病院長メッセージ(国家公務員共済組合連合会 東海病院) | 病院・総合病院・大学病院を探すならホスピタルズ・ファイル

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国家公務員共済組合連合会東海病院

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山本 英夫病院長
Hideo Yamamoto

プロフィール1981年名古屋大学医学部卒業。安城市の八千代病院や東京の癌研究会附属病院で研鑽を積む中で、外科に魅力を感じて1988年名古屋大学病院第一外科に入局。胆管がんなどの臨床・研究に従事した後、1991年に東海病院外科医長となり、2014年から現職。同院への赴任と同時に始まった腹腔鏡下胆のう摘出手術に衝撃を受けて以来、内視鏡外科手術の技術を磨き続けている。

地域住民の健康と福祉を支える中核病院

国家公務員共済連合会が運営する病院として、1954年の開設以来、職域と地域の医療・健康管理に貢献してきた「東海病院」。地下鉄・茶屋ヶ坂駅から出来町通り沿いに東へ10分という交通至便な立地にありながらも、背景には矢田川を望む緑豊かな環境でもある。千種区に所在しているが、守山区、名東区、東区に隣接した位置にあるため、名古屋市東部の中核病院としての役割も担っている病院だ。内科、外科では消化器疾患に特化し、内視鏡を使った検査や腹腔鏡手術などに力を入れている。手の外傷、下肢静脈瘤などの疾患にも特化しつつ、健康診断や人間ドックを行う健康部門や、介護部門の運営など、急性期から回復期医療、そして介護、福祉へと幅広い医療を提供。ニーズに応じたサービスを提供するために形態も進化しながら保健、医療、福祉の複合体の基幹施設として地域住民を広く受け入れてきた。そんな同病院のこれまでの歩みと現在の診療、今後の展望について山本英夫病院長に語ってもらった。
(取材日2019年2月27日)

病院のこれまでの歩みを教えてください。
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1954年、結核対策を目的に336床の病院として設立されました。当時、田畑が多く自然豊かだった郊外のこの地は、療養にふさわしい土地だったようです。以降、約10年間は公務員及び地域住民の結核治療に大きく貢献してきましたが、医学の進歩あるいは生活水準の向上などにより結核患者は減少し、その一方で一般成人病疾患の増加や病院周辺の宅地化が急速に進み、医療環境が著しく変化しました。そういった時代の変化やニーズに合わせ、高度な医療を提供し得る一般病院へと転換を図るため、1988年には病床を半分に減らし、外来および病棟を主体とした本館と診療棟を新築。地域の急性期医療を担う病院として機能を拡充していきました。保健、医療、福祉のサービスを総合的に行うという基本理念に基づき、1995年には人間ドックをはじめとした健康管理のための東海健康管理センターを、介護保険が始まった年には介護老人保健施設も開設しています。

診療科の特色や強みについて教えてください。
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当院の内科と外科では、消化器疾患の治療と診断に重点を置いています。2007年に胃カメラや大腸内視鏡検査を行う内視鏡センターを開設しましたが、件数の増加に伴い、今では3列同時に検査が可能となっています。ここでは、ポリープであれば検査の場で切除も可能ですし、後日改めてになりますが早期の胃がんであれば胃カメラの手技を使って切除することもできます。血管外科は、東海地区でも早い段階から下肢静脈瘤、リンパ浮腫、末梢動脈疾患などの疾患を中心に診療してきました。現在は、外科手術や高周波アブレーションカテーテル治療での血管内治療などを行っています。整形外科では外傷、変性疾患を問わず一般整形外科に関わる治療を幅広く行っていますが、特に手・肘・肩を含む上肢疾患の多いことが特徴で、内視鏡を使った関節鏡視下手術や手根管解放術が可能です。

先生も消化器外科で腹腔鏡手術をたくさんされているそうですね。
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年間数多くの検査、治療を内視鏡センターで行っていますので、内視鏡外科手術の数も年々増えています。当院は、名古屋大学第一外科のサポートもあって、日本で腹腔鏡手術が導入され始めた翌年に導入することができました。手術手技の進歩も目覚ましく、当初からは考えてもみなかったレベルになっていると思います。モニターの画質も8Kの時代です。周辺機器も始まった頃から比べると雲泥の差ですね。低侵襲で回復も早いなど利点の多い手術ですが、それでも万能ではありません。怖さも知っていないと失敗につながるということは、常に肝に銘じて手術に臨んでいます。外科を始めて35年、15年目からは腹腔鏡手術の研鑽も積んできましたので、現在は開腹手術と腹腔鏡手術のどちらも行っています。安全な手術ができるよう日々技術の向上に努めています。

地域との連携、役割についてお聞かせください。
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当院の患者さんの半分以上は、地域の診療所からの紹介で来院されています。患者さんの検査や治療、入院紹介などを効率よく進めるため地域連携室を設け、看護師や社会福祉士の資格を有する職員が、患者さんの療養についての不安や相談も受けさせていただいております。診療所の先生方がCTやMRI検査の予約をするのも結果を伝えるのもすべて地域連携室が窓口になっています。地域の医療機関、介護・福祉施設、行政機関などがそれぞれの役割を分担し、機能を発揮できるように連携を深め、患者さんの状態に応じて適切で質の高い医療やサービスを効率的に提供できるようにするのが主な役割ですね。病診連携を深めるための勉強会も月に3回以上開き、地域の診療所の先生方と一緒に症例を検討しています。地域の先生方が患者さんを紹介する上で、どんなドクターであるか顔を見て互いを知る場を提供することが信頼関係を築くことにつながるのではないでしょうか。

最後に、今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。
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今後の方向性として、急性期から回復期医療までのケアミックスに力を入れていきたいと思っています。手術をしたけれどまだ病院で療養したいという患者さん、いわゆる回復期の患者さんを受け入れていくために地域包括ケア病棟46床を設けました。次いで、訪問看護ステーションや介護老人保健施設も開設しました。制度こそ別になっていますが、医療と介護は重なり合い、うまく両立していかなければなりません。急性期の医療を担いつつ近隣の地域医療機関と連携しながら、急増していく高齢者の方々が住み慣れた地域で健康で長生きできるよう「支える医療」も続けていくつもりです。それぞれの診療科で専門性も高めながら患者さんに良質な医療を提供できるよう職員全員が日々、汗をかいていますが、病棟の老朽化も否めません。土地の広さという財産もありますので、それを生かした建て替えも視野に入れつつ、患者さんに寄り添った医療を提供していきたいですね。

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