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社会福祉法人浴光会 国分寺病院

(東京都 国分寺市)

高木 智匡 理事長

最終更新日:2020/11/25

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全世代の医療・介護・福祉を幅広くサポート

1937年、当時猛威を振るっていた結核患者のために設立された「国分寺病院」。1952年に社会福祉法人となり、時代とともに変遷を遂げ、地域の医療・介護・福祉を支えてきた。現在は、内科・循環器内科・胃腸内科・神経内科・放射線科・リハビリテーション科を標榜。予防にも力を入れており、年間多くの健診事業を行う。回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病棟計158床を有し、亜急性期、回復期、在宅まで切れ目のない医療を実践している。2015年には東京都の認知症疾患医療センターに指定され認知症サポート医をはじめ、多職種が認知症に関することを総合的にサポート。特別養護老人ホームから保育所まで、どの世代ともかかわりの深い同院の地域における役割や病院としての取り組みについて、高木智匡理事長に聞いた。(取材日2019年12月17日)

認知症疾患医療センターの役割について教えてください。

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地域連携型の認知症疾患医療センターは、東京都の事業として区市町村に1ヵ所設置されています。認知症の方が増え国民病のようになってきている中、地域の皆さんにとっては、遠くの専門の病院に行かなくても、住みなれた町にある病院の認知症疾患医療センターに相談できるというのが大きなメリットです。当法人は、医療から介護、福祉といったあらゆるサービスに取り組んでおり、幅広い選択ができるというのも強みですね。当センターを中心に体操教室、認知症や健康について相談できる場など地域の皆さんが気軽に利用できるものもたくさんご用意しています。

地域での医療福祉活動ではどのような取り組みをされていますか?

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往診での嚥下内視鏡です。歯科衛生士や言語聴覚士と一緒に、個人宅や各施設を訪問しています。高齢者医療以外の取り組みでは、病児・病後児保育と院内保育を行う「おひさま保育室」を新たに開設。また、防災訓練は自治会や町内会とともに行い、昨年は大人から子どもまで50〜60人ほどに参加いただきました。地域ボランティアの方々にはけが人役・けが人の誘導役として積極的に非常時の対応にあたっていただき、災害時にけがにより家に戻れない場合を想定した訓練では、けがの処置後、子ども連れのご家族を保育園へ、一般・高齢の方を近隣の法人施設のあじさい苑へとスムーズに案内したことで、国立病院機構災害医療センターや都立多摩総合医療センターからも「恋ヶ窪地域はすごいですね」と言っていただきました。当院は社会福祉法人ですのでメインに考えるのは住み良い地域づくり。どの世代とも関わりを持つことで、病院として地域づくりに参加しています。

患者はどのような人が多いですか?

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入院患者さまについては、療養病棟を入院中にしっかり治療を行う地域包括ケア病棟に転換したことで、自宅や施設に帰ることのできる方が増えました。外来の患者さまについては、高齢者向け施設を併設しているため年齢層は60〜70代の方が中心です。しかし高齢者に特化しているわけではなく、子どもやそのご両親の世代の方も診察します。おじいちゃん、おばあちゃんから子どもまで診る、いわゆるホームドクターというスタンスです。この地域は東京都下でもまだまだ畑が多く、長く住んでいる方も多くいます。ここも最初は借地で、当時の地主さんは結核患者向けの病院設立にあたって周囲から反対を受けたにもかかわらず土地を貸してくださり、継続して土地を貸してくれていた2代目の地主さんが当院で亡くなられた後、3代目の地主さんが最終的に譲ってくださったという経緯があります。このような土地柄なのでこの病院で生まれて年を重ねている人もいますね。

理事長として、医師として大切にしていることはありますか?

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地域にこちらから出向いていく仕事も多く、病棟勤務と並行してというのは大変だと思うので、ドクターの負担が少しでも減るように、緊急の対応や予防接種などでは、できるだけ私が動くようにしています。医師としては、法人内にさまざまな施設を併設しており、その分選択肢もあるので、高齢の利用者さまにもわかりやすい説明を心がけています。他にも地域に密着したサービスを提供することや職員の幸福を図ること……などいろいろと考えてはいますが、患者さまに対しては、とにかくできるだけ元気に長生きしていただけるように、健診や保健指導、運動や食事、エイジングケアの話だけでなく、通院が楽しみになるようにストレッチ教室も行うなど、患者さまの運動機能回復や維持に力を注いでいます。

今後の取り組みと地域の方へのメッセージをお願いします。

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今、当院では、外国人のスタッフを受け入れる準備を進めています。今年度はモンゴルから技能実習生を8人、8 月以降にインドネシアの看護学校卒業生を12人スタッフとして迎え入れる予定です。特に、インドネシアからの人は、将来的には日本の看護師国家試験を受け、日本で働きたいという希望を持っているので、介護や看護に関する日本の技術をしっかりと習得してほしいと思っています。当法人には特別養護老人ホームも4つありますから、日本人のみならず日本で働きたい外国人にも職場を提供していきたいですね。全国でもまだ新しい取り組みだと思いますので、モデルケースになっていければと考えています。また、地域の方が気軽に集える趣味の講座を企画しています。茶道や楽器など職員が自分の得意なことを地域の方と一緒に楽しむという企画で、いろいろな分野のカリキュラムをご用意する予定ですので、ぜひ楽しみにしていてください。

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高木 智匡 理事長

杏林大学卒業後、同大学医学部第三内科学教室を経て、1995年に国分寺病院院長に就任。専門は消化器内科。地域のホームドクターをめざした医療に力を注ぐ。母が同院の看護師長を務めていたことから、高校時代に漠然と医師をめざす。趣味は、映画と音楽。映画は映画館よりDVDで鑑賞派。集めたレコードやCDは各3000枚以上。

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