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医療法人健佑会 いちはら病院

(茨城県 つくば市)

市原 琢己 理事長

最終更新日:2025/03/26

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整形外科を中心とした地域密着型の病院

日本百名山の双峰、筑波山を望む場所に位置する「いちはら病院」。1988年の開設以来、整形外科、リハビリテーションを中心とした地域密着型の病院として発展。急性期病棟85床、回復期病棟114床、専門職130人体制のリハビリテーション部を持つ。現在は介護老人保健施設、グループホーム、居宅介護支援事務所、訪問看護ステーション、訪問リハビリテーションなども併設し、外来から介護まで自己完結型ネットワークを形成している。救急から在宅医療までカバーする医療と介護を提供している。「豊富な手術実績を持つ整形外科の実力は、全国的にも広く知られていると自負しています」と話すのは、2024年6月に就任した市原琢己理事長。つくば市議会議員として地域全体の未来も見据えながら医療に取り組む市原理事長に、同院の特徴、医療法人の理念である「恕」の精神の由来、今後の展望についても話を聞いた。(取材日2024年11月21日/更新日2025年3月13日)

病院の特徴、地域における役割を教えてください。

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当院は急性期病棟と回復期病棟を合わせて199床で運営する病院です。外来においては整形外科、内科、リウマチ科、神経内科、消化器科、循環器内科、脳神経外科、皮膚科、眼科、歯科など幅広く診療しています。中でも力を入れているのが豊富な手術件数を持つ整形外科で、手術後のリハビリテーションも含め、質の高い医療の提供に努めています。また、いちはらメディカルグループとしては、介護老人保健施設やグループホーム、特別養護老人ホームや障害者施設など、東京都内を含め20以上の施設を有しており、これらの施設との連携体制を持つことによって急性期から慢性期のエンドステージまでシームレスな診療が可能です。質の高い医療はもちろんのこと、介護、福祉までトータルサービスを提供する施設といえます。グループ全体が、「恕」の精神を理念に掲げ、相手の立場に立ち思いやりの心で接するホスピタリティーを大切にしています。

整形外科では数多くの治療実績を積み重ねていらっしゃいますね。

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整形外科の診療は、背骨(脊椎)から関節、手足まで多岐にわたりますが、当院は膝と背骨(脊椎)をはじめ、股関節や骨折などの外傷性疾患、また、筑波大学と連携して手や足の先などの手術や診療にも対応しています。2024年1月~12月までの整形外科の手術実績は1593件に上り、年々増加傾向です。2024年の4月からは、日本整形外科学会整形外科専門医で、筑波大学の主任教授を務めておられた山崎正志先生が、当院の常勤医師として診療されています。施設面においては、9月から人工関節のロボット支援手術を導入して「つくば人工関節センター」を開設しました。当院では、手術支援ロボットを導入する前から、質の高い手術の提供に努めてきましたが、先進技術を取り入れることで、より安全性の高い手術を追究していこうと考えています。

そのほかの分野についてはいかがでしょう?

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整形外科と連携するリハビリテーション部は、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士合わせて約130人体制で対応しています。専門職の人数が多いということは、リハビリテーションに取れる時間が長いということです。リハビリテーションの時間が少ない医療施設もありますが、当院では多くの時間をしっかりリハビリテーションに取り組むことができます。充実したリハビリテーションは、当院の強みの一つです。また、最近は神経内科にも力を入れており、2024年の3月まで筑波大学で神経内科の難病の診療をされてこられた石井一弘先生が、4月から当院で診療を開始しています。神経内科の疾患は脳卒中やパーキンソン病、アルツハイマー病などが代表されますがその他にもまれな難病疾患が多くあります。しかし難病の専門医師も少ないことから、石井先生の着任に伴い脳波や筋電図などの検査機器の充実も図り、神経内科に注力すべく始動したところです。

病診連携への取り組みや地域での在り方について教えてください。

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病診連携においては椎体骨折地域連携パスを作成し、連携施設とともに運用しています。ご高齢になると骨がもろくなり、尻もちをついただけ、あるいは少し踏ん張っただけで腰骨がつぶれて起き上がれないといったように、家での生活が困難な状態になることも多くなります。クリニックで診療を受け、入院が必要と判断された患者さんに対しては、病院とクリニックを結ぶホットライン的な椎体骨折地域連携パスを活用し、すぐに入院できる体制を整えています。また、内科は軽い肺炎や身近に起こる疾患の多い診療科ですので、しっかりと対応して施設へつなげるなど、橋渡しができる病院としての地域貢献は、当院のミッションの一つだと考えています。病院運営の視点からは、病診連携への注力はもちろん、当院の強みである整形外科のさらなる充実、救急車の積極的な受け入れ、職員が心身ともに健康に勤められる環境や制度づくりにも力を尽くしていきたいですね。

今後の目標や展望についてお聞かせください。

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当院は、2023年に開院35周年を迎え新病棟を開設しました。老朽化の激しかった急性期病棟は新しくなり、外来の場所を広くして診察室や手術室の数も増やしました。広くきれいな環境で、患者さんには快適に過ごしていただける空間になったと思います。職員に関しても学校や学生へのアプローチを積極的に行い、職員の募集も行っています。優秀な人員を増やすためには病院の教育システムの構築を進め、職場の雰囲気などを伝える広報にも積極的に取り組んでいます。また、法人の展望として、2026年の4月に48床の介護医療院を病院敷地内に開設します。リハビリテーションや喀痰吸引、点滴など一定の医療行為ができ、在宅に近い環境で過ごすことが可能です。患者さまが終末期もご家族も含め安心出来る施設、そして、今後も整形外科の高い専門性を生かし、「整形外科のいちはら病院」としてハイレベルな治療を提供していきたいと思います。

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市原 琢己 理事長

茨城県つくば市生まれ、つくば市立東小学校、茗渓学園、2015年東京医科大学医学部を卒業後、東京女子医科大学病院、筑波大学整形外科後期研修で研鑽を積む。2024年6月より現職。病院だけでなく法人として介護老人保健施設、グループホーム、居宅介護支援事務所、訪問看護ステーション、訪問リハビリテーションを総括。整形外科診療、病院運営、つくば市議会議員として日々活動している。日本整形外科学会整形外科専門医。

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