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入院から在宅までシームレスに
生涯を支えるリハビリテーション

医療法人光仁会 春日部厚生病院

(埼玉県 春日部市)

最終更新日:2021/11/04

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  • 保険診療
  • 脊髄損傷
  • 頭部外傷
  • 腰部脊柱管狭窄症
  • 骨折

何かしらの障害を負った人が、人間らしく生きる権利や自分らしく生きることを回復するという意味を持つというリハビリテーション。その中でも病気やけがをした後に身体機能の回復や維持、強化などを目的に行われるのが医学的なリハビリテーションだ。そして、地域密着型の病院として、急性期から回復期、地域ケア、生活期、維持期までの一貫したリハビリテーションを提供しているのが「春日部厚生病院」。同院では、入院や外来、訪問診療でのリハビリテーションに加え、介護教室をはじめとする地域支援事業にも積極的に取り組むことで「生涯を支えるリハビリテーションの提供をめざしています」と南本浩之部長は話す。そこで、同院が取り組むリハビリテーションについて南本部長に話を聞いた。(取材日2021年10月7日)

急性期から在宅までの切れ目のないリハビリテーションと地域支援事業で患者の生涯を支えることをめざす

Qリハビリテーションとは何ですか? 改めて教えてください。

A

リハビリテーションは早期介入が重要だという

リハビリテーションという言葉には本来、単に体を動かしたり、何かの訓練をしたりするというだけではなく、何かしらの障害を負った人が、人間らしく生きる権利や自分らしく生きることを回復するという意味があります。その一環として行われる医療や介護の現場でのリハビリテーションでは、医師に加え理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などの専門職が連携しながら、身体機能の回復や維持、強化を目的に行われます。

Qリハビリテーションはいつからいつまで行いますか?

A

広々と開放感のあるリハビリテーション室

リハビリテーションは大きく急性期、回復期、生活期、維持期の4つに分けられます。急性期リハビリテーションは、脳血管疾患や骨折、頭部外傷、腰部脊柱管狭窄症、脊髄損傷などが起こった直後や手術前、手術後の早い段階から廃用症候群の予防や基本的な身体機能の回復を目的に行われます。そしてある程度体が動かせるようになったら、日常生活をできるだけ自分で送れるようにするため、実践的な回復期リハビリテーションを行います。退院後は、外来や訪問診療での生活期リハビリテーション、長期の介護や医療のケアを必要とする方には、維持期リハビリテーションを行います。このように、リハビリテーションは生涯にわたって行う場合があります。

Q具体的には、どのようなリハビリテーションをするのですか?

A

スタッフ間で密な連携を取りながら在宅復帰を支援している

リハビリテーションに関する専門職には、理学療法士と作業療法士、言語聴覚士がいます。理学療法士は、立ち上がる、起き上がる、歩く、寝返るなど基本となる動作のリハビリテーションを、運動や温熱、電気、水、光などの物理的手段を用いて行います。作業療法士は、食事をする、顔を洗う、料理をする、字を書くなど生活する上で必要な動作のリハビリテーションを行います。言語聴覚士は、病気や障害などにより、話すことや聞くこと、食べること、飲み込むことが難しいなどのコミュニケーションや脳機能、嚥下機能などの障害に対し、ベッドサイドから個室、机上での訓練から物品を使用した応用的な訓練まで幅広いリハビリテーションを行います。

Q退院後のリハビリテーションについても教えてください。

A

訪問診療や外来など、個人に合ったリハビリテーションを提供

一般的に生活期リハビリテーションと呼ばれますが、回復期を経て症状や障害の状態が安定し退院した後に在宅で生活している患者さんに対し、回復期リハビリテーション後の状態維持や生活の質(QOL)の向上などを目的に、訪問診療や外来でのリハビリテーションを行います。訪問リハビリテーションは、週1〜2回程度専門のスタッフが自宅に訪問して行います。外来でのリハビリテーションは、週に数回など通院していただきながら行います。また、日常生活全般の機能を維持するために介護保険で行われるものに、通所リハビリテーション(デイケア)、通所介護(デイサービス)で行われるリハビリなどがあります。

Qこちらのリハビリテーションの特徴を教えてください。

A

チーム一丸となって患者をサポート

当院では、理学療法士と作業療法士、言語聴覚士を合わせた約70人に加え、全体で500平米のリハビリテーション室という充実した環境で、急性期から回復期、維持期、生活期までシームレスな「患者さんの生涯を支えるリハビリテーション」の提供をめざしています。できるだけ同じスタッフが一人の患者さんを継続して担当することで、よりこまやかなリハビリテーションを提供できるようにしているほか、手足の重さを軽減することで運動を行いやすくするレッドコードを用いたり、日常生活動作の訓練を行う和室を用意したりするなど、リハビリテーションの効果を最大限に引き出せるように環境を整備しています。

患者さんへのメッセージ

南本 浩之 部長

1988年東京衛生学園専門学校卒業。千葉県内や埼玉県内の病院勤務などを経て2002年より現職。理学療法士。埼玉県理学療法士会会長、春日部市地域包括ケアシステム推進センター副センター長など。

当院は、地域密着型の病院として入院や外来でのリハビリテーションから、訪問や通所によるリハビリテーションまで、「患者さんの生涯を支えるリハビリテーション」を提供することをめざしています。リハビリテーションでは、結果を見ながら、常にそれが適正なのかを判断しながら、次の治療につなげられるよう心がけています。また、地域支援事業にも力を入れており、患者さんが家に帰ることだけではなく、その後も生きがいを持って生活できるような環境の整備にも努めています。春日部市の地域包括ケアシステムの中核を担うことができる病院づくりをめざしていますので、リハビリテーションのことで何かありましたら、気軽に相談してください。

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