにスタッフによる総合ケアもかなり充実しています。これらを特定の患者さん方だけでなく、地域の方々にも広く提供していきたいと思っているのです。大きな病院へは行きにくいという方もぜひご相談ください。また開業医の先生とも連携し、例えば患者さんの検査や食事指導は当院で、普段は安心できるかかりつけの先生のところで、という形で協力していけたらと思っています。

今後の展望についてお考えをお聞かせください。
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昨今、患者さんの高齢化が進み、合併症の問題が大きくなっています。腎臓病の合併症は心臓、血管、脳などで起こり、当院でもその領域を充実させる必要が出てきました。そこで脳神経内科を創設し、循環器内科や整形外科も強化、医師を増やすと同時に機器も新規に導入しました。また肝臓内科においてはカプセル大腸内視鏡検査、がんの腹膜転移や肝硬変の末期で腹水がたまる方に対するKM-CART療法も実施しています。このように専門領域をさらに深めつつ、その周辺の領域にも当院ができるところまで最大限努めていく所存です。個人的なことですが、当院は、大学を卒業した私が腎臓を専門にするきっかけもなった山崎先生との出会いがあった、いわば出発点。恩返しのつもりで、さらに患者さんが安心できる、職員が誇れる病院に、と志しています。

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