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医療法人社団明芳会 板橋中央総合病院

(東京都 板橋区)

加藤 良太朗 院長

最終更新日:2022/10/18

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地域に密着した愛し愛される病院をめざして

志村坂上駅から続く小豆沢通り沿いを歩くこと約1分。下町の雰囲気が残る場所の一角で、60年以上にわたって地域の人々の健康を支えてきたのが、「板橋中央総合病院」だ。東日本を中心に医療や介護、福祉事業を展開するIMSグループの中心的な位置づけとなる同院は、幅広い診療科と部門、専門の外来などに加え、569の病床を備える総合病院として地域医療に尽力。「安全で最適な医療を提供し、『愛し愛される病院』として社会に貢献する」ことを病院理念に、地域医療を担う急性期病院としての役割を24時間365日提供できるよう体制を整えている。同院の院長で、「スタッフは若い人が多く、本当にみんなが患者さんに一生懸命貢献したいと思いながら頑張っています」と穏やかな口調と優しい笑顔で話す加藤良太朗先生に、同院の取り組みについて、詳しく話を聞いた。(取材日2022年7月27日)

病院の概要を教えていただけますか?

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当院は、全国に展開しているIMS(イムス)グループの基幹病院です。東日本を中心に広く医療・介護・福祉施設を展開している当グループのスタートとなったのが板橋中央総合病院でした。先代の中村哲夫先生が1956年にこの場所で5床の診療所を開業したのが最初で、その後、病院が大きくなり、現在のIMSグループで会長の中村哲也先生がグループとして発展させていきました。この地域には、以前は工場などがたくさんあり、そこで働いている人たちの外傷が多いため救急医療に力を入れてきたなど、地域を大切にしている病院です。そのような経緯もあり、当院は「愛し愛される病院」を理念に地域に密着した、使い勝手の良い病院であることをめざしています。私は、約16年間アメリカにいたのですが、2015年に当院での勤務をスタートし、2019年からは院長を務めています。

力を入れていることは何ですか?

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まずは総合的な医療を提供していくことに力を入れています。一般的に総合病院というと、さまざまな診療科がある病院を指しています。それに加えて当院は、複数の診療科の横のつながりや連携を強化していることが強みです。人の体は心臓や消化管が別々に動いているのではなく、全体がダイナミックに連動して動いているのですから、全体を診られる人が必要だと考えています。そこで当院では、患者さんを総合的に診ていく診療部門を設け、総合的な医療を行っていくことを重視しているのです。例えば、頭が痛いときに一般的な病院では、これは神経内科なのか脳外科なのか、それとも内科なのか、患者さん自身が考えて受診していますよね。当院では、まず入り口となる内科初診の外来などでトリアージして、そのまま診ることも多いのですが、必要であれば、適切な診療科につないでいきます。患者さんが、自分で診療科を決める必要がないと言うメリットもあります。

救急医療への取り組みも教えていただけますか?

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救急には以前から力を入れていまして、24時間365日体制で、断らない救急をめざしています。皆さん、急な体調の変化やケガなどで、救急車を呼ぶか迷うことがあると思います。本当に重症であれば、救急車を呼ぶ判断は簡単でしょう。しかし、あまりなじみのない状態になった時は判断が難しいですよね。例えば手足がしびれて動きが悪いと感じている場合。一晩眠れば治まるかも、と考えて救急車を呼ぶのをためらう場合もあると思います。ですが脳梗塞だった場合は時間との勝負。発症から4時間以内であれば治療の選択肢がさまざまありますが、時間の経過で選択肢は少なくなります。判断に迷われた際は、まずはかかりつけの先生に相談をしましょう。その先生から要請を受けましたら、すぐに当院で対応をしていきます。また、当院は小児の救急にも力を入れていますので、いざというときには当院を頼っていただければと思います。

他に力を入れていることはありますか?

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最近、聖路加国際病院、順天堂大学医学部附属病院などの心臓血管外科が連携をして医療の質向上と継続した医療の提供に向けた取り組みを行っています。当院にも2022年7月に聖路加国際病院から山崎学先生に来ていただいて、その仲間に入れてもらっています。この連携のメリットは、もし、どこかの病院で医師が足りない場合に、連携した他の病院から医師が来て、普段使っているのと同じ装置を使ってその病院で手術を行っていくことが可能になること。これは、医師にとっても患者さんにとっても良いことですよね。当地域にはまだ潜在的な患者さんが多いと思います。当院では総合的に医療を行っていますので、合併症がある場合などリスクの高い患者さんに対しても手術が可能です。複数の病院と当院の心臓血管外科や循環器内科が連携をしながら、これからさらに心臓の治療に力を入れていきたいと考えています。

今後の抱負とメッセージをお願いします。

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まず、今までとはまったく異なる、新鋭のCT診断装置が導入されました。これは、撮影が0.6秒程度で終わるので暴露される放射線量も少なく、画像の解像度も高いなどの特徴があります。近隣の先生方など、必要な時にはぜひ紹介をしていただきたいと思います。また、地域の診療所との連携をもっと強化して、頼っていただける病院になっていくため、専門的な医療提供についても力を入れていきたいと考えています。また、災害時を想定し、被災者を受け入れる体制を整えていくことも重要です。さらに3年後をめどに新病院の建設も予定しています。その際には、医療だけでなく地域と一体化して病院を中心とした町づくりもしていきたいですね。現在、当院の建物は歴史を感じるものとなっていますが、スタッフは若い人が多いですし、皆が患者さんに一生懸命貢献したいと思って日々、取り組んでおります。

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加藤 良太朗 院長

1999年東京大学卒業。帝京大学医学部附属市原病院麻酔科、米国ミズーリ州のBarnes-Jewish Hospitalや、ペンシルベニア州のUPMC、ハワイ州のKuakini Medical Centerなどでの研鑽を経て、2015年に板橋中央総合病院の副院長兼総合診療内科主任部長として入局。2019年より現職。日本内科学会総合内科専門医。

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