病院長メッセージ(医療法人財団 川野病院) | 病院・総合病院・大学病院を探すならホスピタルズ・ファイル

病院・総合病院・大学病院8179件掲載中(2018年10月16日現在)

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医療法人財団川野病院

外科、消化器疾患を中心に古くから地域の医療に貢献。親しみやすさが人気の中核病院

東京都二次救急指定病院

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川野 幸夫病院長
Yukio Kawano

プロフィール1989年東京慈恵会医科大学卒業後、慶應義塾大学病院にて消化器外科を専攻し関連病院などさまざまな病院で研鑽を積む。平塚市民病院で勤務後、2002年に同院へ赴任。2017年7月に祖父、父に継ぐ3代目院長に就任。大腸・肛門病部門長兼務。日本大腸肛門病学会大腸肛門病専門医。大腸がんが専門で、大腸がん手術の執刀や、大腸内視鏡検査も多く手がけ、慶應大学病院レジデント医師を15年以上手術指導している。

高度医療と親しみやすさで地域医療を支える

太平洋戦争の真っ只中だった1942年3月14日に初代院長の川野秀夫により設立された「川野病院」。当時は外科、内科、泌尿器科の3科の診療を行い、30床、常勤の医師が2名という小さな病院だったが、空襲でけがをした近隣の人を多く受け入れるなど、古くから地域医療に貢献してきた。その後も、増床、改築を重ね、地域のニーズを取り入れながら成長を続けてきた同院は、歴代院長が消化器外科を専門とすることから、外科を筆頭に、内科、整形外科、皮膚科、肛門外科を標榜。二次救急の受け入れや、リハビリテーション、健康検診部門による各種健康診断など、予防から治療まで地域医療における中核の役割を担っている。地域から気軽に通える病院として親しまれている同院について、川野幸夫院長に話を聞いた。(取材日2018年2月8日)

病院の概要について教えてください。
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当院は立川駅より徒歩5分に位置するベッド数75床の救急指定病院です。クリニックや大きな基幹病院が集まるこの地域で当院は中間の立ち位置であり、8割から9割の患者さんが地域のかかりつけ医として利用されています。当院の強みはコンパクトな病院でありながら内視鏡やCT、MRIなどの医療機器がそろっているので、すぐに検査ができ、早期に病気の診断ができること。何か困ったことやつらい症状が現れた時の最初の一歩としてお役に立てるよう、救急患者さんも含めてなるべく早く検査を行い、当院で治療できる病気であれば早期に治療を開始する、専門的な治療が必要なら近隣の大きな病院へ紹介する、といった治療の道筋を立てることも大切な役割だと思っています。この規模の病院は、職員全体がそれぞれの気心がわかった上でチームワーク良く仕事ができるので、そういった環境で患者さんが療養をしたり治療ができるのはとても良いことだと考えています。

病院の理念にはどのような思いが込められていますか?
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「人に優しく安全で、質の高い医療の提供に努めます」という当院の理念で、前半部分こそが当院が一番大切にしていることです。病院を受診する際は、ご本人もご家族も皆さん不安で心配だと思います。そこで大切なのは、患者さんやそのご家族と向き合い、わかりやすく丁寧に病気の説明をするとともに、不安や心配を取り除いてあげることであると考えています。主治医が一言「大丈夫ですよ、一緒に治療していきましょう」とお声掛けするだけでも随分と違った印象になります。このような考え方の根底にあるのが、私の出身校の校訓、「病気を診ずして、病人を診よ」です。病気の治療のみでなく、病者の不安や悩みなどを少しでも軽くするような心を持って診療にあたっていく、という教訓をいつも胸に刻み、職員にもそのように伝え実践しています。

特に力を入れている分野の治療はありますか?
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当院は消化器系をはじめとした外科系を得意としており、2017年11月に消化器内視鏡、大腸・肛門病、鼠径ヘルニアの3つの専門部門を立ち上げました。大腸・肛門病部門では、私をはじめ専門の医師が、大腸がん、痔、女性に多い便秘、過敏性腸症候群などあらゆる大腸肛門の病気に対応しています。内視鏡部門については、私が2002年に赴任以来もっとも力を入れてきた部門で、経鼻内視鏡による負担の少ない検査を行っています。特に大腸の内視鏡検査の場合、胃よりも腸の長さや形に個人差があり、医師の手技によってご負担が大きく変わってきます。当院では経験豊富な3名の医師が検査を行い、苦手な患者さまにも無理なく受診していただいています。鼠径ヘルニア部門については、患者さんのそれぞれのニーズに合わせて「鼠径部切開法」と「腹腔鏡法」の2通りより選択していただき、日帰り~数日間の入院にて負担の少ない手術を行っています。

先生がお得意とされる分野は何ですか?
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私の専門は大腸がんです。食習慣の変化にともない大腸がんは増えてきています。大腸がんは十分な治療を受ければ7割以上、特に初期であれば9割以上の方が治癒するといわれている病気です。内視鏡や腹腔鏡による治療も進歩し治療の負担も少なくなりました。一方、症状が出にくい病気なので、検診や内視鏡検査などによる早期発見に努めています。当院では、外来化学療法も積極的に行っています。抗がん剤治療は日々進化を遂げており、副作用にも対応できるようになりました。がんは治療しながら働く時代へ、というコマーシャルもあるように、私の患者さんの中にも仕事をしながら、また、旅行など日常生活を楽しみながら、がん治療を行っている方も多くおられます。それに伴い、当院では緩和ケアにも取り組んでいます。当地域より都心の専門病院や大学病院に通っていたけれども、病気が進行し通院が困難になってきた人の受け皿になればと思っています。

最後に病院の今後の展望についてお話しください。
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当院は祖父の代から75年地域医療に貢献してまいりました。3代目院長として、まずは病院を維持しこれまでの役割をきちんと果たしていきたいと思っています。医学は日進月歩ですので、個人の能力を高めていかないと最新の医療は提供できません。それぞれの職種において日々の勉強と研鑽を怠らないことを心がけていきたいです。当院は伝統的に人と人のつながりを大事にしてきたので、これからも良い職場環境を整えるとともに患者さんを大切にする心を忘れずに医療をしていきたいと思います。当院の特長は、気軽に受診できることと、急であっても速やかに検査、診断できることなので、何かありましたらお気軽にご相談ください。

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