院長メッセージ(医療法人社団雅会 山本病院) | 病院・総合病院・大学病院を探すならホスピタルズ・ファイル

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医療法人社団雅会山本病院

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山本 雅宏院長
Masahiro Yamamoto

プロフィール1987年、東海大学医学部を卒業。東海大学医学部付属病院で研修を受けた後、内視鏡検査に力を入れる、東京都豊島区にある平塚胃腸病院で診療を行う。専門は消化器。父の体調不良に伴い36歳の若さで「医療法人社団雅会 山本病院」の院長に就任。周囲のベテラン医師に支えられながら病院を運営してきた。地域の中核病院だった病院は現在、在宅医療に力を入れる地域に根付いた病院として機能する。

患者にとって身近な地域に根付いた病院

西武池袋線・秋津駅のそばにある「山本病院」は、前身の診療所時代から半世紀以上にわたり地域の患者の悩みに応えてきた。36歳の若さで組織のトップに立った山本雅宏院長は、周囲のベテランドクターに支えられながら病院を運営し、時代の変化に沿って革新を図ってきた。現在は内科、整形外科、皮膚科、泌尿器科を標榜、「地域に根付いた病院」として在宅医療に力を入れる。医師個人としては患者の話をよく聞き、家族の価値観も聞いた上で治療方針を検討、病状や治療内容をよく説明する。「当院はいわば病床を持つかかりつけのクリニックのようなもの。身近にあって良かったと思われる存在でありたい」と話す山本院長に、病院運営や診療時の心がけについて聞いた。
(取材日2018年6月6日)

まずは同院の成り立ちについてお聞かせいただけますでしょうか。
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当院の前身は私の父が1961年に立ち上げた「山本内児科医院」です。後に診療所を建て増しして病床を備え、1972年に「山本病院」に名称を変えました。清瀬市周辺には当時、病院が少なく、当院は地域の高度医療を担う中核病院として機能していたわけですが、やがて周辺に大きな病院が増えていきました。東京病院、多摩北部医療センター、複十字病院、防衛医科大学校病院などなど。在宅医療に力を入れる地域に根付いた病院へとシフトチェンジしようとしていた時に私は診療に加わったのです。父が脳出血で倒れたことで急きょ、勤務していた病院を辞めて36歳で院長に就任しました。1993年のことです。

36歳の若さでの院長就任。どんな心境だったのでしょうか。
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何もわからないままトップに立った、というのが正直なところです。やりづらかったことはなく、むしろ周囲のドクターにかわいがってもらえました。父は長く同じ先生方と一緒に診療をしてきましたから、勤務する医師は50代以上のベテランぞろい。何とかしてやらないとな、と思ってくださったのかもしれません。当時の先生方の中には、亡くなられた方もいらっしゃいますが、内科の中心を担っていた医師はベッドに横たわったまま、「ほら、ここを触れ」と自分の肩を指し示すのです。これが肺がんが転移した証拠だ、触って確かめろと。今でもその場面が鮮明に思い出せます。そんな風にして仲間たちに支えられてきた当院は、大病院と高齢の患者さんの増加に伴い、外科、婦人科をたたみ、代わりに整形外科、皮膚科、泌尿器科を標榜するようになりました。現在、病床は急性期の一般病床が79床で、総勢166人のスタッフが働き、20人の医師が在籍しています。

在宅医療にも力を入れるようになったそうですね。
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ええ。父の代から往診を行っていて、私が院長に就任してからは施設への訪問診療も行うようになりました。体の不自由なご高齢の患者さんが増えるだろうと考えた私はスタッフとともに特別養護老人ホームに伺い、訪問診療のご提案をしました。するとその場で「ぜひ来てください」と言ってもらえたんです。当時は夜中はおろか日中でも電話に出られない医師がいましたから、いつでも対応する私たちは重宝されました。それから介護付き有料老人ホームが増えていき、そちらからもお声がかかるようになりました。清瀬市は東京の中では小さな自治体ですが、在宅医療に力を入れている医療機関は当院を含めていくつかあります。当院が在宅医療に力を入れようと考えた時は既に個人宅を積極的に訪問していたクリニックがありましたから、当院は施設への訪問に舵を切ったのです。現在は訪問診療専従の医師が13人いて、20の施設を訪問しています。

診療時にはどんなことを心がけていますか?
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「説明が長い」と言われるのは父親ゆずりで、患者さんとご家族の話をよく聞き、病状や治療の内容を詳しく説明するようにしています。当院にはご高齢の患者さんが多く、中には認知症を発症していて意思疎通の難しい場合も多いですから、必ずご家族にも価値観などを聞くようにしています。寝たきりでも少しでも長く生きてほしいと望まれる方がいれば、逆になるべく体に負担のかかることはせずに自然に任せたいとおっしゃられる人もいる。肉親への思いはそれぞれですから、そのご家族の価値観やご希望に合わせて方向性を決めていきます。詳しい説明も重要です。規模の大きな病院は命を救うことが最優先で、説明に十分な時間を割けないこともあります。しかしながら病気や治療の内容について知らないと、完全に医師任せになってしまう。ご自分たちでも考えてもらい、相談しながら納得できる治療を受けていただくためにも患者さんの理解度を高めたいと考えています。

最後に、読者にメッセージをお願いします。
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当院は患者さんと同じ目線で診療や治療を行いたいと考えています。まずは患者さんによく説明をして病状や治療の内容を理解してもらい、その上で「どうしましょうか」と相談しながら相手の価値観に合わせて進めていく。そういった真摯な姿勢が当院のような小さな病院の役割だと考えています。当院はいわば、病床のあるかかりつけのクリニックのようなものです。そこに皮膚科や泌尿器科、胃と大腸の内視鏡検査、在宅医療といった専門性も加わります。これからも「身近にあって良かった」「近くにあってうれしい」と思われる、患者さんにとってほっとする存在でありたいと考えています。お体のことで何か気になることがあればご相談いただけるとうれしく思います。

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