地域の中核病院として救急医療の提供体制が充実「同愛記念病院」 | 病院・総合病院・大学病院を探すならホスピタルズ・ファイル

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社会福祉法人同愛記念病院財団同愛記念病院

地域に根差した基幹病院。多様な診療科を密接に連携させ、患者中心の医療をめざす

日本医療機能評価機構認定

昭和4年の震災復興時に設立
今は地域の災害拠点連携病院に

都営大江戸線両国駅から徒歩5分、JR両国駅から徒歩7分。隅田川沿いに立つ『同愛記念病院』は、城東エリアの地域医療を担う中核病院だ。
大正12年の関東大震災の際に、米国赤十字社を中心に集められた義援金をもとに、政府が設立した財団法人を母体として昭和4年開設。以来90年近くにわたって墨田区をはじめ城東エリアに住む人々の暮らしと健康を支え続けてきた。
現在は急性期医療を中心に、24時間体制で急性心血管疾患に対応する循環器内科、手術支援ロボットによる前立腺がん手術を手がける泌尿器科、消化器の低侵襲手術を得意とする外科、スタッフの質と数ともに充実している整形外科、これまでの豊富な実績を生かし小児のアレルギー疾患を総合的に診るため新設された小児アレルギー部門のほか、多数の診療科それぞれが、特色ある医療を地域に提供している。
震災復興の拠点病院として設立された自らの歴史を踏まえ、今後も急性期病院としての役割を果たすべく、病棟を新たな耐震基準に則したものに建て替える計画も3年後の完成をめざして着々と進行中だ。同時に、スタッフ増員など各方面での機能の拡充にも熱心な同院。今後もますます地域に頼られ、存在感を増していくことだろう。

院長メッセージ

前田 守院長

前田 守院長

1974年東京大学医学部卒業。同大学医学部附属病院や関東労災病院、大森赤十字病院などを経て、1995年に「同愛記念病院」外科に赴任。2017年6月に同院院長に就任した。日本外科学会外科専門医、日本消化器病学会消化器病専門医。

正面玄関から入ってすぐの待合室。広々とした穏やかな空間だ

正面玄関から入ってすぐの待合室。広々とした穏やかな空間だ

地域の中核急性期病院であり、年間2000台以上の救急車を受け入れている

地域の中核急性期病院であり、年間2000台以上の救急車を受け入れている

急性期医療から慢性疾患の予防まで
基幹病院として地域医療を担う

城東地区の中核病院である同院は、東京都指定二次救急医療機関として救急患者を24時間365日体制で受け入れている。充実した診療環境の中、各科に優秀な医師・スタッフをそろえて専門性の高い医療を追求しながら、身近で愛される地域の病院として心通う医療を提供している。

地域の急性期病院として、救急医療体制の充実を図ってきた同院。東京都の特殊救急医療事業である東京都CCUネットワーク加盟施設にも名を連ね、救急心血管疾患患者の積極的な受け入れを推進。平成30年4月には新型320列CTも導入され、日々多くの急性心筋梗塞患者が搬送されている。
また、「アレルギー疾患治療の黎明期から、当院はその診療の中心を担っています。呼吸器アレルギー科や小児科は気管支喘息をはじめとするアレルギー疾患で、全国に誇るような実績を上げてきたと自負しています」と前田守院長が言うように、アレルギー領域で豊富な実績を持つ。その独自の強みを生かしながら、最近急速に増えている食物アレルギーの診断と治療にも力を入れており、食物経口負荷試験を積極的に行っている。
一方、前田院長の専門である外科部門もさまざまな取り組みを行っている。泌尿器科ではロボット支援の前立腺がん手術や、腎臓がんに対する腎部分切除術、尿路結石に対するレーザー治療などを積極的に実施。整形外科では、急速に増加している膝関接や肩関節、股関節疾患の手術に力を入れ、数多くの症例を手がけている。また、一般外科では大腸がんの手術を中心に、体に負担の少ない腹腔鏡を積極的に導入している。
今後は健診や人間ドックなど予防医療により一層注力し、施設の拡充などを精力的に行う方針だ。地域に信頼され、愛される病院であり続けるため、地域医療連携にもさらに力を入れ、周辺の医療機関や訪問看護ステーション、施設などとも緊密に連絡を取りながら、地域医療に貢献していく。

