医療法人慶仁会選定療養費なし

城山病院

メッセージ

診療では患者さんのお話をよく聞いて、何に困っているのか丁寧に把握することを心がけています。病気をきちんと理解してもらえるように、丁寧にお話をしてから治療を提案いたします。患者さんの痛みをなんとか和らげられるように、投薬・注射やリハビリテーションを積極的に行うなど、できるだけ早く痛みから解放されて、元の生活に戻れるような治療をめざしています。私の最も得意とする分野は骨折治療で、骨折の治療や研究に長年従事しており、日本骨折治療学会の評議員を務めています。負担の少ない、早期の機能回復・社会復帰をめざした治療を行っています。例えば、高齢の方がせぼねの骨折を起こすと、まったく動けなくなることもあります。痛みが強くて動けない、一人暮らしでサポートがなく生活に支障が出ているなど、痛みが原因で日常生活で困ってしまった場合は、診療時間に関わらずすぐに受診していただくか、救急車で来院ください。高齢の方だけではなく若い方でも、痛みを我慢して受診しなかったが実は骨折していたということは少なくありません。早く受診していただければ早く治療もできますので、痛みやしびれで困っていることがあれば、お気軽に受診ください。

メッセージ

年齢を重ねてくると体のどこかが痛いというお悩みがいろいろと出てくると思いますが、病院に来てエックス線やMRIなどの検査をしてみないと、わからないこともたくさんあります。そして、整形外科はただ単に痛みを治すためだけの科ではありません。リハビリテーションの仕方を指導したり、生活の状況をお聞きしたりした上で、体のどこかに痛みがあっても、その人が普段の生活をより快適に過ごせるようなアドバイスをすることも大切にしています。体に痛みがあると病院に来るのがおっくうかもしれませんが、当院では無料の送迎サービスも行っていますし、どのようなことを相談していただいても構いませんので、いつでも気軽にお越しください。

メッセージ

膝の人工関節手術に加えて、関節鏡による半月板や靱帯再建の手術など、スポーツ整形外科も専門としています。患者さんの体に一番負担が少なくなるような治療方法を選択して提案することや、手術の判断などは患者さんの希望を最優先するなど、患者さんファーストで治療を進めるよう心がけています。また、診察ではできるだけ患者さんが気楽に話をしてもらえるような雰囲気を大切にしています。特に、高齢の患者さんからは、「年のせいですか」と聞かれることが多くあります。しかし、膝が悪くなる理由は加齢だけでなく、遺伝や生活、仕事など、その方の生きざまが膝に現れているのです。そういうことも理解して、治療を進めるようにしています。

メッセージ

関節リウマチは専門的に診ることができる医師が少なく、適切な診断や治療を受けられてない人もいます。そして、関節リウマチには近年、新しいタイプの薬が登場し、現在は適切に薬物介入をすることで、健常の人とほぼ同様の生活を送ることが望めます。また、外反母趾をはじめとする足のトラブルにお困りの方もたくさんいると思いますが、足の外科も専門の医師が少ない分野で、適切に診断や治療を受けられていない人も少なくありません。手術が必要だと言われて悩んでいる人もいるかもしれませんが、今まで諦めていたことが、できるようになることも考えられます。足のトラブルでお困りの方は、専門家である私に相談していただきたいと思います。