胃がん・大腸がんをはじめ消化器疾患の診療が強み「東京東病院」 | 病院・総合病院・大学病院を探すならホスピタルズ・ファイル

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医療法人社団三和会東京東病院

消化器分野で専門的な医療を提供しながら、地域に根差したかかりつけ病院としての機能を果たす

生活保護法指定病院/労災保険指定病院

消化器分野に特化した中核病院
医療と介護の連携で地域に貢献

平成20年に開設された『東京東病院』は、長年にわたって地域医療を支えてきた「菊地外科胃腸科」の入院部門の充実、消化器医療の拡充を目的としてスタートした。運営母体である三和会は、19床の有床診療所だった菊地外科胃腸科での診療のほか、高齢化に向けて早くから介護施設や認知症患者のための専門施設の運営を行うなど、これまで地域住民のニーズに応えながら発展してきた歴史がある。地域に根付いたかかりつけ病院としての機能を果たしながら、診療の柱となる消化器疾患の治療では専門的な医療を提供しているのが特徴だ。
同院のロゴマークでもある同会の3つの輪が並んだデザインは、「医療・介護・福祉」の一体化というコンセプトを表したもの。同院は患者の状態に合わせた切れ目のないケアで療養期を支え、在宅復帰までサポート。介護・在宅医療分野との連携を緊密に図り、いざというときの受け入れ先としても大きな役割を担っている。

病院長メッセージ

菊地 仁病院長

菊地 仁病院長

1994年に東京医科大学卒業後、国立がんセンター中央病院、東京都立墨東病院で消化管治療の研鑽を積む。2004年から菊地外科胃腸科の診療に携わり、2008年「東京東病院」の開設と同時に現職就任。日本外科学会外科専門医。

院内はダークブラウンを基調とした落ち着いた雰囲気で、くつろぎの空間が広がる

院内はダークブラウンを基調とした落ち着いた雰囲気で、くつろぎの空間が広がる

消化器疾患の治療に注力。早期の大腸がんでは内視鏡手術にも対応

消化器疾患の治療に注力。早期の大腸がんでは内視鏡手術にも対応

がんの早期発見・早期治療に向け
検診率アップをめざす

地域に根付いた病院として、急性期、療養期合わせて96床の病床を有する同院。開設当初から力を入れている消化器疾患の治療では、豊富な実績を持っている。東京23区内でも特に検診率が低いという江戸川区において、受診率を向上すべく、患者の意識改革にも力を注いでいる。

日本人の死因の上位を占める胃がん・大腸がん。病院長を務める菊地仁先生が専門とするのは、そうした消化器疾患だ。これまで多くの症例を手がけてきた経験から、早期治療の重要性を力説。江戸川区では大腸がんのスクリーニングである便潜血検査の受診率がわずか10%(平成29年3月東京都福祉保健局の公表)であり、東京23区内でも特に低いのだそうだ。検診を受けるのは本人にも自覚症状があるようなケースが多く、検査の結果、要精密検査になる確率が高い。菊地病院長は、この検診率の低さに警鐘を鳴らしている。
「江戸川区の平均寿命は全国平均よりも低いといわれていますが、その原因の一つには検診率の低さが挙げられます。がんで死なないためには、症状が出る前に検診で早期発見し、早期治療することが欠かせません。『あの時、検査を受けておけばよかった』という後悔がないように、検診の大切さを広めていきたいです」
同院ではがんの早期発見に力を入れると同時に、消化器疾患に対するレベルの高い医療を提供すべく尽力。早期の胃がん・大腸がんでは内視鏡を使ったESD手術(粘膜下層剥離術)や腹腔鏡手術といった患者への負担が少ない手術にも対応し、幅広い選択肢からより良い治療法を選択している。緩和ケアや外来での化学療法にも力を入れているため、消化器がんに対する一貫した治療を行うことができるのが特徴だ。
「地に足を着けた医療で自分たちができることの精度を上げていく、それが地域に向けての社会貢献につながると考えています。がん治療で江戸川区の平均寿命を上げるのが、私の目標です」

