公益社団法人地域医療振興協会選定療養費あり

横須賀市立うわまち病院

診療科・部門紹介

多様な泌尿器疾患に、内科・外科の両面から治療を実施。前立腺がんには手術支援ロボットも活用

泌尿器科では、腎臓、副腎、尿管、膀胱、前立腺、尿道など、泌尿器全般の疾患に対する診断・治療を行っている。前立腺肥大症に対する薬物療法の結果が不十分な場合、レーザーによる手術に移行することも可能だ。腎・尿管結石で自然排石が見込めない場合は、尿管鏡やレーザーを駆使してできるだけ体への負担を抑えている。各臓器のがん治療にも力を入れており、前立腺がんに対しては手術支援ロボットも活用。これにより、これまで外科手術が難しいとされてきたケースにも対応が可能になった。今後はがんの化学療法を中心に、がん免疫療法を柱とした治療に取り組んでいく予定だ。

緻密な操作を可能にするロボット支援手術を導入

スタッフ紹介

責任者

黄 英茂泌尿器科部長

1995年北里大学医学部卒業後、同大学医学部泌尿器科学教室に入局。2000年から米国メモリアルスローンケタリングがんセンターに留学。帰国後は東京医科大学泌尿器科学教室助手、東大和病院泌尿器科医長を経て、2009年から現職。日本泌尿器科学会泌尿器科専門医。

メッセージ

患者さんとご家族が病状について深く理解し、納得した上で治療に移っていただくインフォームド・コンセントを重視し、わかりやすくかみ砕いた説明ができるよう努めています。泌尿器疾患に罹患しても地域で安心して暮らせるよう支えてまいりますので、気になることがあればまずはかかりつけの先生にご相談の上、当科を受診してください。