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  7. 呼吸器外科

最終更新日:2022/12/14

独立行政法人国立病院機構
長良医療センター

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  • 岐阜県岐阜市長良1300-7
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呼吸器外科

診療科・部門紹介

呼吸器内科と一体となり、難症例の手術や地域のニーズに専門的かつ幅広く対応

呼吸器外科では、ほぼすべての呼吸器疾患に対応。腫瘍性病変の手術を含む呼吸器縦隔疾患の治療が可能で、感染性の肺疾患の手術は岐阜県内でも豊富な実績を持つ。呼吸器内科との診療科の垣根を越えた連携体制も大きな強み。呼吸器内科から患者を引き継ぎ多彩な手術を実施するだけでなく、術後も呼吸器内科とともに経過を見守るなど、「呼吸器」という一つのグループとして機能しているのが特徴だ。根底にあるのは患者を断らない姿勢。新型コロナウイルス感染症のまん延時も、両科で早期に入院対応を開始した。地域の医療ニーズに最大限応えるため、現在も院内で活発にコミュニケーションが交わされている。

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安全かつ精度の高い手術をめざしている

スタッフ紹介

責任者

Dr

小松 輝也呼吸器外科部長

1999年大阪市立大学医学部卒業後、同大学の関連病院や岸和田徳洲会病院、京都大学医学部附属病院で研鑽。神戸市立中央市民病院(現・神戸市立医療センター中央市民病院)で呼吸器外科の基礎トレーニングを受け、カナダのQueen Elizabeth Ⅱ Health Science Centerで胸部外科クリニカルフェローを修了。帰国後は長良医療センターを中心に複数の病院で診療・研究に従事。2022年現職。

メッセージ

呼吸器外科では主に、当院または他院の呼吸器内科の先生からご紹介いただいた患者さんを診療しています。患者さんが無事に地域に戻って生活できるよう、できる限りご意向に沿った治療に努めており、現在実施している手術の約9割は胸腔鏡を用いた低侵襲手術です。その一方で、胸腔鏡手術が不可能な難症例に対する従来の開胸手術にも対応しています。薬剤の進歩や時代的な背景もあり、近年は開胸手術自体の機会が減ってきているように感じます。しかしながら、手術中の大きな出血など、いざというときには大きな切開を伴う処置が必要です。私は先輩医師の指導のもと、これまでに数多くの開胸手術の経験を積んできました。そのため幅広いアプローチ方法を熟知しており、若手医師にも積極的に教育・指導を行っています。経験豊富で腕のある医師が難症例を執刀できるのは、ある意味当然のこと。私個人としては、難しい手術であっても後輩を関与させ、自分と同じレベルまで技術力を引き上げることが重要であると考えています。もちろん患者さんが不利益を被らないよう私も手術に携わり、幅広い手術をチームで行う体制を整えていますので、その点はご安心いただければと思います。

紹介医療機関の先生方へ

新型コロナウイルス感染症の影響もあり、一時期は地域からのご紹介患者さんがやや減少しておりました。しかし呼吸器外科医師が2人体制になってからは、ありがたいことに再びご紹介件数が増加しています。今後はさらに人員体制の充実を図り、余裕を持って多くの患者さんを受け入れていきたいと考えています。また、私はかつて国内外の医療機関で手術のトレーニングを受け、幅広い経験を積んだ自負があり、幅広いアプローチによる呼吸器疾患の手術が可能です。京都大学の関連病院として長年機能してきた当院で、これまで先輩方が守ってきたものを崩すことのないように、引き続き研鑽に努めてまいります。お困りの際はぜひ当院へご紹介ください。

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