病院長メッセージ( 稲城市立病院) | 病院・総合病院・大学病院を探すならホスピタルズ・ファイル

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稲城市立病院

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松﨑 章二病院長
Syouji Matsuzaki

プロフィール1982年防衛医科大学校医学科を卒業し、同大学校病院泌尿器科に入局。1984年海上自衛隊佐世保病院、1988年自衛隊横須賀病院を経て、1991年より稲城市立病院、2009年より副院長、2015年4月より院長に就任、隣接する健診施設の施設長でもある。

地域医療の担い手として発展を遂げていく

JR南武線の南多摩駅から徒歩約7分、川崎街道沿いにある「稲城市立病院」は、周囲を緑に囲まれた環境の中に建っている。1階のエントランスホールは吹き抜けのガラス張りになっていて、広々と明るく、病院というイメージを感じさせない。ここでは毎年クリスマスに、スタッフが入院患者のためにコンサートを開く場所でもあるという。病院長の松崎章二先生は、医師会の理事の職にも就いていて、多摩地域の中核病院となる稲城市立病院を、どのように地域と連携させていくか、患者の要望やニーズに合わせた地域医療を行うためにはどうすればいいかなど、さまざまな取り組みを通して忙しい日々を送っている。2016年に70周年を迎えたという同院、時代に合わせてどのように診療を発展させていったのか、松崎先生に詳しく話を聞いた。(取材日2017年12月20日)

稲城市立病院の成り立ちについて教えてください。
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当院の隣は、もともと陸海軍の兵器や弾薬を作っていた造兵廠(ぞうへいしょう)があった場所で、この病院も「東京第二陸軍造兵廠多摩製造所多摩病院」として、1940年4月に設立されました。終戦後の1946年に当時の稲城村に移管されて「稲城村立病院」となり、1968年に「町立国民健康保険稲城中央病院」と改称しました。その後、1971年の市制施行に伴い「稲城市立病院」となり現在に至っています。1998年に現在の建物に改築され、地下1階、地上6階の免震構造となりました。隣接する場所には5階建ての駐車場も備え、20の診療科と290床を有しています。僕がこの病院に来てかれこれ26年たちますが、周囲の景色はほとんど変わっていませんね。変わったと言えば、目の前の川崎街道が拡幅されたくらいで、緑が多く療養環境にはとても適した場所だと思います。

どういった特徴を持っている病院なのでしょうか。
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地方では、少子化や人口の減少が騒がれていますが、稲城市は、昔から住んでいらっしゃる方々に加えて、移り住んできた若い家族も多いので人口が増えています。近年では分娩を扱わない医療機関も多いのですが、当院では、南多摩地域の総合病院として、多くの婦人科疾患の治療と分娩を扱っています。また前病院長が産婦人科だったので、不妊治療にも力を入れています。夜間の小児救急も行っていて、多摩市や町田市からも多く搬送されてきますし、入院患者さんでは、稲城市内の方が約55%、府中市や多摩市、川崎市など、市外の方が約45%にも達するという特徴があります。少子化と言われていますが、今後は子どもに対する周産期小児医療を充実させる必要があるのと、地域包括ケアに伴う高齢者の介護なども、さらに備えていく必要があると考えています。

地域との連携のために行っていることはありますか?
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稲城市医師会の理事に就いていて、月に1回の定例会議を通して、地域との取り組みを考えたり、当院の医療連携室と情報交換を行ったりしています。最近の取り組みでは「健康バンザイ」という、患者さん向けの講座を月に1回開催しています。最初は当院の医師や看護師が、患者さんに向けて病気の説明などをしていたのですが、一昨年から地域の先生方にもお願いしようということで、医師会を通して先生方を招いています。また、年に1度の「稲城ふれあい保健・医療まつり」では、当院の看護部や薬剤科、放射線科などが参加して、心臓マッサージや薬の調合など、来場者に体験実習に参加してもらい、当院を知ってもらう機会を作っています。他にも、稲城市を含めて近隣の医院で医師の支援が必要な場合は、当院の医師を半日支援という形で出していて、主に在宅医療や、一般病院での内科の診察を行っています。

2012年に健診施設がオープンしたそうですね。
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隣接した建物がそうです。クリーンセンター多摩川というゴミ処理施設を作った際に、地元の方への還元施設が作られるという計画があり、せっかくなら当院も参加させてもらいたいと思い、市と合同で作りました。中は「健診施設」と「稲城市健康プラザ」の2つに分かれ、健診施設は、1階が健診フロアー、2階は講座室や保育室、病児の託児所などの施設があり、稲城市健康プラザは、1階が、トレーニングジム、スタジオ、2階にはプールなどがあります。また、双方の施設とも、市内、市外の誰でも利用ができる上に、健診結果をもとに健康プラザにいる専属のスタッフが個々の方へ運動プログラムを作成する取り組みを実施するなどして、両施設とも年々利用者が増えています。

今後の展望についてお聞かせください。
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当院は昨年70周年を迎えました。健診施設ができた2012年には、放射線治療の装置も導入し、悪性腫瘍の治療である、手術と抗がん剤、放射線という周学的な治療が可能になりました。年々増え続けている、乳がんの放射線治療も行っていますし、悪性腫瘍の痛みの緩和にも取り組んでいます。2016年には、血管造影の機械も新しくし、麻酔をかけながらステントを入れたり、脳にコイルを入れたりする治療ができるようになりました。今後は、最初にお話ししたように、周産期や高齢者への医療や介護の充実を図っていきたいと思います。それには、救急医療を始め、開業医の先生方からの紹介の患者さんや、医師会の要望にもしっかりと応えた医療を行っていきたいと思います。将来的には、稲城市が単独で救急出場を行っている分を、すべて受け入れられるようにしていきたいですね。

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