社会医療法人社団蛍水会

名戸ヶ谷病院

診療科・部門紹介

総合的な内科診療に取り組み、さまざまな疾患に対応。困ったときの窓口の役割を果たす

内科では疾患ごとに細分化せずに、さまざまな疾患に対応しているのが特徴だ。3人の医師が常勤し、一人ひとりの患者を総合的に診療する（2024年2月現在）。肺炎や感染症など内科に多い疾患をはじめとして、糖尿病、高血圧、高脂血症などの生活習慣病の治療で、地域に根差した医療を提供する同院。月に1回開催される患者に向けた糖尿病の勉強会では、毎月40～50人が集まるなど啓発活動にも貢献している。疾患への理解を深めることで、患者が治療に積極的に取り組めるようになるなど効果につながっている。入院治療にも対応可能で、通院が困難になった患者へは訪問診療を行うなど、つなぎ目のない診療体制に強みがある。

疾患への理解と意識を、患者に啓発

自然を感じられ、広々とした清潔感のある待合室

スタッフ紹介

スタッフ

高野 清豪理事長

千葉県旭市出身。千葉県立匝瑳高校卒業。東京大学医学部卒業後、同大学医学部附属病院で内科研修を修了した後、同大学医学部附属病院や虎の門病院で腎臓・リウマチ膠原病診療を行い、名戸ヶ谷病院に入職、現在に至る。

吉野 昭信副院長／内科部長

1994年浜松医科大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院での研修の後、JR東京総合病院、横浜労災病院の循環器内科で研鑽を積み、1999年から名戸ヶ谷病院の内科に勤務。

メッセージ

私が診療で大切にしているのは、患者さんの理解を深めて治療への意識を高めることです。例えば生活習慣病は薬だけではコントロールができません。日々の食事や運動など、生活習慣の改善が欠かせないため、患者さんご自身がきちんと疾患について理解し、自分の意志で取り組んでいただく必要があります。ただ「あれもダメ、これもダメ」と言うのではなく、正しい知識を身につけていただくために、当院では患者さん向けの勉強会を開催しています。病態を説明するときには、通信簿のような5段階評価でわかりやすく表し、年配の方には「甲乙丙」で言うなど伝え方を変えて、楽しみながら「頑張ろう」と思っていただく工夫をしています。