災害訓練を毎年実施

 

災害拠点連携病院としての役割も担う同院。より耐震性に優れた病棟に建て替える計画で、2022年完成をめざしている。普段から救急医療にも積極的に取り組み、万が一大災害が発生した場合でもスムーズに患者を受け入れられるよう、毎年複数回、大規模な災害訓練を実施。災害対策本部の立ち上げ訓練、情報収集・報告訓練、外部患者の受け入れ(トリアージ)訓練を行っている。「日頃から災害に備えておくことが重要だ」と前田院長。

地震や火災、それに伴う停電に備え、医師やスタッフがそれぞれの役割分担を確認

地震や火災、それに伴う停電に備え、医師やスタッフがそれぞれの役割分担を確認

循環器内科

高橋 保裕先生

循環器内科部長
高橋 保裕先生

1997年日本医科大学医学部卒業。2012年から現職。専門領域は循環器一般と心血管インターベンション治療、フットケア。集中治療室での診療経験も豊富に持つ、循環器内科のオールラウンダー。日本循環器学会循環器専門医。

得意とする血管内治療で
フットケアにも力を注ぐ

循環器内科では心臓病、大動脈・末梢血管疾患など循環器全般をカバー。スタッフの大半が集中治療室経験者で、救急対応力の高さも強みだ。「当科の信条はどんなケースも絶対に断らないこと。患者さんの気持ちに寄り添い、心通う医療を提供します」と力強く語るのは高橋保裕部長。形成外科など各科で構成された「フットケア部門」でも、足の潰瘍や壊疽(えそ)に対して得意とするカテーテル治療で血流を改善。切断に至るケースをこれまで幾度も阻止しており、大きな手応えを感じているそうだ。

糖尿病・代謝内科

三宅 敦子先生

糖尿病・代謝内科部長
三宅 敦子先生

1999年千葉大学医学部卒業。東京逓信病院勤務などを経て2015年から現職。診療ではできるだけやわらかい雰囲気で、患者が話しやすい雰囲気づくりを心がけている。日本糖尿病学会糖尿病専門医、日本内分泌学会内分泌代謝科専門医。

内分泌疾患に重要な
早期発見と継続治療に注力

糖尿病、脂質異常症などの代謝性疾患、バセドウ病・橋本病といった甲状腺疾患。これら内分泌疾患を扱う糖尿病・代謝内科では、専門知識・経験を有する常勤医師3人が診療。互いに影響し合う3領域を総合的に診断できるのが強みだ。また患者が病気に関する正しい知識や生活の管理法を学び、望ましい食事や運動を体験する「教育入院」にも注力。部長の三宅敦子先生は、「内分泌疾患は早期発見と治療の継続が大事。途中で脱落することなく快く通院していただけるよう、スタッフ一同心がけています」と話す。

血液内科

田野崎 栄先生

血液内科部長
田野崎 栄先生

1990年日本医科大学医学部卒業。2010年から現職。診療では患者の生活も考慮し、気兼ねなく相談できる雰囲気づくりを重視。日本血液学会血液専門医、日本内科学会総合内科専門医。日本医科大学付属病院血液内科非常勤講師。

全身と関わる血液疾患を
他科と連携し治療

45床の病棟、クリーンルーム、化学療法室など充実した設備が整う血液内科。城東地区のみならず、広い地域から多くの患者を受け入れている。「白血病、悪性リンパ腫など、当科が扱う血液疾患はすべての臓器に関係するため、診療科間の連携が密な当院の強みを生かし、素早い診断・的確な治療に励んでいます」と話す部長の田野崎栄先生。
高齢化に伴い増えている血液の悪性腫瘍には、自家末梢血幹細胞移植や化学療法などで対応し、ベストな結果を追求していきたいと考えている。

