病院長メッセージ(国家公務員共済組合連合会 立川病院) | 病院・総合病院・大学病院を探すならホスピタルズ・ファイル

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国家公務員共済組合連合会立川病院

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三田村 秀雄病院長
Hideo Mitamura

プロフィール1974年慶應義塾大学医学部卒業。大学病院や関連病院での診療経験に加え、1981年から3年間は米国ジェファーソン医科大学研究員として不整脈の薬物治療を研究。慶應義塾大学心臓病先進治療学教授、東京都済生会中央病院心臓病臨床研究センター長などを経て2013年4月より現職。日本でのAED認可・普及にも尽力し、日本AED財団の理事長も務める。日本循環器学会循環器専門医など

幅広いニーズに応える市民のための病院

地域で長く親しまれてきた「立川病院」では2017年7月に新病院が完成、周辺整備後のフルオープンは2018年5月予定だ。各棟に分散していた機能を新病院に集約して利便性を向上させ、免震性、IT化による効率性、快適性を実現させた。「地域医療の中核として重要な役割の救急医療では、救急車から広くなった救急の外来へダイレクトに患者さんの受け入れができ、続いてさまざまな検査や心臓カテーテルの対応が同フロアで完結できるようにしました」と、三田村秀雄病院長は新病院が診療面でも大きな支えになると語る。「さらに病院3階にはHCU(高度医療室)、手術室、透析関連施設を配置し、重症の患者さんや特に注意が必要な病気の方は同フロアで診られるよう配慮しています。加えてがん治療でも患者さんが快適に過ごせる化学療法室、新たな放射線治療設備などを導入しました」。地域が求める医療に幅広く対応し、より専門的な医療を提供するのが同院の役割。新病院オープンを機に、より地域に密着した医療を進める同院について三田村病院長に話を聞いた(取材日2017年10月16日)

こちらの病院の地域における役割を教えてください。
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立川病院の母体である国家公務員共済組合連合会は、日本各地で地域医療の中核となる病院を運営しています。なかでも当院は、長くこの地に根づいた病院として皆さんから親しまれ、立川市の市民病院的な役割も担っているのが特色です。そのため地域のニーズに合った総合病院をめざして幅広い診療科を設置し、市民の期待に応えて各診療科が一定レベルの確保に尽力しています。幸い当院は私の母校でもある慶應義塾大学医学部の関連病院で、医師の派遣や教育などの面で支援を仰げるのは利点の一つでしょう。立川市でも近年は高齢の患者さんが増え、病気は複合化しています。心臓病の患者さんががんになったり、腎臓の病気で透析に通われている方が認知症になったりすることも珍しくありません。ですから一つの病院で多くの病気に対応でき、複数の診療科が協力して患者さんを診ていける体制は、今後ますます重要になると考えています。

地域の医療機関からの紹介なども多いのでしょうか。
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当院は東京都の承認を受けた「地域医療支援病院」で、近隣の多くの医療機関と連携しながら、地域の基幹病院として救急医療や専門医療を提供しています。そのために重要な役割を果たすのが当院の地域医療連携センターで、各医療機関から患者さんを紹介いただく窓口となり、外来予約や検査・入院といった対応を一括して行います。さらに退院前には医療ソーシャルワーカーが退院後の生活や社会復帰について患者さんやご家族と相談し、必要なら福祉施設や在宅医療を行う医師を紹介するなど、地域の中で療養を続けていただけるよう支援します。また東京都の地域周産期母子医療センターでもあり、NICU(新生児集中治療室)も設置しています。このセンターでは産科と小児科が密接に連携し、妊娠から出産、新生児までを一貫して診ていける体制が大きな特徴です。このほか地域からご紹介の多い血液内科、耳鼻咽喉科などの診療科にも強みがあります。

認知症疾患医療センターではどんな診療をされるのですか?
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当院では東京都から地域拠点型認知症疾患医療センターに指定され、専門の外来を通じて医療機関や地域包括支援センター、あるいはご家族からの相談を受け、ご本人に対する認知症の検査などを行っています。認知症といっても手術で治療可能なケースもあるため、適切な診断を行った上で、その後の暮らしを地域の各機関とともに支えていくのが同センターの役割です。また認知症の患者さんで、体に病気をお持ち(身体合併症)の方も当院で治療可能ですが、同様に精神疾患の患者さんにも身体合併症の方はいらっしゃいます。このため当院の精神神経科では各診療科と協力して、他の病院の精神科に入院中に身体合併症になった患者さんの受け入れにも対応しています。北多摩西部の医療圏で精神科の身体合併症を扱う病院は少なく、その意味でも当院は地域に欠かせない存在と考えています。

2017年にオープンした新病院にはどんな特色がありますか?
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Crushproof(耐衝撃性)、Computer-assisted(ITによる高機能・効率化)、Comfortable(快適性)と「3つのC」が特色を表しています。最初のCでは災害時も病院機能を維持できるよう、新病院にはもちろん免震構造を採用しましたが、被災時に適切な医療を提供するトリアージセンターも併設しました。次のCではITにより進化した医療機器の導入を進め、精度の高い検査や手術ができる2室連続のCTアンギオ室を設け、放射線治療装置も刷新しました。また病室等で無線LANが利用でき、スマートフォンで外来の待ち時間が確認できるなど、利便性の向上にも努めています。最後のCでは院内の居心地の良さに配慮すると同時に、隣接する市民ホールや公園など地域と一体となって緑豊かな環境を生み出しました。当院のマークも「立川」という漢字をモチーフにして地域性を意識し、緑をイメージカラーに使用しています。

新病院完成で節目を迎え、今後の目標をお聞かせください。
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当院の理念「質の高い、思いやりのある医療の実践」は今後も変わりませんが、その実現に向けたミッションとして3つのPを掲げています。1つ目はPatient centered careで、患者さん中心の医療の実践。2つ目はPartnershipで、私たち医療従事者と患者さんとの関係に加え、医療従事者同士のチームワーク、地域の医療機関との連携など、人と人とのつながりを大切に診療を行うこと。3つ目がProfessionalismで、高い専門性と倫理観・責任感の重視です。これらを通じて患者さんやご家族と信頼関係を深め、「この病院が近くにあってよかった」「立川に住んでよかった」と感じていただけるような「立川病院ブランド」を、地域とともに育みたいと考えています。また個人的な目標としては、病院経営のほかAEDの普及活動、循環器分野での後進育成をライフワークとしており、そちらも引き続き力を注ぎたいですね。

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