最終更新日：2025/03/26
医療法人健佑会いちはら病院
- 茨城県つくば市大曽根3681
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整形外科
診療科・部門紹介
筑波大学整形外科医局出身の医師が多く在籍。規模の大きさと専門性を生かして、膝関節と脊椎の手術に注力
膝関節では、変形性膝関節症に対する保存療法から手術まで幅広く扱う。2024年11月には人工膝関節置換術でロボットシステムを導入するほか、股関節、肩関節の専門家による高度な手術にも力を注ぐ。スポーツ医学では、筑波大学との連携し、アスリートから高齢者のスポーツ愛好家まで幅広く対応。再生医療にも着目し、学術的根拠に基づいた研究で知見を深めている。脊椎分野では、腰部脊柱管狭窄症や頸椎症性脊髄症などに対し年間200件以上（2023年1月～12月実績）の手術を実施。脊柱靱帯骨化症への専門的治療も行う。さらに、大腿骨頸部骨折や椎体骨折などの高齢者の外傷など救急患者も積極的に受け入れ、地域医療に貢献している。
明るく清潔感のある診察室
ロボットシステムを導入し、高度な手術にも力を注いでいる
スタッフ紹介
責任者
山崎 正志名誉院長
1983年千葉大学医学部卒業。1990年千葉大学大学院医学研究院博士課程修了。米国ニューヨーク市マウントサイナイ医科大学整形外科研究員、千葉大学大学院医学研究院整形外科学准教授を経て、2012年筑波大学医学医療系整形外科教授。2024年筑波大学名誉教授。2024年4月より現職。医学博士。日本整形外科学会整形外科専門医。
メッセージ
当院は、紹介状がなくても外来受診ができる病院です。地域で長く診療してきた病院として心配なことがあればできる限り対応いたします。特に高齢の方には、わかりやすい説明を心がけていますので、気軽にご相談ください。現在、日本は世界で例のない超高齢社会に直面しており、他国と比べても高齢者の割合が圧倒的に高く、日本ならではの超高齢社会に対する医療体制の工夫が必要な局面にあります。当院がその一つのモデルケースとなれるように、取り組んでいければと思います。当院には、私を含め2人の脊椎脊髄疾患を専門とする医師が常勤しており、腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア、頚椎症性脊髄症、骨粗しょう症性椎体骨折などの脊椎疾患の治療を積極的に行っています。また、現在私は厚生労働省の脊柱靱帯骨化症に関する調査研究班の班長を務めておりまして、後縦靱帯骨化症や黄色靭帯骨化症の患者さんも多く診ています。脊椎の病気についてお困りのことがありましたらご相談ください。
スタッフ
絹笠 友則整形外科部長
1993年筑波大学卒業、2002年同大学院博士課程修了。筑波大学整形外科臨床教授、医学博士。日本整形外科学会整形外科専門医。専門は膝関節鏡、膝周囲骨切り、人工膝関節、スポーツ障害。2010年より現職。つくばスポーツ医学センター長兼任。日本膝関節学会評議員。日本スポーツ整形外科学会代議員。日本人工関節学会評議員。筑波大学蹴球部チームドクター。
メッセージ
当院では、アスリートから中高年のスポーツを趣味とする方、日常生活で膝の負担が大きい方まで、幅広い膝の痛みに対応しています。最も大切にしているのは、アスリートでも一般の方でも、一人ひとりの目標に応じてできる限り早く元のレベルに戻すことです。けがをした選手が少しでも早く復帰できるよう、院内のスペシャルチームがチームワークを発揮しサポートしていますし、加齢により筋力や運動能力が低下する中でも、リハビリテーションへの意欲が高い方にはその期待に応えられるような治療を提供しています。当院の医師たちは皆、患者さんを治すために情熱を持って手術に取り組んでいます。今後も地域の皆さんに貢献していきたいと思います。
ピックアップドクター
紹介医療機関の先生方へ
当院は長くこの地にあることから、日頃から地域の先生方と密接に連携し、たくさんの患者さんをご紹介いただいております。筑波大学整形外科とは非常に強固な体制で、互いに良いところを生かして治療をしており、全身状態の悪い患者さんを大学病院にご紹介することもあれば、大学からこちらに移って来られる患者さんもいらっしゃいます。今後も地域の先生方とより良い関係性を保っていきたいと考えております。何か気になることがありましたら、引き続きすぐに患者さんを送っていただければ対応いたします。
