院長メッセージ(特定医療法人グループ・プラクティス研究会 藤沢御所見病院) | 病院・総合病院・大学病院を探すならホスピタルズ・ファイル

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特定医療法人グループ・プラクティス研究会藤沢御所見病院

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山中 昇院長

プロフィール1976年に札幌医科大学を卒業後、同大学大学院で医学博士号を取得。同大学耳鼻咽喉科学講座で助手、講師、助教授を務める。カナダのアルバータ大学で外科手術の研修を積んだほか、米国ニューヨーク州立大学医学部バッファロー小児病院では小児中耳炎の研究に従事。1993年に和歌山県立医科大学教授に就任し、同大学附属病院副院長などを務める。2016年6月から現職。

耳・鼻・喉の機能支えて日々を豊かに

桓武天皇を祖先とする桓武平氏ゆかりの地である神奈川県藤沢市の御所見地区。最寄りの湘南台駅から車で20分ほどの緑豊かな地に建つのが「藤沢御所見病院」だ。6診療科の外来を設ける「御所見総合クリニック」とともに、特定医療法人「グループ・プラクティス研究会」の中核として地域密着型の医療を提供する同院には今年6月、耳鼻咽喉科と頭頸部外科のエキスパートである山中昇院長が就任。超高齢社会を見据えた特色ある病院づくりを進めている。「治し、支える医療」の実現をめざす山中院長に、構想と具体的な取り組みを聞いた。
(取材日2016年10月20日)

「治す医療」を「治し・支える医療」へ変えたいそうですね。
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はい。日々の生活を豊かに楽しんでいただくための医療を提供したいと考えています。私の専門である耳鼻咽喉科を例に挙げると、「きちんと聞こえて会話が楽しめる」「しっかり飲み込めるので食事を楽しめる」「花の香りで季節を感じる」といったことが、生活の質に深くかかわっています。食べ物を飲み込む際に気管に入って起こる誤嚥性肺炎は高齢の方に多い病気の1つですが、肺炎を治し、より安全な流動食や点滴に切り替えるのが従来型の「治す医療」。しかし、QOLの面から本当に実現すべきなのは、治療後もなるべく通常の食事を続けながら肺炎を繰り返さないことです。そのために嚥下の訓練を継続的にサポートするといった取り組みが、当院のめざす「治し・支える医療」です。さらに最近ではニオイの低下による認知症の早期発見、難聴と認知症との密接な関連などが海外で報告されており、認知症に対して感覚器からアプローチしていきたいと思っています。

「めまい ふらつき検査室」など、施設名が分かりやすいですね。
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めまいやふらつきは中耳炎や蓄膿症などと違って症状から受診する診療科がわかりづらいと思います。そのため多くの診療科を渡り歩いたりして、正しい診断を得るまで時間がかかるケースも少なくありません。施設の名前に具体的な症状を入れておけば受診する診療科がすぐわかりますし、すでに別の病気で通院している方もこれらの症状を相談しやすくなると考えました。実際の治療は耳石置換法や運動訓練療法が主体で、すでに多数のめまい・ふらつきの患者さんを治療し大変良好な成績を得ています。当院独自の運動療法プロトコールにより理学療法士が指導しており、またリハ病棟もあるので、長期のめまい・ふらつきで悩まれている患者さんに入院していただき運動リハビリ治療を行っております。このようなめまい・ふらつきの入院運動療法は全国的にも極めて少なく、めまい・ふらつき専門治療病院としての機能も強化していきたいと思っています。

1976年の開院から40周年。伝統的な強みは何ですか。
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内科系を中心とした急性期治療および療養型病院としての歴史が長く、リハビリのほか高血圧や糖尿病の治療、人工透析などの実績が豊富です。嚥下診療のエキスパートである耳鼻科の医師と肺炎治療の専門である内科の医師との密接な連携により、高齢患者の死因として非常に高い割合を占めている誤嚥性肺炎に対する「治し、支える医療」に取り組んでいます。現在の病床は154床。藤沢市内7病院との共同による輪番制で休日・夜間の二次救急を担当しているほか、病院の近隣には外来を担当するクリニックや系列の訪問看護ステーション、デイケアセンターなどが集積していて、緊密に連携を取っています。すでに持っている得意分野を伸ばしながら「支える医療」を強化し、1人でも多くの方が当院を選んで来ていただくようにしたいと考えています。

地域の医療機関との連携について教えてください。
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療養型病院として近隣の急性期病院との強い連携があります。耳鼻科では私を含め2名の医師が診療を担当しており、アレルギー舌下免疫治療、補聴器専門の外来、睡眠時無呼吸の外来、甲状腺の外来など専門的な診療を行っています。さらに私が日本の診療ガイドラインの作成委員であったことから、難治性中耳炎や副鼻腔炎の診療も得意としています。また慢性中耳炎などによる難聴に対しては日帰り耳手術、嗄声には日帰り声帯手術なども行っています。手術した当日に帰宅できるため、全身麻酔による手術に比べて時間と費用を節約できると喜ばれています。こうした日帰り手術を始めとした専門診療病院は県内でも少ないので、今後はそういった領域でも開業医の先生方からの紹介先として認知度を高めていきたいと思っています。また病診連携では嚥下障害の診断および訓練のノウハウを生かし、在宅往診を行う先生方とのパートナーシップを強化していくつもりです。

より地域に根ざすため、さまざまな企画も進めているそうですね。
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先日、近隣のお年寄りを対象にした「ごしょみ健康教室」を開き、よい声を保つ秘けつや嚥下のポイントについてお話をさせていただきました。「よい声・よい飲み込み体操」というものも考案しており、「めまい元気体操」とあわせて、地域で広めていきたいと考えています。秋には「御所見健康フェスタ」を開催し、無料で血圧、糖尿病検査、体力測定、音楽コンサートなどさまざまなイベントを企画して近隣の方々に喜んでいただいています。さらにわかりやすい医学公開講座や小中学校での医学出前授業も企画しています。地域に根差した病院として愛されるとともに、専門医療によって「治し、支える病院」として広く認知していただき、病診連携の中核となることをめざしていきたいと思っています。

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