松戸市立総合医療センター

診療科・部門紹介

一人ひとりの「最善」をめざす肺がん治療。診断から治療まで、あらゆる病態に一気通貫で対応

縦隔腫瘍、気胸などの良性疾患から、肺がんや転移性肺腫瘍をはじめとした悪性疾患まで、肺・縦隔・胸壁の多様な疾患に適切な外科治療を提供する呼吸器外科。2022年8月に赴任した星野英久呼吸器外科部長は、千葉大学医学部附属病院、東京女子医科大学八千代医療センターなどの呼吸器外科で研鑽を積んだ肺がん治療のスペシャリスト。星野先生の加入により、肺がんも診断から治療まで一気通貫で行える体制が整った。CTで見つかったすりガラス状結節も、肺がんが強く疑われる場合は積極的に手術を行う。薬物療法の知識も豊富で、患者の希望と生活の質の維持を第一に考え、個別最適をめざして治療の組み合わせを提案することが可能だ。

多様な疾患に対し、個々の状態に合わせて最善の治療をめざす

スタッフ紹介

責任者

星野 英久呼吸器外科部長

2003年千葉大学大学院医学研究院胸部外科学修了。千葉大学医学部附属病院呼吸器外科、さいたま赤十字病院呼吸器外科、成田赤十字病院呼吸器外科で研鑽を積む。千葉大学医学部附属病院・成田赤十字病院肺がん治療センター特任准教授、東京女子医科大学八千代医療センター呼吸器外科准教授を歴任した後、2022年8月より現職。専門分野は呼吸器外科一般。日本外科学会外科専門医、日本呼吸器外科学会呼吸器外科専門医。

メッセージ

肺がん治療は大きく進歩し、個別化医療が進んでいます。特に薬物療法の進歩は著しく、がんの遺伝子検査をもとに個々の患者さんに合ったお薬を選択することができるようになりました。外科治療でも、早期肺がんに対する区域切除などを積極的に行い、肺機能を温存してQOLを高めることをめざす手術が多く行われています。当院では、患者さんのニーズにしっかりと耳を傾け、「患者さんにとって最善は何か」を常に考えながら診療にあたります。肺がんをはじめとした胸部の症状は、安心して当科にお任せください。