院長メッセージ(医療法人社団有相会 最成病院) | 病院・総合病院・大学病院を探すならホスピタルズ・ファイル

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医療法人社団有相会最成病院

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鈴木 孝雄院長
Takao Suzuki

プロフィール千葉大学を卒業後、同大学の第2外科に入局。消化器、一般外科を専門に研鑽を積み、アメリカ国立がん研究所に2年間留学。2000年に千葉大学第2外科助教授に就任。2002年から同院の院長を務める。医師をめざしたきっかけは中学時代に近くで開業していた消化器外科医の存在で、「骨折から胃の手術まで、あらゆる疾患に対応できる姿に憧れた」。現在も診療に携わり、週に3、4回は外科手術を担当している。

地域の高齢者医療を支える温かみのある病院

自然豊かな千葉市花見川地区にある「最成病院」。病院の窓からは四季折々で移り変わる美しい景観を望むことができる。緑に囲まれた静かな場所で、落ち着いた療養環境があるのが特徴だ。院内もどこかゆったりとした雰囲気が漂い、その中で明るく生き生きと働くスタッフたちの姿が印象的。人口約18万人の花見川地区の医療圏を支える病院として、急性期から慢性期まで対応する同院は、地域住民にとっての「最後の砦」でもある。千葉県で早くから地域包括ケア病棟を開設するなど、高齢化に向けた対策にも取り組んでいるほか、介護や在宅医療についての相談窓口を開設し、医療と介護のネットワークの中心的な役割も果たしている。院長の鈴木孝雄先生が病院運営で大切にするのは「助け合いの気持ち」。職員同士が助け合いながら、患者に温かな医療を提供することをめざしている。(取材日2018年2月22日)

まず病院の成り立ちを教えてください。
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この病院が開設されたのは1986年。2年前に30周年を迎えました。整形外科医だった故・數井英雄先生が開設し、はじめは139床からのスタートでした。地域のニーズを反映させながら増床を重ね、現在は232床の病床を有しています。病院ができたばかりの頃、近くの花見川団地には、30代、40代の子育て世代を中心に多くのご家族が住んでいました。約7000戸ある団地の中には小学校が5つあったほどです。時代の流れとともにこの地域も少子高齢化が進み、今では高齢化率が50%近くあります。全国に先駆けて高齢化が進んでいると言えるのではないでしょうか。千葉市は東部エリアに病院が集中しており、花見川区には公立病院がみられません。交通手段のないご高齢者にとって、病気で遠くの病院に通うことは大変ですよね。地域に密着した病院として、そうした地域の方たちの安心・安全を支えたいというのが当院の理念なのです。

地域の中ではどのような役割を果たされているのでしょうか?
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急性期から慢性期に対応する病院として、地域の中の「安心の砦」のような役割を担っています。病院の機能分化が進む中で、当院の規模で急性期に対応する病院は珍しいかもしれません。しかし、多くの高齢者が暮らす花見川団地や、地域住民の皆さんの安心のためには、救急患者への対応は欠かせません。千葉市の救急医療体制のもと、夜間は輪番で外科系、整形外科系の救急患者を受け入れています。また、2011年には地域包括ケア病棟の認定を受けました。在宅復帰を支援しながら、急変があった場合の受け皿となれるように機能面の充実を図っています。病院間の連携も緊密で、八千代医療センターや千葉脳神経外科で急性期治療を終えた患者さんを受け入れ、回復期や療養期の治療を担っているほか、より専門的な治療が必要な患者さんは高度医療を担う病院へとつないでいます。

診療の特徴を教えてください。
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柱となるのは外科・内科・整形外科です。外科は千葉大学との連携が強く、千葉大学の先生にこちらに来ていただいて手術に対応していただくこともあります。病棟では消化器内科の医師と一緒に患者さんを診ることも多く、診療科の垣根を越えて非常によくコミュニケーションがとれているのが特徴です。内科は糖尿病治療に力を入れており、年に数回、糖尿病教室を開催しているほか、糖尿病患者の会である「花友会」でウォーキングイベントを行うなど、地域をあげた取り組みにも積極的。循環器や呼吸器を専門とする医師が常勤し、肺炎や心不全といった高齢者に多い疾患にも対応しています。また、創設者である數井先生が順天堂大学の整形外科医だったこともあり、整形外科では対応できる手術も多くあります。スポーツ障害の治療にも注力しており、国内のアスリートの方たちを治療しています。治療に欠かせないリハビリは、30名以上の専門スタッフが対応しています。

病院運営ではどのようなことを大切にされていますか?
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人の「和」ですね。患者さんを大事にすることはもちろんですが、そのためには職員がお互いに協力し合っていくのが大切ですよね。職員が和気あいあいと働いていなければ、患者さんに優しく接することはできません。私が院長になって15年以上になりますが、その間ずっと職員全体が集まれる場をして新年会を開いているんです。部門ごとの研究発表と特別講演、そして懇親会。懇親会では歌ったり踊ったり……、もちろん私もかり出されます(笑)。職員に一番持っていてほしいのは「寛容な心」。誰かがミスをしたときにはそれを責めるのではなく、助けてあげることですよね。必ずしも効率よく働ける人だけが病院に必要なわけではなく、仕事は遅くても患者さんの話をよく聞いてあげる人など、職員がそれぞれの能力を発揮しながらお互いを認め合っていけたらと思います。

最後に今後の展望をお聞かせください。
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医療情勢が変化する中で、病院がずっとあり続けることが決して当たり前ではない時代になってきています。2025年には団塊の世代が後期高齢者になりますが、少なくともそうした変化に対応していけるように準備をしていきたいと思っています。この地域で年をとって最期を迎えたいという、花見川地区の住民の皆さんたちのニーズに応えていくために、病院があり続けることが求められているのです。今後は、在宅医療へのサポートもより重要になってくるでしょう。当院では、千葉市から業務委託を受けて「千葉市あんしんケアセンターにれの木台」を開設しました。介護分野での身近な相談窓口としてもお役に立てればと思っています。季節ごとに梅や桜、秋には紅葉と、豊かな自然に囲まれた療養環境で、温かい医療を提供し続けていくことをめざしています。

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