がん検診の重要性

国立がんセンター中央病院や東京都立墨東病院で、長年にわたって消化器外科の治療に携わってきた菊地病院長。その豊富な診療経験をもとに一冊にまとめたのが、著書『がんで死なないために知っておくべきこと』である。がん治療で大切なのは「早期発見」。早い段階でがんを見つけて治療をスタートすることができれば、治る確率は高くなる。がん治療や検診の重要性についてわかりやすく解説した本書で、菊地病院長は定期的な検診を推奨している。

江戸川区のがん検診の現状についても本書に詳しく書かれている

江戸川区のがん検診の現状についても本書に詳しく書かれている

消化器疾患

病院開設当初から特化している専門分野
地域に寄り添い質の高い医療に努める

消化器疾患の治療を強みとする同院。治療実績の豊富な大腸がん・胃がんに関しては、開腹手術から腹腔鏡・内視鏡を使った手術まで対応し、外来での化学療法や緩和ケアまで実施。鼠径ヘルニアや痔、胆石、虫垂炎といった良性疾患の治療にも力を注いでいる。

中村 哲郎先生

医局長・手術部部長
中村 哲郎先生
1983年獨協医科大学卒業後、同大学麻酔科に入局。1997年にアメリカ・クリーブランドクリニックへ留学し、腹腔鏡手術の技術を習得。2010年から現職。日本外科学会外科専門医、日本消化器病学会消化器病専門医。

梅村 彰尚先生

梅村 彰尚先生
1988年高知医科大学(現・高知大学医学部)卒業。大学院を経て国立がんセンター中央病院でがん治療の研鑽を積んだ後、三井記念病院に勤務。その間、移植免疫について学ぶためアメリカに留学も。2014年から現職。

同院の診療の柱となる消化器内科・外科では、消化器疾患に対して高いレベルの医療を提供。特に多く手がけているのは大腸がん・胃がんの治療だ。第一選択としての開腹手術をはじめ、初期のがんには腹腔鏡での手術にも対応する。また、内視鏡を使ったESD手術(粘膜下層剥離術)を導入したことで、治療の選択肢がさらに広がった。すべての患者に適応できるわけではないが、体への負担が少なく、術後の回復が早いメリットがあるという。あらゆる選択肢の中から、患者に合わせて最善の方法を選ぶよう尽力している。
「大腸がんや胃がんは早く治療を始めるほど治る可能性が高まる病気です。しかし、なかなか早期発見に至らない現状があります。ある程度進行しないと症状は出ないので、早く見つけるには定期的な検診が一番です」と中村哲郎先生。同院では診断から手術までの待ち時間の短縮に努め、患者の安心につなげている。がん治療では、手術後の患者に対して外来での化学療法を行っているほか、緩和ケアにも取り組んでおり、一貫した治療を提供するのが特徴だ。合併症などで他科との連携が必要な場合は専門病院に紹介し、治療を終えた患者をまた引き受けるといった連携も緊密に取られている。
鼠径ヘルニアや痔、胆石、虫垂炎などの良性疾患の治療でも実績がある。手術を多く手がける梅村彰尚先生は、「特にヘルニアは組織が弱くなってくる高齢の方に多い疾患。手術自体は1時間以内で終わります」と説明。「地域に密着した病院として、がん治療だけでなく身近な疾患の治療でもお役に立ちたいと考えています」と話している。

消化器がんの治療

同院では消化器がんの外科的な標準治療が一通りできるのが特徴。がんの進行度に合わせて開腹手術や腹腔鏡手術、内視鏡手術に対応。術後の患者には5年をめどに通院での化学療法を行っている。がん治療で大切なのは、早期発見で迅速な治療につなげること。定期検診の受診は必須だが、「少なくとも胃痛が続く、血便が出るなど、何かおかしいなと思うような症状があれば、我慢せずにすぐ来院してほしい」と梅村先生は訴える。

内視鏡を使ったESD手術や腹腔鏡手術により、早い回復や退院までの期間短縮を狙う

内視鏡を使ったESD手術や腹腔鏡手術により、早い回復や退院までの期間短縮を狙う

 

呼吸器内科

伊良子 光正先生

内科部長
伊良子 光正先生

1976年昭和大学を卒業。呼吸器外科を専門に東京逓信病院に勤務した後、日本大学医学部第2外科の講師に就任。1988年にアメリカのロマリンダ大学病院で研修。帰国後、民間病院の院長を務め、2011年から同院勤務。肺気腫や誤嚥性肺炎の治療に尽力し、診察では具体的なアドバイスを心がける姿勢で患者からの信頼を集めている。

