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永井産婦人科病院

(東京都 立川市)

田村 俊男 院長

最終更新日:2020/11/25

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不安を解消し、安心感のある妊娠・出産を

地域に根づいた産婦人科病院である「永井産婦人科病院」では、2020年4月に田村俊男先生を院長に迎え、新たなスタートを切った。これまでの歴史を継承しつつ、田村院長が目標としているのが不安を安心感に変える医療の提供だ。初めての出産であったり、上の子どもの育児に追われながらの妊娠であったりと、妊娠・出産にまつわる不安は人それぞれ。その一つ一つを丁寧に解消し、出産まで時間をかけて患者と医師が信頼関係を築くことで、赤ちゃんも母親もリラックスできる楽しい出産をめざしていくのだという。全室個室、こだわりの食事、清潔感ある建物といった環境面に、田村院長の患者の心に寄り添う診療が加わり、これまで以上に優しく温かい病院としての一歩を踏み出した同院。田村院長のめざす母親も赤ちゃんにも心を配る出産について話を聞いた。(取材日2020年5月11日)

この病院で行いたい医療についてお話しください。

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最近は妊娠・出産に関する情報があふれ、必要以上に妊娠・出産について不安を抱えている方が多いように感じています。出産は生理的なものですので、産婦人科医師がその不安に寄り添い、話をじっくり聞くことで、不安は安心へと変わっていきます。その過程で、信頼関係が醸成され、毎回の通院が楽しくなる。そのまま、分娩に臨めれば⾚ちゃんもお⺟さんもリラックスしてお産を終えられ、楽しく⼦育てをスタートできると思うのです。出産を迎えるまでの間に信頼関係を築くことで、本人の持っている産む力と母性を引き出し、妊娠・出産・子育てを楽しいものにする。そんな医療を提供していきたいと考えています。

妊婦健診ではどんなことを心がけていますか?

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妊婦健診では安全なお産ができるよう超音波で細かく診断し、異変を早期に発見することに集中しています。一方、お母さんに超音波の画像を理解していただけるよう丁寧な説明も心がけています。目や鼻や口などの顔のパーツ、性別の説明、手足を動かしたり体を捻る動き、足の裏や髪の毛などさまざまな部位の説明をします。説明をしっかりすることにより、お母さんの想像以上に超音波の画像が理解でき、そして赤ちゃんへの愛着がより膨らみます。4D超音波を使って説明するので、赤ちゃんの姿をよりリアルに見ることもできます。妊婦健診はとても楽しいものです。

働く妊婦さんにアドバイスはありますか?

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働く妊婦さんに限らず切迫流産、切迫早産は心配です。無理をしないことは皆さん理解していると思いますが、実際はなかなか安静を取れない方がいます。特に、お仕事をされている方は無理をしてしまう傾向があります。超音波で頸管長を計測することによりリスクを説明できると思います。頸管長が短い方やおなかが張る方は注意が必要なので早めに張り止めを使うことを勧めます。状況に応じて診断書を書いて通勤時間の緩和や休憩の必要性、休業などをアドバイスします。特に24週から30週に出産となると赤ちゃんは特に未熟な状態なので、できる限りこの時期に産まれないよう慎重に管理します。

日々の診療で大切にしていることはありますか?

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患者さんとのコミュニケーションです。お話をよく聞き患者さんとの距離を縮め、抱えている不安を1つずつ丁寧に説明して理解していただき、笑顔で安心して診療を終えていただけることを大切にしています。診療が終わり退出する前の患者さんのちょっとした表情の変化にも細心の注意を払い、わからないことや不安が残っていたり聞き足りないことがありそうな表情にならないようにしたいです。また、コミュニケーションはスタッフ間でも重要と考えています。働くスタッフが安心して仕事ができるよう、自分からの一方的な指示や意見だけでなく、何かあればすぐに意見を出し合えるような距離感で常に連携を取り情報を共有していきたいです。それによって、患者さんにも安心と笑顔を届けられると思います。そのような心地良い関係をつくっていきたいです。

今後の展望と地域の人へのメッセージをお願いします。

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女性は一生の中で妊娠・出産だけではなく、思春期特有の体と心のアンバランス、不妊症、育児、婦人科系疾患、更年期障害などいろいろなライフイベントを経験します。情報過多の時代ゆえ、あらゆる場面で過剰に不安を抱えがちです。不安を取り除くためには、患者さんとの信頼関係を築いたうえで、正確な診断、正確な情報の提供、さらに時間をかけて大丈夫だよと伝えることが大事であり、当院の提供する医療の目標です。更年期障害や軽度のパニック障害やうつ病も同様に考えると、病気の診断や治療だけではなく、精神的な支えになることも私たちの重要な役割だと感じております。同じ治療法でも、患者さんへの寄り添い方は病院ごとに異なります。当院では、患者さんへの寄り添い方も治療の一環と考え、心のこもった医療を提供したいと考えております。地域の方に永井産婦人科病院が近隣にあって良かったと言っていただけるようにスタッフ一同頑張っていきます。

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田村 俊男 院長

1998年北里大学医学部卒業後、同大学医学部産婦人科入局。同大学病院、関連病院で研鑽を積む。地域の周産期医療に貢献するため、産婦人科吉田クリニック、メディカルパーク湘南、ジュンレディースクリニック刈谷で計13年間周産期医療に従事。2020年4月、理想の周産期医療、女性のライフサイクルに合わせた医療の実現のため、医療法人五葉会理事長および永井産婦人科病院院長に就任。日本産科婦人科学会産婦人科専門医。

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