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医療法人社団創造会平和台病院

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土井 紀弘理事長
Norihiro Doi

プロフィール広島県出身。1978年、鳥取大学医学部卒。京都大学医学部附属病院の医局に入局し、初めは麻酔科を、後には内科を専門とする。その後、平和台病院でも内科のみならず、救急医療では必須である麻酔科でも活躍することになった。1986年、平和台病院を開設する。

救急から介護まで、地域のニーズに応える

新木駅から徒歩15分。土井紀弘院長の率いる「平和台病院」は、224床を擁する地域密着型の病院。日本国内でも注目されるほどの速度で高齢化が進み、かつ人口が減っている地域の現実に合わせて、患者の要望に沿った診療や広い意味でのケアを提供し続けている。内科、整形外科、外科という基本的な診療科目に加え、近年では透析専門の施設を設立した状況に伴った泌尿器科や、地域柄、ニーズの多い認知症の診療に対して有効的なメンタルヘルス科にも医師が加わり、より多角的な診療を行えるようになった。周囲の高機能型の大規模病院と連携を取ると共に、地域の診療所との連携も円滑になるよう努めている。多くの患者にとって関係がある介護との連携にも意欲的だ。メディカルプラザ構想を打ち出し、病院のみならず、2つの介護老人保健施設、訪問看護、デイケア、デイサービス、グループホーム、小規模多機能型居住介護など、多様な機能を提供できるようになっているのは、同院ならではの包括的な医療・介護の実践と言えるだろう。標語は、「救急から介護まで」。18人の医師以下700人のスタッフが総出になって地域医療を支えている。(取材日2017年6月15日)

こちらの病院の強みである診療内容を、お聞かせいただけますか?
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都市部での病院に比べると「強み」という言葉で想像されるものとは違うかもしれませんが、24時間、着実に地域の皆さまを受入れ続けることが「当院らしさ」であると思います。開院して31年間になりますが、この地において当院設立の前には24時間いつでも患者を迎えられる病院がほとんどなかったのです。医療が必要な際に急に駆け込める場所が少ない状況は、現在でも続いています。224床と少なめな規模に見えますが、開院当初の130床に比べれば、かなり地域の要望に応えられるようになってきました。開院時は私も含めてドクターは5名。現在は18名ほど。もちろん、もっと医師やスタッフがいてほしいと思うほど忙しい中ではありますが、少しずつ診療内容の厚みを増してきました。内科、整形外科、外科の他に、最近では、透析専門の施設を造ったことを機にした泌尿器科、認知症診療のためのメンタルヘルス科も新設しています。

地域における医療連携は、どのように展開しておられますか?
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当院を開院した時期の前後に、周囲に高度機能を有する病院が設立されました。こうした東京慈恵会医科大学附属柏病院や日本医科大学千葉北総病院の両病院とは連携を取らせていただいております。同じくJAとりで総合医療センターとも連携させていただいておりますし、松戸の新東京病院からは循環器内科の先生に週2回、柏の国立がん研究センター東病院の先生にも、週1回診察などで来ていただいています。また、地域の診療所とは密に連絡を取り続けてきました。特に脳卒中の連携には力を入れてきましたね。さまざまな医療機関との関わりを考える中で、患者様の希望にさらに応えるために当院が進めてきたのが介護との連携です。開院した場所から2キロほど離れた現在の拠点に移動してきたのが2000年。救急を重視してきたそれまでの方針に加え、病院の隣に介護老人保健施設を設立しました。地域に高齢者が多い状況にあわせて対応した結果です。

予防医療や在宅医療に積極的な点も長所ですね。
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当院の敷地内にある予防医療専門の施設もこの地域には必要です。また、在宅医療部門を通じて、現在100名以上の訪問診療を行っています。訪問看護やリハビリのために必要なスタッフ、薬剤師といった人材も含めて在宅訪問しているこの分野は今後さらに力を入れていくことになるだろうと思われます。今でも年間に1300~1400件の救急患者を受け入れ、日曜や夜間の外来診療を実施するなど地域のために24時間対応し続けています。今後さらに高齢化が進めば来院そのものが難しい患者様への診療やケアも求められてくることでしょう。より介護に近い医療や介護サービス自体の質の高さが求めらるのではないでしょうか。地域の介護においてキーパーソンとなるケアマネージャー(介護支援専門員)とのつながりをさらに強めたいと考えております。

この地域における患者の特徴は、どのような点と思われますか?
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やはり国内でも注目されるほど高齢者がすごい勢いで増えている地域ということですね。だからこそ、医療と介護の境目にこだわらないケアの質の向上が求められていると思います。当院や介護施設も含めた私たち医療法人創造会グループでは、「サービスの質の向上を」という目標をかかげ診療や介護に向き合っています。医療・介護が一丸となって包括的なケアサービスに取り組めるよう組織を拡充してきました。ある程度まで部門や規模が展開してきましたので、次は質の向上をめざす。これが患者様の大部分を占める高齢者の皆様のより健康的な生活につながると思うのです。診療や介護の質を高めるためには、質の高い専門職を増やさなければなりません。その点で、私ども医療法人創造会では例えば介護福祉士の実務者研修校を2年前に設立するなど、人材育成にも力を入れています。

最後に、今後の展望をお聞かせいただけますか。
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医療と介護の連携をより深め、強めるという目標があります。当院を中心にして介護や予防医療にまで広がる包括的なケアを「メディカルプラザ構想」と言っているのですが、そこにさらに突き進んでいけたら、と考えています。具体的に言えば、すでにある介護老人保健施設は、もちろん必要とされおりとても大事なのですが、終の棲家のようには用いることができませんよね。しかし、高齢化がさらに進めば、どうしてもそこのところのニーズを汲んだサービスつき高齢者住宅も必要になるはずです。そうした要望に応えられる形にしていきたいですね。また、メンタルヘルス科や泌尿器科ができたことで、それらの医師から介護職員への正確な知識の伝達というのも進んでいくだろうという展望もあります。特に認知症にまつわるレクチャーは患者さまに直に役に立つでしょうから、今後、医師による助言を通して介護スタッフの動きもさらに良くなっていくはずです。

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