消化器内科

手島 一陽先生

消化器内科部長
手島 一陽先生

1995年筑波大学医学専門学群卒業。東京大学医学部附属病院勤務などを経て2018年から現職。消化器病全般、特に肝疾患が専門。患者が納得できる説明を心がけている。日本消化器病学会消化器病専門医、日本肝臓学会肝臓専門医。

消化器内科各専門領域の
さらなる充実と統合へ

消化器疾患診療は日々進歩しており、肝臓、胆のう・膵臓、消化管の領域それぞれに高度な専門性が求められる。同院の消化器内科は、これら3領域のエキスパートを擁し、消化器内科全般にわたっての抜け目ない外来・入院診療、また外科を含めて他科との連携も重視した全人的医療をめざしている。体に低侵襲な治療に一丸となって取り組み、肝がんに対するラジオ波焼灼療法、胆管結石に対する内視鏡的乳頭切開術やバルーン拡張術、消化管の早期がんに対する内視鏡的粘膜下層剥離術などを得意分野とする。

呼吸器アレルギー科

黨 康夫先生

呼吸器アレルギー科部長
黨 康夫先生

1991年佐賀医科大学卒業。国立国際医療研究センター、東京大学、都立駒込病院、英国インペリアルカレッジ留学を経て2008年より現職。専門領域の講演・論文多数。日本呼吸器学会呼吸器専門医・日本アレルギー学会アレルギー専門医。

高い専門性を維持しつつ
患者目線で親身に診療

呼吸器疾患全般および食物や薬剤アレルギーなどを診療している呼吸器アレルギー科。外来では呼気一酸化窒素測定装置などの先端の機器を用いて喘息・COPD・ニコチン依存症などを扱う。
入院では肺炎・肺がん・間質性肺炎などの患者に、エビデンスに基づいた治療を実施。特に慢性咳嗽(がいそう)の診断と治療では都内での実績も高い。「これからも患者さん一人ひとりの満足をモットーに、丁寧な病状や治療方針の説明を心がけていきます」と部長の黨康夫先生は話す。

腎臓内科

秋田 渉先生

腎臓内科部長 秋田 渉先生

2004年東京医科歯科大学医学部卒業。同大学医学部附属病院、横須賀共済病院、秀和総合病院等を経て2016年4月に「同愛記念病院」へ。同年10月から現職。日本内科学会総合内科専門医、日本腎臓学会腎臓専門医。

常勤医着任・透析室新設
一層充実の診療体制に

腎臓内科は平成28年4月に常勤医2人が着任しスタート。腎臓内科の常勤医が少ないといわれる墨田区で腎臓病の専門医療を提供している。透析に関しては、入院症例の維持透析を目的に8床で稼働。腎臓病の患者は各種合併症を併存させていることが多いため、診療においては腎臓のことだけではなく、個々が抱えている健康の問題に関して対応するよう努めているという。また「腎臓疾患は患者さんの自覚も重要なため、ご本人が納得・理解できるように丁寧な説明を心がけています」と秋田渉部長は話す。

眼科

長谷川 智之先生

眼科部長
長谷川 智之先生

1992年高知医科大学卒業。東京大学眼科学教室入局後、同大学医学部附属病院、関東労災病院、栗原眼科病院、三郷順心総合病院、三井記念病院、財務省印刷局東京病院、東芝病院を経て、2018年より現職。日本眼科学会眼科専門医。

「100歳になっても
よく見える」をめざして

身近な疾患から、白内障、緑内障、網膜・硝子体の疾患まで幅広く対応。「視機能の維持は長寿大国日本の活力ある高齢社会づくりに欠かせません」と長谷川智之部長は話す。特に四大失明原因とされる緑内障、糖尿病網膜症、病的近視、加齢黄斑変性症は早期発見・治療が大切。また白内障手術は費用対効果の高い手術の一つだという。「高齢になると体の不調が増え通院も困難に。手術のタイミングを逸しないよう提案・相談し、『100歳になってもよく見える』をめざして、その一助になりたいと思います」

小児科

白川 清吾先生

小児科副部長
白川 清吾先生

東邦大学医学部卒業後、東京女子医科大学、東京臨海病院小児科を経て、2013年から「同愛記念病院」へ。喘息児水泳教室の医療も担当。2016年から現職。日本小児科学会小児科専門医、日本アレルギー学会アレルギー専門医。