診察では視診、触診、聴診を基本とし、患者からの訴えに丁寧に耳を傾ける

診察では視診、触診、聴診を基本とし、患者からの訴えに丁寧に耳を傾ける

高齢者に多い肺気腫や誤嚥性肺炎
精密な診断で治療につなげる

地域に必要とされる、呼吸器を専門とする医師が常勤。見極めが難しい初期症状からも診断を行い、風邪や喘息、肺気腫、肺炎など各種疾患の治療を行う。高齢者や脳疾患の患者に多い誤嚥性肺炎を防ぐため、嚥下機能回復のための内服治療やリハビリテーションにも力を入れている。

呼吸器内科の外来で診る疾患の過半数を占めるのが肺気腫。喫煙が主な原因で、高齢になると息切れなどの症状が出始める。「高齢化が進む地域ほど多く診られる疾患」と呼吸器外科専門の伊良子光正先生。治療では症状によって薬を使い分け、吸引処置で気管支を拡張させて症状緩和を図るほか、伊良子先生は病変部分を切り取る肺容量減量手術の経験も持つ。
同科は入院患者を中心とした高齢者の肺炎予防にも注力。嚥下機能に障害があると食べ物を上手に飲み込めず、誤嚥性肺炎を引き起こしやすくなるという。脳梗塞や脳出血で脳がダメージを受けると、筋肉を働かせるためのドーパミンが減少し飲み込みが悪くなる。脳疾患だけでなく、老化で全身の力が弱まるフレイル(虚弱)状態も、誤嚥性肺炎の危険性を高めるそうだ。
「軽症ならリハビリで嚥下機能の回復が期待できます。食事ができると入居可能な施設の選択肢が増え、在宅介護も考慮できます。在宅復帰をめざす上での大事なポイントになるのです」
一般的な肺炎の多くは肺炎球菌が原因であるのに対し、介護施設や病院内でかかった肺炎は細菌の特定が難しい。細菌培養の結果が出るまでは約5日。呼吸器治療の経験豊富な伊良子先生はその間に原因を絞り込み、適切な診断によって迅速な治療につなげている。
さらに、区や企業の検診で撮影された胸部エックス線写真の読影も担い、肺がんを疑う場合は積極的にCT検査を実施。「がんをはじめとした重大な病気の早期発見も、私たちの重要な役割です」と力強く語る。

CTを診断に活用

初期症状では見分けがつきにくい呼吸器疾患。同じように息苦しさを訴えていても、喘息や肺炎のほか、心因性疾患が原因の場合もあるため、画像診断も用いて総合的に判断する必要がある。伊良子先生によると、胸部エックス線検査では心臓や肋骨に隠れて肺の25%は見えないが、CTを使うと断層写真が撮影でき、より精密に診断可能。「常にがんの可能性も念頭に置いて、経過を追って見極めます」と話すとおり、がんの早期発見にもつながっているそうだ。

検査によって何がわかるのか、患者へしっかり説明することにも時間を取っている

検査によって何がわかるのか、患者へしっかり説明することにも時間を取っている

 

介護老人保健施設 ジェロントピア菊華

北村 正次先生

施設長・名誉院長
北村 正次先生

1968年和歌山県立医科大学卒業。都立駒込病院の胃がん外科グループ部長を務めた後、東京都立墨東病院の院長に就任。現在は「東京東病院」の名誉院長として運営に関わりながら「ジェロントピア菊華」の施設長を務める。日本消化器病学会消化器病専門医。

病院と行き来でき、医療との連携がしやすい環境が整っている

病院と行き来でき、医療との連携がしやすい環境が整っている

病院のバックアップを強みに
充実したリハビリでQOLを向上

地域における「医療・介護・福祉」の連携のために、平成7年に開設された介護老人保健施設。100床の一般棟に加え、ニーズの高い認知症棟50床を設け、地域包括ケアに早くから取り組んできた。リハビリにも力を入れた施設運営で、在宅復帰までの道筋をつくる。

