病院長メッセージ(医療法人社団聖仁会 白井聖仁会病院) | 病院・総合病院・大学病院を探すならホスピタルズ・ファイル

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医療法人社団聖仁会白井聖仁会病院

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布施 秀樹病院長
Hideki Fuse

プロフィール1976年千葉大学医学部卒業。1993年オランダのエラスムス大学へ留学。1996年富山医科薬科大学医学部教授、富山大学大学院医学薬学研究部教授、富山大学附属病院副院長、透析部長、集学的がん診療センター長などを歴任。富山大学名誉教授。2015 年白井聖仁会病院副院長、2018年から病院長。専門は泌尿器科、人工透析。日本泌尿器科学会泌尿器科専門医、日本生殖医学会生殖医療専門医。

専門的な診療と医療連携で地域に貢献

白井市役所のすくそばに立つ「医療法人社団聖仁会 白井聖仁会病院」。2016年に、以前の場所より白井駅の近くに移転し、規模も拡大して地域医療をリスタートした。2018年から病院長として同病院を率いているのが布施秀樹院長。布施先生は泌尿器科や腎臓疾患、人工透析が専門。人工透析施設を充実させ、白井市内の透析の中心的な役割を担っているのだそう。透析は、通院頻度や一度に要する時間など、患者の心身の負担が大きい。「いろいろな制限がある中で、食事がきちんと取れているか、適度な運動ができているかなど生活面をきちんとチェックすることに加えて、心のケアもとても重要です」と話す布施先生は、前立腺がん撲滅推進委員会の委員も務めており、同院でも前立腺がん検診などに対応している。そして、前立腺疾患や過活動膀胱など、高齢者に多い排尿障害やメンズヘルスにも取り組んでいる。また、2017年7月には緩和ケア病棟も新設するなど、さまざまな取り組みを行っている同院に強みや特徴などについて布施先生に話を聞いた。
(取材日2019年1月30日)

こちらの病院は新築移転されたとお伺いしました。
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そうですね。もともとは1980年に白井駅南口近くに開設され、地域の中核病院としての役割を果たしてきました。ですが、建物の老朽化が進んだこともあり、地域と時代のニーズに対応できるよう、2016年12月に白井市役所のそばのこの地に新築移転しました。隣接する特別養護老人ホーム「さつきの里」とは渡り廊下でつなげて一体化し、何かあればすぐ病院で対応できるようにしたのも狙いの一つです。総床面積は以前より2.5倍と広くなっています。免震構造を採用し、大型自家発電装置や受水槽なども設置して、災害時、ライフラインが止まったとしても72時間は診療可能になるよう体制を整えています。特に当院では人工透析に力を入れているため、水道水と電気の確保は非常に重要となります。非常時でも安心して透析が行えるような体制であることが重要だと考えています。

人工透析への取り組みも大きな特徴の一つといえますね。
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当院では1998年から透析医療に取り組んでおります。最大45ベッドが稼動可能で、現在120~130人の治療を行っています。体調によって通院が難しくなった患者さんのための入院用ベッド8床に加えて、感染症や重症の方を治療する3つの個室には、病原菌が広まるのを防止するための陰圧空調システムを備えています。オンラインHDFや間欠補充型HDFなどの透析設備も整え、シャント造設やPTAも行えるようになっています。また、地域の医療機関との連携も重要ですので、年2回のセミナーを開催し、顔の見える関係を築いています。透析の患者さんは、循環器や運動器などに合併症が起きることも多いですが、発症した場合は該当診療科ですぐに対応できる点も当院ならではです。もちろん、慢性の腎臓疾患の患者さんが、症状が進行して透析治療が必要にならないよう、腎臓内科では栄養や運動の管理指導を徹底するとともに、教育入院なども行っています。

緩和ケア病棟を開設した背景を教えてください。
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実は白井市内にはこれまで緩和ケアを行う医療機関がありませんでした。印旛医療圏でも聖隷佐倉市民病院などがありますが地域的に終末期医療が手薄でした。そこで求められている患者さんのためにも緩和ケア病棟を20床新たに設置しました。廊下には音楽を流し、落ち着いた雰囲気にし、専門の医師2人と看護師が、疼痛管理をはじめ、心のケアまで手厚く看護しています。患者さんが自宅に戻られることもありますので、運動機能が維持できるよう、リハビリテーションも行っています。また在宅療養している方の場合、ご家族が休養を取れるように、一時的に入院していただくレスパイト入院もしています。近隣の大病院でがんの治療を受けた方がこちらの緩和病棟に移られた後、どのような経過となっているのか、治療を担当したドクターたちと一緒にカンファレンスを行い、情報共有してがん治療や緩和ケア医療の向上も図っています。

地域住民に総合的に対応できる診療体制を整えているそうですね。
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地域の方々のかかりつけ病院として、また地域の医療機関とも連携し、住民の皆さまに貢献できるよう、内科(循環器内科、呼吸器内科、神経内科、糖尿病内科)、外科、整形外科、小児科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科など20あまりの診療科で総合的に対応しています。高齢の患者さんの多い整形外科では脊椎疾患、大腿骨骨折、人工関節置換術などほとんどの整形疾患の治療をしています。また、リハビリテーションでは、新しい物理療法機器や海外で開発されたリハビリの設備も導入し、質の向上にも努めています。消化器疾患については、内視鏡部門を設置して消化器外科を中心に内視鏡検査を行い、治療が必要な場合は内視鏡治療を行っています。乳腺外科では乳がんの早期発見・治療に力を入れており、診断から外来化学療法までトータルな診療をめざしています。院内では、すずらんの会という乳がん患者の会による相談会や情報交換会なども行っています。

地域連携も含めて今後の展望についてお話しください。
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当院では、救急指定病院として救急医療に関わってきましたが、2019年度からはより一層、地域の二次救急に積極的に取り組んでいこうと思います。ただすべてを当院で完結させることをめざすのではなく、近隣の医療機関と連携を密にとり、この地域で医療を支えていきたいと考えています。また、当院には特別養護老人ホームが併設されており、訪問看護、訪問診療も行っていますので、急性期から療養期、介護、在宅医療まで包括的な医療体制となっています。来年度からは在宅医療後方支援病院となる予定ですので、今後はより広く地域全体としての包括ケアシステムの一翼を担っていければと思います。ほかにも、脳ドックや健康診断などにも力を入れ、地域の方々の健康維持、病気の早期発見に努めていきたいと考えています。市民公開講座も開催し広く市民に発信していくことも、地域に密着した病院の役割と思っています。

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