理事長メッセージ(医療法人財団善常会 善常会リハビリテーション病院) | 病院・総合病院・大学病院を探すならホスピタルズ・ファイル

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医療法人財団善常会善常会リハビリテーション病院

365日体制でリハビリテーションを提供し、入院後の在宅復帰を支援する

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岡田 温理事長
Atsushi Okada

プロフィール1976年関西医科大学卒業。出身地愛知県の半田市立半田病院で研修を受ける。当初は産婦人科の医師をめざすが、母が院長を務める岡田病院(善常会リハビリテーション病院の前身)を継ぐため同院に勤務しながら愛知医科大学病院、愛知県がんセンターで内科と内視鏡診療の研鑽を積む。1991年に医療法人財団善常会理事長、翌年、岡田病院院長に就任。1999年、全面改築と同時に「善常会リハビリテーション病院」に名称変更。

リハビリテーションを通し在宅復帰を支援

名鉄本笠寺駅から徒歩5分、JR笠寺駅から徒歩7分の地にある「善常会リハビリテーション病院」は、その名の通りリハビリテーションの専門病院であり、計95床のすべてが脳卒中や骨折などの急性期治療後の患者を受け入れて、在宅復帰に導く回復期リハビリテーション病棟となっている。明るく、木の温もりが感じられる病棟は病床の6割近くが個室で、大部屋も各ベッドをパーティションで区切り、すべての患者に対してプライバシーを配慮した空間づくりをしています。快適でゆとりのある療養環境と、充実したリハビリテーション専門スタッフ、医師、看護師らのチーム医療で患者の思いに応えている。岡田温(あつし)理事長は、明朗でざっくばらんな話しぶりが印象的なドクター。回復期リハビリテーションの役割や同院の特徴を、丁寧にわかりやすい言葉で説明してくれた。特に退院後の自宅での暮らしを想定し、多職種で協力して行うリハビリテーションの現状、地域全体で高齢者を支えようとする考え方など、健康な市民であっても将来において参考になるような話をしてもらった。
(取材日2018年11月26日)

リハビリテーションの専門病院になった経緯をお聞かせください。
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もともと当院は内科の病院でしたが、私が戻った頃は高齢化社会に向けた医療介護制度の転換期にあたり、経営が厳しい時期でした。そこで、国や地域の状況を踏まえ、老人保健施設を開設する一方でリハビリテーションの充実に取り組むことにしたのです。リハビリにも段階がありますが、急性期の治療後に行う回復期のリハビリが大事だということで、当時、結成されたばかりの日本リハビリテーション病院・施設協会に参加して勉強しながら、少しずつ体制を整えてきました。患者さんが元気に社会復帰するためには、入院でのリハビリが重要で、それが回復期リハビリテーションと呼ばれているものです。また、自宅に戻った後は、在宅医療で支える必要があります。ですから、以前は私が訪問診療まで行っていましたが、今は、訪問診療を行う地域のクリニックも増えたので在宅医療はそちらへお任せし、当法人及びグループ法人で訪問看護、訪問介護などを提供しています。

回復期リハビリテーション病棟について、詳しく教えてください。
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マッサージをしてくれる病院と誤解されることもありますが、マッサージはリハビリのごく一部に過ぎません。脳卒中や脊椎、骨盤、大腿骨近位部の骨折で、急性期病院での治療が終わった方が入院できる病棟です。当院に入院した直後は、寝たきりに近い状態の方が多いですが、歩行訓練や筋力訓練などのリハビリを行い、日常生活に必要な動作ができるようにしていきます。動作ができたとしても、脳卒中で高次脳機能障害になると、先にズボンを履いた上にパンツを履いてしまうようなこともありますから、リハビリの方法もさまざまです。回復期リハビリテーション病棟は、入院期間が最大6ヵ月と決められていますので、その間に集中的にリハビリを行って在宅復帰を図ります。当院には理学療法士、作業療法士、言語聴覚士を合わせて約100人の専門スタッフが在籍し、土日も含めて365日、リハビリを行う体制が整っています。

貴院のリハビリの特徴と言えるのは、どんな部分でしょうか?
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患者さんが入院されてから、できるだけ早いタイミングで、リハビリスタッフが患者さんのご自宅を訪問し、退院後の環境の調査を行っていることですね。例えば、片手片足がまったく動かない状態で家の中を移動するためには、家の状態に合わせて、補助具や手すりなどを整備することも必要になります。ご家族にはバリアフリー化や手すりの設置をお願いしつつ、患者さんには補助具を付けて、実際の家を想定した訓練を入院中に行うのです。今、当院を退院した患者さんのうち7割以上が、もともと住んでいたご自宅に戻って生活しておられます。家庭訪問に基づいてリハビリを行っているから戻れるわけです。しかし、家族の介護力がゼロであるなら、施設に入っていただくしかありません。当院では、患者さん本人だけではなく、ご家族に対しても介護の動機づけや介助方法の指導を行い、少しでも多くの患者さんが住み慣れた家に帰れるようにサポートしています。

明るくて、とてもゆったりした雰囲気の病院ですね。
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今の病院は、1999年に建て替えたのですが、その際、特別養護老人ホーム並みの快適な療養環境をめざしました。そのため、95床のうち55床が完全な個室です。個室は13~16平方メートルもありますし、2床室、3床室も広くてゆったりしています。個室なら男女を問わずに入院していただけますし、広い室内でリハビリもできます。病棟には中央にスタッフステーションがあり回廊式のため、スタッフ間の連携もスムーズです。また、回廊式病棟は、認知症の患者さんが徘徊しても、外へ出て行きにくい利点もあります。トイレも左半身まひ、右半身まひ、それぞれに対応するように2種類用意しています。また、エレベーターの扉は鮮やかな赤、トイレの扉は明るい緑です。設計段階では、全体のイメージに合わないと反対の声もありましたが、誰が見てもエレベーターやトイレとわかるようにしたかったんです。事故防止の面で、とても役に立っていると思います。

地域の医療機関との連携と、今後の展望をお聞かせください。
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この地域は、近所にかかりつけの先生がいる患者さんが多いです。なので、退院後の医療は、基本的にかかりつけの先生にお願いするようにしています。退院後も心配な患者さんには、月1回程度、当院外来で診療を継続し、必要な場合は通所リハビリで機能維持を図っています。これからの課題は在宅患者さんのリハビリであろうと思います。半年間、動かずに暮らしてしまったら、元の状態に戻ってしまいます。それを防ぐためには、地域の医療機関が協力して、在宅医療を担うグループを構築していかなければならないでしょう。今、在宅医療は地域のクリニックにご協力を仰いでいますが今後、当院もリハビリテーションの立場から参画していきたいと思います。独居高齢者を地域の人々が助ける仕組みも必要です。現在は毎月1回、認知症カフェ、失語症カフェを開いて交流を深めています。地域の皆さまも気軽にご参加ください。一緒に勉強してアイデアを出し合いましょう。

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