院長メッセージ(医療法人社団慈誠会 上板橋病院) | 病院・総合病院・大学病院を探すならホスピタルズ・ファイル

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医療法人社団慈誠会上板橋病院

リウマチ治療とリハビリに力を入れ、急性期から在宅医療の支援まで多機能病院として地域の医療を支える

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小出 純院長
Jun Koide

プロフィール1981年慶応義塾大学医学部卒業。当時は未解明な部分が多かったリウマチ・膠原病を専門に選び、治療の難しい病気に苦しむ患者を大学病院などで診療。関節リウマチの病因解明の研究にも携わる。1998年、リウマチの専門治療で知られる上板橋病院の院長に就任。地域密着型のリウマチ治療に取り組むほか、リハビリを中心に急性期から慢性期まで切れ目のない医療サービスの提供をめざす。日本リウマチ学会リウマチ専門医。

地域に必要な多面的な医療を切れ目なく提供

「上板橋病院」はリウマチとリハビリという2つの専門分野と、地域に密着した幅広い診療が特徴と小出純院長。リウマチ科、内科、整形外科、耳鼻咽喉科、心療内科、脳神経外科、リハビリテーション科などの診療科を持ち、同院を含む10の病院と複数の介護施設等を擁する慈誠会グループの中核病院と位置付けている。同グループの目標は、高齢になっても地域で健康に長生きできるようトータルな医療・介護を提供すること。「急性期から回復期といった入院を経て在宅医療へ、必要な方には長期療養のための入院など、地域の中で切れ目のない医療サービスの提供をめざしています」という。このため同院はさまざまな容体の患者を受け入れ、多様な機能をミックスさせた地域密着型医療の病院となっている。「このほか専門の一つであるリウマチの専門医療には50年以上の実績があり、近年大きく進歩した治療法も取り入れ、患者さんに多様な治療法をご提供できるのです。またリハビリもスタッフが充実し、患者さんの良好な回復につながっています」と力強く語る小出院長。多面的な強みを持つ同院の診療について詳しく聞いた。(取材日2017年5月12日)

リウマチの専門治療には長年の実績があると聞きました。
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当院のリウマチ専門治療は1965年からとすでに50年以上の実績を持ち、1989年からはリウマチ専門医を育てる教育施設の役割も担い、地域に根差しながら高度なリウマチ治療を行う病院として昔から定評があります。現在は私を含む2人の日本リウマチ学会リウマチ専門医を中心に、リウマチおよび膠原病を診療しています。その中でも関節リウマチの治療はここ10数年で飛躍的な進歩を遂げ、患者さんの症状や痛みをかなりコントロールできる病気になりました。新たな治療法を早期に開始すれば病気の進行を止めたり遅らせたりでき、痛みだけでなく、関節リウマチに付きものだった関節の変形を起こさずに済むまでになっているのです。その立役者は生物学的製剤と呼ばれる画期的な治療薬で、当院では使い勝手の異なる複数の生物学的製剤のほか多様な治療法を用意し、患者さんの病状やご希望をもとに適切な治療を提供しています。

生物学的製剤とはどのような薬なのでしょうか。
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生物が産生する物質をもとに作った薬の総称で、2017年現在、日本ではリウマチ治療薬として7種類の使用が許可されています。投与方法は注射や点滴などで作用も種類によって異なりますが、病気が進行した患者さんでも翌日痛みがとれる場合があるなど、いずれも高い効果が期待できるものです。一方で約2割の方に副作用も見られ、その患者さんの症状に応じた薬を選び、副作用に十分に対応するにはリウマチ・膠原病を専門とする医師の力が必要と私は考えています。副作用のうち特に即時対応が必要なのが感染症、間質性肺炎などを起こしたケースです。幸い当院には入院設備があり、衛生管理が行き届いた院内で病気を治し、しっかり体力を回復して、安定したらまたご自宅に戻っていただけるのが強みの一つです。しかもふだん外来で診療している医師が入院中も引き続き主治医として担当しますから、患者さんにもご家族にも安心ではないでしょうか。

容体に応じた病床それぞれの違いを教えてください。
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現在、当院には150の病床つまり入院用のベッドがあり、そのうち一般病床が36床、回復期リハビリ病床が44、医療療養病床が70となっています。一般病床は急に具合が悪くなったり、事故に遭ったりした方の治療に使われ、救急の患者さんもここで受け入れるのです。これらは急性期医療と呼ばれ、一般的には2、3週間ほどで退院すると考えられています。また当院の一般病床には、地域包括ケアという特別な病床が20床含まれます。これは今後の地域連携医療の中核となるもので、在宅医療としてご自宅や施設などで過ごされている患者さんが、急に容体が悪くなったとき一時的に入院するためのもの。また当院の外来で診ている患者さんも、合併症で肺炎や腎不全になったり、脱水や低栄養などになったりしたときに入院していただくことも可能です。地域包括ケア病床は一般病床と異なり、最長60日までの入院が想定されています。

では残りの回復期リハビリ病床、医療療養病床とは何でしょうか?
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前述の急性期医療では2、3週間後の退院が考えられますが、高齢の方はご自宅で過ごせるまで回復し切れない場合がほとんど。そこでリハビリを中心にさらなる回復を支援し、着実な社会復帰・自宅復帰をめざすのが回復期リハビリ病床の役割です。入院期間は最長180日で、当院では理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などのリハビリスタッフが、365日リハビリを行っています。脳梗塞や転倒骨折などで入院しても早くからリハビリを行えば、多くは入院前と同程度まで回復するといった良好な結果も出ています。さらに当院は通所リハビリもあるため、自宅に戻られた後もリハビリによる機能維持も支援できます。一方、医療療養はIVH(中心静脈栄養法)や人工呼吸器など在宅医療では難しい高度治療を受け、長期的な療養入院をしていただくものです。ただ、地域包括ケア病床や回復期リハビリ病床とは異なり、自宅復帰を重視せず看取りを行うことも含まれます。

最後にこれからの目標をお聞かせください。
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診療と同様に病気の予防や早期発見も重要と考え、地域に向けて「糖尿病教室」などの講座を通して情報発信を行うほか、CTやMRIをはじめ充実した検査機器を使った健康診断、人間ドックを多くの方に提供したいと考えています。特に自営業の方や主婦の方、退職された方などは年1回の定期健康診断にも利用いただきたいですね。また人間ドックは併設の「人間ドック会館クリニック」で対応し、日帰りドック、MRIを使った脳ドック、骨密度測定装置による骨の検診コースなど目的別のメニューも用意しました。近年はがんも早期発見によって治療可能なケースが多く、長生きのためにもがん検診をお勧めしたいと思います。当院は1959年の開院以来、地域に根差した診療を行ってきました。これからも地域に愛される病院をめざし、皆さんに信頼していただける医療の質、安心できる医師やスタッフの対応など、さまざまな努力を続けていきます。

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