育児のサポーターとして
地域に根差す小児医療

小児科では、急性期疾患から心理的問題を抱える子どものケアまで幅広く対応する。白川清吾副部長は、「さまざまな子育ての悩みを抱える母親たちのサポーターとして地域に貢献するのも自分たちの役割」と考え、予防接種や救急診療も重視。墨田区委託事業として平日19時〜21時45分の夜間救急診療を運営し、入院にも対応する。また、同院の産科で生まれた、ケアの必要な新生児に対しては、出産直後から診察・診断を行っている。臨床心理士による心理相談などの手厚いサポートも、同科の特色だ。

泌尿器科

西松 寛明先生

泌尿器科部長
西松 寛明先生

防衛医科大学校卒業。東京大学泌尿器科などに勤務後、2014年4月より現職。ロボットが支援する腹腔鏡を使った手術を得意とし、これまで数多くの手術を手がけてきた。日本泌尿器科学会泌尿器科専門医。

内視鏡・腹腔鏡手術や
ロボット支援手術も充実

膀胱や腎尿管のがん治療の9割は内視鏡や腹腔鏡による低侵襲術式で行われている。尿管結石や尿路感染(DPC対象病院・上部尿路疾患・平成28年4月〜平成29年3月退院患者)の治療件数総数は533例。紹介率が高く、手術支援ロボットによる前立腺や腎がんに対する手術も保険診療として豊富な経験がある。平成29年1〜12月の手術実績は1177件(うち緊急手術は129件)である。地域医師会や医療機関の要請で専門外来設置。高齢者やがん患者に配慮した在宅支援にも力を入れている。

産婦人科

小泉 佳男先生

産婦人科部長
小泉 佳男先生

1985年鹿児島大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院分院の産婦人科で診療経験を積んだ後、2011年に「同愛記念病院」で勤務開始。2013年より現職。東京大学医学部非常勤講師。日本産科婦人科学会産婦人科専門医。

総合病院の特性を生かし
妊娠中から産後まで支える

長年地域に親しまれ、「出産は親子でこの病院」という家族も多い同院の産婦人科は、「安心・安全の医療」がポリシー。婦人科は婦人科疾患全域を診療。産科では、妊婦検診の際に助産師・看護師が妊婦の不安や相談に応じるほか、陣痛時から分娩後の回復期まで一つの部屋で過ごせるLDRも導入。分娩は自然の流れに任せる方針だが、「希望があれば可能な限り計画分娩にも対応します。立ち会い出産も歓迎です」と小泉佳男部長。産後も小児科などと連携し、母子の健康を多角的に支える。

整形外科

長瀬 寅先生

整形外科部長 長瀬 寅先生

1998年東京医科歯科大学医学部卒業。同大学医学部附属病院、大宮赤十字病院勤務を経て2007年に「同愛記念病院」へ。2017年から現職。現在は関節鏡・スポーツ部門長も兼任。専門は膝・足の関節疾患。日本整形外科学会整形外科専門医。

スタッフの質・数が充実
人工関節手術に積極的

上肢班、股関節班、膝足班に分かれ専門的な診療を提供している整形外科。小さな切開で手術する関節鏡・透視装置による低侵襲治療にも積極的で、肩、肘、手や末梢神経障害を扱う上肢班は肩腱板の断裂や反復性脱臼に対する関節鏡下修復術を手がけ、膝足班では人工膝関節置換術、半月板・足関節手術で実績を上げている。「高齢者の場合、膝関節の変形に伴うO脚も人工関節で元に戻せるので歩行が楽になります」と長瀬寅部長。そのほかスポーツ外傷・障害も得意としている。

外科

安田 幸嗣先生

外科部長 安田 幸嗣先生

2000年川崎医科大学卒業。国立国際医療研究センター病院、東京大学腫瘍血管外科助教職などを経て2017年より「同愛記念病院」へ。2018年4月から現職。消化器系疾患を中心に一般外科領域を幅広く診療。日本外科学会外科専門医。

