全国の頼れる病院・総合病院・大学病院を検索
病院・総合病院・大学病院7,946件の情報を掲載(2024年12月14日現在)

  1. TOP
  2. 埼玉県
  3. 鴻巣市
  4. 鴻巣駅
  5. 医療法人社団鴻愛会 こうのす共生病院
  6. 診療科目・部門一覧
  7. 訪問診療部門

最終更新日:2024/10/31

医療法人社団鴻愛会
こうのす共生病院

Cs 1 kouaikai 1
  • 埼玉県鴻巣市上谷2073-1
    • 整形外科
    • 消化器外科
    • 脳神経外科
    • 耳鼻咽喉科
    • 内科

    • 外科
    • 循環器内科
    • 漢方内科
    • 眼科
    • 皮膚科
    • すべて見る

訪問診療部門

診療科・部門紹介

自宅や施設で、患者や家族の想いや希望に寄り添う医療を提供する

高齢などで足腰が弱り通院が難しくなった患者に加え、がんの末期患者の在宅での緩和ケアにも力を入れている。病院の外来診療と遜色ない治療や処置を在宅で行っているほか、体調の急変などの緊急時は24時間365日体制で対応し、必要な場合には同院に入院することも可能だ。がん末期患者の在宅での緩和ケアでは、専門の医師が医療用麻薬などによる疼痛管理に加え、患者やその家族の精神的なサポートに尽力している。看取りにも対応しており、自宅での最期を希望していたが考えが変わった。入院したけど、落ち着かないから家に帰りたいというような場合でも柔軟に対応するなど、患者やその家族の希望に寄り添うことを大切にしている。

%e8%a8%aa%e5%95%8f%e8%a8%ba%e7%99%82 1 z60461 20240904 55

ケアマネジャーや訪問看護師とも連携し、自宅での生活をサポート

スタッフ紹介

責任者

%e7%a5%9e%e6%88%90%e5%85%88%e7%94%9f z60464 20240906 0033

神成 文裕理事長

2008年埼玉医科大学卒業後、同大学国際医療センターでの初期研修を経て埼玉医科大学病院整形外科学教室に入局。同病院や関連病院勤務、埼玉医科大学国際医療センター救命救急科助教などを経て2018年より現職。日本整形外科学会整形外科専門医。訪問診療は2018年から継続して行っている。

メッセージ

当院は、医療と介護のシームレスな連携に注力しています。訪問診療部は病院と自宅や介護施設をつなぎ、寄り添い続ける医療を実践するためにとても重要な役割を担っていると認識しています。当院には入院設備があり、在宅療養中に急に具合が悪くなった場合やご家族が急病となってしまい、患者さんの介護が困難になってしまった場合でも、速やかにお受け入れをすることが可能です。また人生の終末期の方でも自宅や病院、施設など療養場所に左右されることなく、最期まで寄り添い、想いをかなえるお手伝いをさせていただけることができると考えています。自宅で最後を迎えたいと考えていても、その時が近づいてくるとご家族の負担や不安が強くなってしまうこともあります。逆に病院に入院したけど、やはりご自宅で療養したいとお考えが変わることもあります。いかなる場合でも、患者さんやご家族が安心して療養できる体制を整備して、希望や想いに寄り添いながら対応するよう心がけています。

スタッフ

%e6%b2%b3%e8%be%ba%e5%85%88%e7%94%9f z60464 20240906 0076

河辺 哲哉病院長補佐

2006年埼玉医科大学卒業。2010年同大学国際医療センター放射線科に入局。2020年より現職。日本東洋医学会漢方専門医。

メッセージ

寝たきりであったり認知症が出てきていたりしても、患者さんは人生の大先輩ですから、その方の尊厳を傷つけないようにすることを心がけています。ただ、いつでも絶対に敬語で話すということではなく、患者さん一人ひとりやご家族との距離感も見極めながら、近い関係が良いと思えば家族のように話したり、逆に一定の距離を持って接したほうが良いと感じればそうするなど、オーダーメイドな対応を大切にしています。また、専門の医師ががん末期患者さんの在宅での緩和ケアに対応しており、これまで入院という選択肢しかなかったところに、最後まで自宅で過ごすことが望めるようになりました。希望する患者さんがいましたら、お問い合わせください。

%e4%b8%ad%e8%a5%bf%e5%85%88%e7%94%9f z60464 20240906 0087

中西 京子先生

1993年北里大学卒業後、旭川医科大学呼吸器内科に入局。埼玉県立がんセンター緩和ケア科などを経て2021年より同院。日本内科学会総合内科専門医。専門は緩和ケア。

メッセージ

在宅のがん末期患者さんへの緩和ケアを専門としています。人生の最終段階を迎えている患者さんは、それぞれでどう過ごしたい、何をしたいというのは本当に個別性が高いですし、どのような時間を過ごしたいのかの答えは患者さんの中にあると思っています。ですから、コミュニケーションを大事にしながら患者さんのこれまでの人生のストーリーなどもできるだけ大切にして、その中で自分たちにできることに最善を尽くすことを心がけています。また、どのような状況でもそばにいるという安心感を持ってもらえるようなコミュニケーションと真摯な姿勢や敬意を持って患者さんと接することを大切にしています。

%e7%ab%b9%e5%86%85%e5%85%88%e7%94%9f z60461 20240904 39

竹内 郁人先生

2015年順天堂大学卒業。同大学医学部附属順天堂医院での初期研修を経て、同大学医学部附属静岡病院救急診療科に勤務。西伊豆健育会病院などを経て2024年より同院。日本救急医学会救急科専門医。医学博士。

メッセージ

私は、これまで救急医療にも携わってきました。救急搬送されてくる患者さまの中には、いよいよ最期を迎える時期に差しかかっていたものの、十分な準備をできないまま最期を迎えてしまう方も少なくありませんでした。こうのす共生病院では、外来・入院・訪問診療とさまざまな場面で患者さまやご家族と関わることができます。いろいろな経験をしながら変わっていく患者さまやご家族の想いに寄り添い、それぞれに合った環境で人生と向き合えるよう医療的な面からご協力していきたいと考えています。また、多くの方がより良い人生を歩んでいけるような地域にしていくため、多職種との連携にも力を入れていきたいと思います。

紹介医療機関の先生方へ

近隣の大学病院や総合病院だけでなく、地域の開業されている先生方からの相談や依頼も随時受けつけています。訪問診療でできることは多くありますし、ご家庭の事情や医療介護制度の問題が複雑化してしまっている方も多くいらっしゃいます。中には訪問診療開始前に一度入院とし、リハビリテーションを実施しながら医療・介護の体制を整えることで自宅で生活療養を継続する方法もあります。お気軽に相談いただければ、真摯に対応させていただきます。またがん末期患者さんに関しては、当院では緩和ケアに加え、訪問診療緩和ケアも専門医師が対応しています。地域の訪問診療を実践されている先生方もお困りのときは、ご相談いただければ幸いです。

access.png