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医療法人財団中山会 八王子消化器病院

(東京都 八王子市)

小池 伸定 病院長

最終更新日:2020/11/25

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高度治療にも対応する消化器疾患の専門病院

創設者の中山恒明初代理事長が掲げた理念「患者様のための医療」を30数年間にわたって実践する「医療法人財団中山会 八王子消化器病院」。消化器疾患の専門病院として、大学病院と同水準の高度治療を行う一方、すべての医療行為は目の前の患者さまを助けるために行うという理念を現在も守り続けている。入院施設は98床と大きくはないが、その分きめの細かい医療を提供すべく、主治医を中心とした医療チームによる術後のフォローとケアを行っている。また、ロビーに置かれたグランドピアノは、2002年に病院を、現地に新築移転した際に故・羽生富士夫元理事長が入院患者のために備え付けたもの。そのときから続くロビーコンサートは年6回開催され、患者のみならず地域住民も鑑賞に訪れているそうだ。取材では、今年4月に病院長に就任した小池伸定先生に、同院の特色や地域における役割、新たな取り組みについて聞いた。(取材日2017年6月29日)

病院の沿革と概要について伺います。

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1983年、八王子市子安町に「医療法人財団聖仁会中山記念胃腸科病院」として開設され、その後、「八王子消化器病院」に改称、2002年に現地に新築移転し、今日に至っています。創設したのは消化器外科の権威と言われていた故・中山恒明先生です。私が医師になった頃には引退されていましたが、数々の逸話は先輩方から聞いています。もちろん診療に対する姿勢は、歴代の理事長・病院長に脈々と受け継がれています。当院は、ひと言で表すと、大学病院の消化器外科・内科部門がそのまま独立したような病院です。外来診療と98床の入院施設、内視鏡検査・治療、外科治療の外にがん検診や人間ドックなどの健診部門を備えています。また、消化器疾患をメインに診療する病院ですが、年齢を重ねると消化器以外にもさまざまな疾患を抱える方が増えますので、糖尿病やリウマチなども専門の医師が診療する体制となっています。

地域における病院の役割を教えてください。

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消化器疾患専門で100床近くの入院施設を備える病院は、このエリアでは珍しいと思います。実際、8割強の患者さまが八王子市を中心とした地域の方々です。年齢層をみると、中・高年者が中心です。入院患者をみると外来で診察・検査を受けた結果、手術が必要となった場合や、近隣の医療機関からの紹介で精密検査や手術などを目的に入院されるケースがあります。また、病病連携では、近隣のほとんどの病院から紹介を受けています。例えば、循環器科の病院に入院されている方に消化器疾患が発見された場合には、当院で入院・手術し、病状が安定すれば元の病院にお戻しするという連携の形もありますし、その逆も然りです。一方、病診連携では地域のクリニックからの依頼により内視鏡やCT検査を行い、その画像に診断結果を添えてクリニックに伝えるという役割も担っています。

消化器疾患専門の医師が10人以上在籍しているのも特色ですね。

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非常勤も併せると約30人の医師が日本消化器外科学会消化器外科専門医や日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医などの資格を有しており、消化器疾患の検査・治療において質の高い医療を提供できる体制が整っていると自負しています。消化器疾患でもっとも怖いのは「がん」です。現在、わが国では3人に1人が、がんで亡くなっているというデータもあります。しかも、がんのうち約半数は胃腸に加え、食道、肝・胆・膵を含めた消化器系のがんです。がん治療には、早期に発見し治療することが肝要ですが、まさにこれが当院のミッションです。これらの臨床に加えて、当院では次代を担う医師を教育する環境づくりにも注力してきました。現在は、全国的に外科の医師が不足していることから、当院で高い専門性を持った医師を育てることには、地域医療へ貢献するという側面もあります。そのため、若手医師の教育・育成には引き続き力を注いでいきたいと考えています。

病院長就任後、数ヵ月経ちますが今後考えられていることは?

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最近のSNSの発達や普及状況をみますと、当院のホームページも病院の特色を地域の皆さまにわかりやすく情報発信していく必要があると考えています。名前の通り、消化器疾患に特化した病院であることは伝わっていると思いますが、具体的にどのような病気に対応しているか。また、低侵襲な内視鏡的治療を行っていることも含めて、どのような治療が可能であるかをアピールすることです。そのような取り組みにより、都内の病院まで足を延ばさなくても、消化器疾患であれば地元で同水準の医療が受けられることをぜひ、知っていただきたい。特に、がんの場合は術後の転移などの経過観察も必要であり、受診の度に患者さまやご家族が都心まで出かけるのは大きな負担であると思います。そのようなことを地元の皆さまにどう伝えていくかを現在、院内で検討しているところです。

地域の皆さまへのメッセージをお願いします。

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地元にある消化器疾患の専門病院として、また、おなかの主治医として気軽にご相談いただきたいです。私たちには、当院に10年以上勤務している常勤医が主治医となって、チームで一人の患者さまを診ていく体制があります。患者さまは、ご自分のことを良く知る主治医がいることで安心されるでしょうし、何かあればいつでも窓口となって対応できます。曜日や時間により混み合うこともありますが、地元で完遂できる治療も多く、入院する皆さまの多くは1~2週間で退院されます。診察や検査を受けたいけれども、大学病院は待ち時間が長いなどの理由で、足を運ぶ機会がないという方もいると思います。日々、診療に携わっていますと、もう少し早く受診していただき、治療できていればと感じるケースも少なくありません。おなかの不調を感じたら、いつでもご来院ください。

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小池 伸定 病院長

1994年徳島大学医学部を卒業後、東京女子医科大学消化器病センターの医療練士研修制度により6年間の臨床経験を積む。2年間八王子消化器病院で勤務した後、アメリカの大学病院に留学。その際の論文により医学博士号を取得。帰国後に八王子消化器病院に戻り、副院長を経て、2017年4月より現職。大学時代はラグビー部に所属。現在はもっぱら観戦側にまわり、国際試合が行われるときは、テレビで観戦するのが楽しみだとか。

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