外科疾患の幅広い診療
腹腔鏡手術を積極的に実施

一般外科疾患のほか、乳腺、内分泌、血管などの外科領域についても幅広く診療。緊急手術を要する疾患に対しても可能な限り対応できる体制を敷く。また、虫垂、胆嚢、胃、大腸などの疾患に対しては、近年普及している低侵襲である腹腔鏡手術を行い、小さな傷による疼痛の軽減、早期の回復をめざしている。がん診療に対しては、手術治療を中心に手術前後の抗がん剤や放射線治療に加えて、緩和治療や在宅医療への移行もスムーズに行えるよう努めるなど、患者や家族に寄り添うことを大切にしている。

耳鼻咽喉科

齊藤 孝夫先生

耳鼻咽喉科部長
齊藤 孝夫先生

1988年東京慈恵会医科大学医学部卒業。2007年から現職。専門は耳鼻咽喉科全般と頭頸部腫瘍。開業医や特定機能病院との連携を深め、機能的な診療を行うことを心がけている。日本耳鼻咽喉科学会耳鼻咽喉科専門医。

丁寧な説明とヒアリング
内視鏡手術にも対応

主な診療対象は、呼吸や食事の経口摂取が難しくなる急性扁桃炎や扁桃周囲膿瘍のほか、めまい症や突発性難聴など耳鼻咽喉科の疾患全般。慢性副鼻腔炎の内視鏡手術では、手術時の鼻内止血用品にも配慮することで、術後の出血や痛みの軽減も図る。「早期発見が難しい頭頸部がんや咽頭がんの検査は細心の注意を払い、電子内視鏡で精査しています」と部長の齊藤孝夫先生。診療では患者の話をしっかりと聞き、検査データや画像を用いたわかりやすい説明に努めているという。

皮膚科

三井 浩先生

皮膚科部長
三井 浩先生

東京大学医学部卒業。同大学医学部附属病院在職中に米国へ留学し、帰国後は病棟医長、医局長を歴任する。2011年から聖マリアンナ医科大学病院に勤務し、2013年から現職。日本皮膚科学会皮膚科専門医。

難治性疾患にも
積極的治療を果敢に展開

ニキビやイボなどの身近な症状から、アトピー性皮膚炎、がんまで幅広く対応する皮膚科。乾癬には生物学的製剤を導入し、指定難病の膿疱性乾癬には「顆粒球除去療法」を用いている。皮膚がんなど難症例には、関連病院の東京大学医学部附属病院の協力を得て対応。
三井浩部長が「皮膚は内臓の鏡と言い、皮膚異常から内科系の病気が見つかることも。科を超えた連携は必須です」と話すとおり、他科の医師とも定期的に医療連携の会を開き、高いレベルの医療を提供している。

形成外科

淺野 隆之先生

形成外科部長
淺野 隆之先生

1994年東京大学医学部卒業。同大学医学部形成外科非常勤講師。2016年から現職。得意分野は皮膚腫瘍や皮膚潰瘍、瘢痕、眼瞼下垂など多岐にわたる。日本形成外科学会形成外科専門医。

先端的医療を積極的に採用
見た目も機能も最善を追求

病気やケガで変形・損傷した体表部の機能・形態両面を回復へと導く形成外科では、東京大学医学部と埼玉医科大学の形成外科からバックアップを受け、潰瘍部を特殊な機器を使って治癒を促す「局所陰圧閉鎖療法」などを提供。
平成27年には、循環器内科と連携し、足の潰瘍・壊疽(えそ)などを専門的に診る「フットケア部門」を開設した。「足病変が生じやすい透析患者さんなど、近隣の医療機関から紹介依頼が舞い込んでいます」と、淺野隆之部長。多くの患者の足を救っているようだ。

精神神経科

本橋 伸高先生

精神神経科部長
本橋 伸高先生

東京医科歯科大学医学部卒業。同大学医学部附属病院、国立精神・神経医療研究センター病院、山梨大学医学部附属病院勤務などを経て、2017年から現職。日本精神神経学会精神科専門医。