東京東病院に隣接する施設で、医療との緊密な連携が特徴の「ジェロントピア菊華」。病院と各フロアでつながっているため、夜間に急変があっても医師が迅速に対応できるという。病院だけでなく、「有料老人ホームコスモス」、「特別養護老人ホームきく」など周辺に関連施設がすべて集約されているため、施設間の連携もスムーズ。利用者の状態に応じて適切な施設を紹介できるメリットもある。
在宅復帰支援としてリハビリにも注力している。施設長の北村正次先生は、「リハビリは介護を行う上で非常に大きな要素。体の衰弱が進む利用者さんに対して、スタッフが情熱を持って接しながら、いかにその方のやる気を引き出すかが大事なのです」と話す。理学療法士、作業療法士、言語聴覚士ら総勢10人の専門スタッフが、利用者の日常動作や運動機能、言語機能を維持するためのサポート体制を整えている。家族を交えたカンファレンスも定期的に開催している。

 

入院環境

佐藤 千喜子さん

看護部長
佐藤 千喜子さん

1976年関東逓信病院附属高等看護学院卒業後、関東逓信病院(現・NTT東日本関東病院)勤務。2013年4月より看護師長として同院勤務。2017年4月から現職。

一般病棟48床、療養病棟48床の計96床を有する同院において、看護部はその明るい雰囲気とチームワークの良さで、療養中の患者を支える

一般病棟48床、療養病棟48床の計96床を有する同院において、看護部はその明るい雰囲気とチームワークの良さで、療養中の患者を支える

落ち着いた療養環境ときめ細かい看護で
快適な入院生活をサポートする

2018年で開設10周年を迎える同院。その節目の年にあって、看護部では新たなマニュアルを作成するなど、より快適な入院環境をめざして看護手順の見直しを図った。「自分たちがどんな看護をしたいのか、一人ひとりが考えて出した答えは、『患者さんに寄り添う看護がしたい』というものでした」と看護部長の佐藤千喜子さん。そこで看護師たちは患者に接する時間を大切にするため、口腔ケアやひげそり、清拭(体を拭くこと)といった清潔ケアに重点を置いた取り組みをスタートさせた。清潔ケアをしながらコミュニケーションを取り、患者から何か要望があれば看護師同士で共有するようにしたことで、よりきめ細かい看護が実現。また、すべての看護師が同じレベルで看護を提供できるように、スキルアップにも力を入れている。同院が強みとする消化器疾患治療についての知識はもちろん、高齢者の誤嚥性肺炎防止をはじめとした全身ケアにも注意を向ける。「患者さんに喜びを感じながら安心して入院していただけるように、力を尽くしていきます」

医療法人社団 三和会 併設施設

医 療

東京東病院

内視鏡検査、消化器医療に特化した医療施設
・生活保護法指定病院
・労災保険指定病院
・難病医療費助成指定医療機関

T E L:03-5636-3030
所在地:江戸川区鹿骨3-20-3

菊地外科胃腸科

地域に広く開かれた診療所。土曜・日曜・祝日(日曜・祝日は午前中のみの診療)も予約なしで受付。

T E L:03-3679-9799
所在地:江戸川区鹿骨3-18-7
診療科目:外科・消化器外科・内科・肛門外科

保 健

介護老人保健施設
ジェロントピア菊華

高齢者や介護を必要とする人の自立を支援し、在宅への復帰を目標に、医学的管理のもと、看護、介護ケア、リハビリテーション、栄養管理・食事・入浴などの日常生活サービスまで併せて提供。
・入所定員
本館 100人/2号館 50人(認知症専門棟)
・通所リハビリ(デイケア)50人/1日

T E L:03-5666-3030
所在地:江戸川区鹿骨3-20-3

コスモス
通所介護サービスセンター

有料老人ホームに併設された「通所介護サービスセンター」
・通所介護(デイサービス)30人/1日

T E L:03-5663-3030
所在地:江戸川区中央3-20-22

福 祉

有料老人ホーム
コスモス

T E L:03-5663-3030
所在地:江戸川区中央3-20-22

社会福祉法人 協和会
特別養護老人ホーム きく
在宅サービスセンター きく
地域包括支援センター きく

・短期入所生活介護
・老人デイサービスセンター
・熟年相談室(地域包括支援センター)
・熟年ふれあいセンター(江戸川区委託事業)
・熟年いきいきトレーニング(江戸川区委託事業)
・配食サービス(江戸川区委託事業)

T E L:03-3677-3030
所在地:江戸川区鹿骨3-16-6

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