院長メッセージ(医療法人社団埴原会 赤羽病院) | 病院・総合病院・大学病院を探すならホスピタルズ・ファイル

病院・総合病院・大学病院8133件掲載中(2020年08月03日現在)

病院・クリニック・医者検索

ドクターズ・ファイル

求人・転職・仕事情報を探す

ドクターズ・ファイル ジョブズ

医療法人社団埴原会赤羽病院

20200630 main
古川 清憲院長
Furukawa Hironori

プロフィール1999年日本医科大学外科学第1教室助教授、2005年日本医科大学外科学教授、2010年日本医科大学付属病院での副院長兼医療安全管理部長を経て、2020年4月赤羽病院院長就任。散歩と週に2、3回のジム通いが健康の秘訣。

何か困ったら真っ先に頼りにされる存在

赤羽駅前の喧騒を抜けると、まるで別世界のように現れる大きな緑の空間と静かな環境。そんな恵まれた環境にあるのが「赤羽病院」だ。第二次世界大戦後まもなくの1949年に赤羽診療所として開設され、医療法人化や増床、新築移転などを経て規模を拡大。地域医療の中心的存在として、多くの地域住民の医療のよりどころとなってきた存在だ。何らかの体の不調を訴え助けを求める患者はもちろんのこと、高齢化社会にあって介護などを担う家族などの気持ちにも寄り添い、家族を含めた生活の立て直しや、少しでも快適に生活できるようになるためのアドバイスや、入院、リハビリなど急性期医療も含めた幅広い医療を提供し続けている。そんな赤羽病院に再登板となる古川清憲先生が2020年4月に院長として就任。外科教授として先端の医療にも取り組み、大学病院の副院長と医療安全管理部長も兼任していた古川院長に、地域医療への取り組みなどさまざまな話を聞いた。(取材日2020年6月18日)

70年以上、赤羽の地で地域医療に貢献されてきました。
20200630 1

1949年赤羽診療所として開設し、1951年に医療法人社団埴原会となり、1978年に現在の地へ新築移転。増床や改修を経て現在の赤羽病院となりました。安全で安心な医療、平等で公正な医療、医療の質の向上、患者さんやご家族、地域、職員などすべての関係者との信頼関係に基づいた医療を提供することを理念とし、職員一丸となってまい進してきました。少子高齢化や核家族化で、この赤羽エリアも高齢者がお二人やお一人で暮らしている方も多くなりました。ちょうど高度成長期に地方から出てこられた方々が多いようで、かつては当たり前だった3世代4世代一緒の暮らしというのはなかなかありません。そこで問題となるのが、高齢者だけでどう暮らすのか、またご家族が少人数でどう介護するのか、ということです。在宅で介護を、としきりにいわれていますが、簡単ではありません。赤羽病院としてもっと患者さんやご家族をお助けしたいと考えています。

赤羽病院としてめざす姿はどのようなものでしょうか?
20190404 2

医療の基本は「困っている人を助けること」だと思います。これは私の母校の学是ですが「克己殉公」という言葉があります。「私心を捨てて、広く医療や社会に尽くす」ということですが、この精神に基づき、すべての患者さんや家族の皆さま方が幸せになるように安全・安心な医療を提供することが私たちの使命だと考えています。こうして一つの指標を掲げれば、職員は自分は何をするべきかがわかりますし、たとえ少しそれてしまってもまた戻ってくることができます。みんなで同じ方向を向く、ということが大切なのです。また病院内の風通しの良さも重要です。ちょっと確認したい、少し相談したい、そんなときに気軽に声をかけられないようではいけません。これは職員と患者さんの間でも同様です。ご家族や患者さんとの雑談が診療に有用な情報となることも多いので、職員同士も、患者さんやご家族と職員も、コミュニケーションを大切にしてほしいと思っています。

高齢者の医療の難しさはどこにあるのでしょう?
20190404 3

患者さんご本人はもちろんだけれども、介護するご家族がいる場合にはご家族のお考えやお気持ちもくみ取っていかなくてはなりません。ですからご家族が生活を立て直すために、一定期間患者さんに入院していただくような、いわゆるレスパイト入院ということも行っています。子育ては成長すれば手が離れますが、介護は先が見えないつらさがあります。心が折れる前にぜひご相談いただきたいですね。高齢の患者さんをご自宅へお戻しするときにはさまざまな問題がありますが、この地域でよくあるのは、ご自宅が賃貸で改造が勝手にできず、手すり一つ設置するのにも難しい場合があったり、高層階にお住まいで不便だが転居は難しい場合などですね。そうするとご自宅での暮らしがとても困難であることも多いのです。そんなときは、積極的に地域の連携機関と協力をして、より良い生活実現に向けてご相談に応じています。

今後の展望をお聞かせください。
4

当院を退院される患者さんの多くは、引き続き何らかの医療ケアや介護の手が必要な場合が多いので、今まで以上に医師や看護師などが積極的に関わっていくことができれば、と考えています。いつも顔を合わせているスタッフが継続して関わることができれば、患者さんもご家族も安心されるでしょうから。当病院には居宅介護支援や訪問リハビリテーションがありますから、まずはそこを足がかりに発展させていきたいと思っています。また、今は医療施設に対する、安全・安心が揺らいでいると感じます。これはたいへん危機的な状況です。病院は患者さんを守らなくてはなりません。と同時に職員を守る義務もあります。その一方で、地域に開かれた存在でなくてはなりません。私はかつて大学病院で医療安全管理部長も務めていましたから、その経験も生かしながら、安心・安全で頼りになる病院をつくり上げていきたいですね。

最後に地域の方々へのメッセージをお願いします。
20200630 5

当病院では、赤羽病院を頼って来院される患者さんすべてにきちんと対応したいと思っています。何か特別な診療科に特化したり得手不得手で判断するのではなく、どんな疾患もしっかりと診て、当病院で入院加療が必要なら入院をお願いしますし、必要なら適切な医療機関を紹介するなどして適切な医療へと導くのも私たちの役割でしょう。また、それが本当の総合的な病院の姿だと思います。患者さんのすべてが心臓移植のような先端の医療を求めているわけではないと思います。いつでも困ったら頼れる存在でいられるようこれからも職員一同精進していきますので、お困りのことがありましたら、いつでもご相談においでください。

access.png

病院・総合病院・大学病院を探すならホスピタルズ・ファイル

ホスピタルズ・ファイルは、全国の病院・総合病院・大学病院の総合情報サイト!沿線・行政区、住所、診療科目、対象疾患名や検査・治療内容などから、あなたがお探しの病院・総合病院・大学病院情報を探すことができます。病院・総合病院・大学病院の基本情報だけではなく、責任者メッセージ、各診療科目の詳細、特徴を、独自に取材して紹介しています。

情報掲載について

掲載している各種情報は、 ティーペック株式会社 および 株式会社ギミック が調査した情報をもとにしています。 出来るだけ正確な情報掲載に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。 掲載されている医療機関へ受診を希望される場合は、事前に必ず該当の医療機関に直接ご確認ください。 当サービスによって生じた損害について、 ティーペック株式会社 および 株式会社ギミック ではその賠償の責任を一切負わないものとします。 情報に誤りがある場合には、お手数ですがホスピタルズ・ファイル編集部までご連絡をいただけますようお願いいたします。

↑TOPへ戻る