外来患者・入院患者の
心と体のケアに力を注ぐ

外来のみの完全予約制を採り、不安・うつや睡眠障害などの精神症状で悩む患者に丁寧な問診・診断・治療を行う精神神経科。地域の診療所の紹介で認知症の診断も行う。「総合病院の性質上、がん患者さんの不安・うつや、ご高齢の方に起こる術後のせん妄など、他科で入院中に精神的な問題が現れるケースにも対応しています」と本橋伸高部長。必要に応じ脳のCTやMRI検査などを行い、異常があれば速やかに専門の科に紹介。心だけでなく体全体を診るのが同科が掲げるポリシーだ。

 

健診部門

部門長の佐藤友美先生

部門長の佐藤友美先生。川崎医科大学を卒業後、同大学附属病院にて健康管理センター長を務めた経験も。2017年より現職

健診受診がその後の健康につながるよう、ドクターとスタッフが一丸となって受診者目線での親身な対応を心がけている

健診受診がその後の健康につながるよう、ドクターとスタッフが一丸となって受診者目線での親身な対応を心がけている

患者に負担の少ない検査で早期発見
「健康寿命の延伸」へ挑戦

健診部門では、同院の新型320列CTの導入を機会として、健診室の全面改装を予定しているという。今後は人間ドックにさらに力を入れるほか、現代人の健康管理、特に糖尿病など生活習慣病の予防のために欠かせない、正しい知識に基づいた健康づくりをサポートしていく考えだ。

墨田区特定健診、人間ドック、企業健診などを実施し、今後CT・MRI・エコー検査を組み合わせたオーダーメイドの健診メニューを導入予定。同院の新型CT320列の導入を機に健診室の全面改装を計画している。
「受診者お一人お一人のニーズに合う、どなたでも足を運びやすい健診部門をめざしています」と話すのは、部門長の佐藤友美先生。近年わが国では、平均寿命だけでなく、健康上の問題で日常生活が制限されることのない「健康寿命」の延伸が重要とされていると話す。
「自立した幸せな老後を送るためにも、健診を利用して自身の健康状態を把握してください。当部門は健診結果を上手に活用できるように皆さんをサポートし、受診される方にとって効果的な健診の提供に努めていきます」
万が一異常が見つかった場合も、総合病院の強みを生かし、他科とスムーズに連携。ここで健診を受ける大きなメリットといえるだろう。

 

地域医療連携室

平野美和副院長

地域医療連携室について語る平野美和副院長は、内視鏡手術を得意とする日本泌尿器科学会泌尿器科専門医でもある

地域の医療機関からの診察・検査の予約を受け、スムーズな診療をサポートするスタッフたち。紹介患者とその家族への親身な対応を心がけている

地域の医療機関からの診察・検査の予約を受け、スムーズな診療をサポートするスタッフたち。紹介患者とその家族への親身な対応を心がけている

地域のクリニックや病院と
互いの顔が見える密な連携を構築

地域の中核的な病院である同院は、ほかの医療機関から紹介された患者をスムーズに受け入れ、検査・診察を行えるよう、その窓口となる地域医療連携室を設置。近隣のクリニックや病院と連絡を取りながら密な調整を行い、病診連携・病病連携を図っている。

同室を介した紹介患者は開設以来増え続け、平成29年4月〜30年3月では1万832件にも上ったという。その半数近くは墨田区内の患者だが、江東区や台東区、江戸川区、中央区、葛飾区からの紹介も少なくないという。
副院長の平野美和先生は「今後は当院から各医療機関への逆紹介や、退院後に病状が急変した際の、かかりつけ医の先生からの入院要請を、いつでもスムーズに受け入れられる体制を整えていきたいと思います」と、地域連携システムのさらなる拡充を図る考えだ。また、地域のクリニックや病院との連携強化を目的に、協力病院・連携クリニックの登録を開始している。
このほか同院では、「医療福祉相談室」を設置。メディカルソーシャルワーカーが常駐し、入院・治療費用についてなど、さまざまな相談に応じている。
「困ったときは気軽にご相談ください。紹介状をお持ちの方は、連携室にお電話いただければ診察予約をお取りします」

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