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医療法人社団苑田会 苑田第二病院

(東京都 足立区)

長谷川 哲夫 院長

最終更新日:2020/11/25

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地域に必要な専門的治療を幅広く提供

東武伊勢崎線竹ノ塚駅から徒歩15分ほどの日光街道沿い、駅からのバス便も多い好立地に「苑田第二病院」はある。同院に隣接し、地域の急性期医療を担ってきた苑田第一病院との密接な連携により、急性期の治療を終えた患者を受け入れて病状の安定化を図り、自宅や施設への復帰をめざす回復期医療への移行をスムーズにしている。長谷川哲夫院長は、「この地域には当院のように急性期直後の患者さんを受け入れ、病状が安定するまで診る専門的な病院がほとんどなく、地域医療を支えるために、当院の果たす役割は大変重要と捉えています」と同院を位置づける。さらに移転後は外来診療にも力を入れ、近隣の医療機関では難しい患者の紹介にも多数対応する。「当院の理念にもある『病気を診ずして病人を診よ』は、病気やけがで困っている方やそのご家族のために医療を提供するという意味。ですから地域が求める医療には今後も積極的に対応したいと考えています」という長谷川院長に、同院の診療面での特色や地域医療への貢献、今後の動きについて詳しく聞いた。(取材日2019年12月25日)

貴院の成り立ちや地域での役割を教えてください。

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「地域と共に暮らす」という概念のもと、足立区北部を中心に医療施設等を持つ苑田会グループの一員として、当院は2003年に開設されました。当初はリハビリテーションが主でしたが、地域のニーズに応えて、まだ病状が安定しない患者さんも受け入れる多機能型の病院へと発展し、現在に至ります。隣接する苑田第一病院が救急医療をはじめとした急性期医療が専門のため、同院で治療を終えた患者さんに加え、ほかの医療機関から紹介いただいた患者さんもできる限り受け入れ、在宅復帰などを目的とした回復期医療への移行をめざし、病状を安定化させる役割を担っています。また、当院は循環器分野、消化器分野を中心に多数の専門の医師が診療にあたり、専門的な治療が必要な患者さんにも対応するなど、「地域の患者さんを地域で治す」ことに力を入れています。

診療面での特色、得意とされる分野は何でしょうか?

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地域のニーズにきめ細かに応えることを目的に、さまざまな診療科で専門的な治療を行う一方、地域包括ケア病棟を利用して在宅療養中の患者さんの緊急入院などにも対応しており、こうした多様性が当院の特色の一つと考えています。その中でも心臓など循環器分野の医師の充実度、食道から胃、大腸・小腸、肝臓・胆のう・すい臓まで診る消化器分野の幅広さ、ゆとりある訓練室で行う入院および外来でのリハビリテーションなどは大きな強みといえます。また、当院では人工透析を行っているため、透析を続けながらほかの診療科の治療を行う方も受け入れ可能で、近隣の医療機関から患者さんを多数ご紹介いただいています。このほか、他院でがんの手術を受けた患者さんに対する抗がん剤治療は、外来でも入院でも対応でき、グループ内の放射線クリニックでは放射線治療も行うなど、この地域におけるがん治療の質の向上にも貢献できていると思います。

紹介時や退院時などの地域連携はどうされていますか?

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当院で病状が安定し、回復期医療または在宅療養が適切と思われる患者さんについては、グループ内または地域に点在するリハビリ専門病院などへの転院、あるいは在宅への移行を図っています。退院までの流れは地域連携室の相談員がきめ細かにフォローし、治療の進み具合やご本人の希望を伺い、医師や看護師とも協力しながら、スムーズな退院をめざす体制を整えています。一方、当院へご紹介いただく患者さんについては、各診療科の専門性が近隣の医療機関の信頼を得て、特別な窓口を設けなくても徐々に増えてきた手応えを感じています。

先生ご自身の専門性や病院運営への思いをお聞かせください。

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私は大学病院や関連病院で消化器外科を長く担当し、内視鏡治療のほか、開腹手術なども多く手がけました。2002年から第一病院の消化器外科で診療を続け、第二病院への異動後はさらに多くの幅広い患者さんを受け入れられるよう、診療体制の増強を図ってきました。病院運営では「患者さんにも職員にも優しい病院」をモットーに、前述した診療体制の増強についても現場の意見を重視して進めてきました。具体的には医務部、看護部、事務の各部門に責任者を置き、現場の職員と責任者が常に話し合うなど、現場の意見が出やすい雰囲気をつくりながら、患者さんに適した医療サービスの提供をめざしています。もちろん経営者側の考えも責任者がきちんと現場に伝えると同時に、部門を超えた横の連絡もしっかりと行い、各部門の業務内容を把握するようにしています。こうした柔軟な運営体制で、患者さん中心の医療を充実させたいと考えています。

最後に地域の方へのメッセージをお願いします。

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この地域の皆さんはたいへん我慢強く、ご自宅で動けなくなるほど病状が悪化するまで病院を受診されず、救急車で搬送されてくるような方もいらっしゃいます。しかし、そうした状態では治療の選択肢が限られ、また回復も長引くことがほとんど。高齢化により患者さんの症状は多様化し、地域医療にも専門性が必要な時代ですが、当院でも幅広い医療ニーズにお応えできますので、重症化する前に、少しおかしいと感じた段階で外来を受診していただければと思います。また今後は地域包括ケア病棟を活用して、在宅患者さんの病状が悪化した際の受け入れを拡充するほか、日常生活動作ができるよう回復を支援する外来リハビリテーションを充実させて、地域にお住まいの患者さんが最期まで地域で暮らせるよう支援を行いたいと考えています。「地域と共に暮らす」の概念にもとづき、地域に必要な医療をご提供するのが当院の使命。どうぞお気軽にご利用ください。

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長谷川 哲夫 院長

1989年日本大学医学部卒業後、同学部第三外科学教室(現・外科学系消化器外科分野)入局。駿河台日本大学病院(現・日本大学病院)および関連病院の消化器外科で経験を積んだ後、2002年に苑田第一病院外科に入職。2015年に苑田第二病院に異動し、院長に就任。日本外科学会外科専門医。消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医。

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