院長メッセージ( 順天堂大学医学部附属練馬病院) | 病院・総合病院・大学病院を探すならホスピタルズ・ファイル

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順天堂大学医学部附属練馬病院

高度な医療の提供を志し、さらなる進化を続ける。地域に根差した病院として、全人的医療を行う

災害拠点病院/東京都がん診療連携拠点病院/地域医療支援病院

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児島 邦明院長
Kuniaki Kojima

プロフィール1977年順天堂大学医学部卒。同大学付属の順天堂医院第二外科に入局し、主に肝胆膵、門脈圧亢進症の外科の臨床・研究に従事した後、乳腺・内分泌外科学研究室へ。順天堂大学医学部附属練馬病院の開院とともに副院長に、2011年より院長に就任。医局に多くの医師たちが机を並べ切磋琢磨し合うなど、診療科や職種の壁のない病院づくりに力を注ぐ。院長室には同院で育った研修医たちの写真を飾り、わが子のように慈しむ一面も。

区民の健康のため、機能改革に取り組む

学校法人順天堂が運営する6つの病院の一つとして、2005年に開設された「順天堂大学医学部附属練馬病院」。区内の病床不足改善をめざして進められた病院誘致計画を端緒として設立されて以降、同院は地域の医療環境充実のために力を尽くし、区民からの信頼を得てきた。西武池袋線の練馬高野台駅から徒歩3分ほどの環状八号線沿いという交通至便な立地ながら、周辺には木々の緑が揺れ、どこか長閑で穏やかな街並みが広がっている。2020年1月の外来棟完成に合わせて、現在の外来の一部を改築して90床増床するほか、2021年4月にはGCUやNICUを備えた小児周産期部門、心臓血管外科および形成外科の新設を予定する同院。「病院の質、機能的にも“生まれ変わる”と言っても過言ではありません」と児島邦明院長は熱く語る。大学病院としての医療を提供しながら、診療科や職種の壁を越えた医療に取り組む独特の風土を根づかせてきた児島院長に、同院の「今」と「未来」について話を聞いた。
(取材日2019年5月17日)

病院の歴史からお教えいただけますか?
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当院は、学校法人順天堂が設置・運営する6つの病院の一つとして開設。以降、順天堂の伝統である「不断前進」の理念と、建学以来の学是「仁」に基づき、地域医療に貢献しています。開設のきっかけは、練馬区が病床不足改善を目的として進めていた病院誘致計画です。練馬区は人口に対する病院数、および一般病床数の不足が顕著で、 区単位では23区平均の約3分の1程度に留まり、東京23区内では非常に少ない病床数となっています。救急患者や慢性期の患者の多くが区外の医療機関に入院または搬送されているという状態を少しでも早く解消することが、区に課せられた長年の課題だったのです。当院は開設の翌年にあたる2006年5月には400床をフルオープンさせ、大学病院ならではの高度医療を提供する一方、二次救急指定病院として、また災害拠点病院として、機能の充実に努めてきました。

現在、リニューアルの真っただ中だと伺いました。
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現在、2020年1月の外来棟完成に向けて、病院中が動いています。2021年4月には現在の外来の一部を改築して90床増床し、病床数は490床に拡大する予定です。また、GCUやNICUを備えた小児周産期部門、心臓血管外科の新設により、病院の質や機能面において、より高度な医療に対応できる病院に「生まれ変わる」と言っても過言ではありません。特に、心臓血管外科の開設は、救急医療の強化に取り組む当院にとっては大きな意味があります。より精密な不整脈治療が可能になっていくほか、現在は他院に搬送している大動脈疾患などの救急治療も、当院で対応可能になっていくからです。また、2021年のNICU6床を備えた小児周産期部門の完成により、合併症を抱えた妊産婦や、重症の新生児などの治療が可能になるほか、血液内科の無菌ベッドを12床導入することで、患者さんに安心して化学療法を受けていただけるような環境が完成します。

地域医療支援病院としても、さらに必要とされていくのですね。
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地域の急性期医療を担う当院ですが、地域の先生方が多くの患者さんを紹介してくださったおかげで、現在は東京都の地域医療支援病院として積極的に後方支援を行っています。近年、日常の病気はかかりつけの先生が診療にあたり、重症の場合には大学病院、総合病院が治療をする「ふたり主治医制」を医師会などが推進しています。当院はその機能分化と連携が非常にうまくいっていると感じています。私は順天堂本院で地域医療連携室長を務めた経験を生かして、当院の地域医療連携室の立ち上げに携わってきました。今、当院の紹介や逆紹介についてはスムーズに行えていまして、地域の先生方から信頼いただいているのを実感しています。また、二次医療機関として救急の強化にも取り組んできました。救急・集中治療科と各診療科のチーム医療で、満床の場合も一度応急処置を施してから連携する他院に搬送する方針で、多くの救急車を受け入れています。

診療の特色や強みについて、詳しくお聞かせください。
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救急に加え、小児・周産期医療、がん治療、災害医療を重点医療としています。がんについては、肺がん、大腸がん、胃がん、乳がん、子宮がんのいわゆる主要五大がんを中心に、先進的な医療を提供しています。放射線治療も行っており、埼玉方面からも多くの紹介患者さんがいらしています。今年4月には、5診療科の科長が変わりました。消化器内科長は肝胆膵の画像診断および低侵襲治療のスペシャリストです。脳神経外科長は高齢化が進むこの地域でもニーズの高いパーキンソン病を得意とし、整形外科長は膝関節の専門家で、スポーツ医療にも精通しております。乳腺外科長はチームで質を重視した医療を提供。小児に関しては、夜尿症治療を特に専門とする先生が新たに科長に就任し、スタッフ体制を充実させて診療にあたっています。災害時医療については、災害医学の経験豊富な医師を中心に定期的に災害対応訓練を行い、対応力を高めています。

専門性の高い医療を提供しつつも、地域に寄り添う印象ですね。
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まさにそれが当院のキャッチフレーズなんです。大学病院ならではの医療を必要とする患者さんも、日常的な疾患に悩む地域の患者さんも診られるということですね。こうした点にやりがいを感じるスタッフは多いと思いますし、当院を志望する研修医たちも魅力を感じてくれているようです。彼らが成長して活躍する姿を見るのが、今私の一番のやりがいです。本院は大規模ですから、全員が同じ思いを共有するのは簡単ではありません。400床の規模だからできるコミュニケーションで、良い病院にしようと声をかけ合って病院づくりをしてきた結果、大学病院には珍しく、診療科や職種の垣根なく同じ目的に向かうことができる独特の風土が生まれました。今後も当院だからこそできるチーム医療で、患者さんに喜んでもらえる医療を追求していきたいですね。最終的には、三次救急病院の指定を受け、重症の患者さんも区内で診療できる体制を整備したいと思います。

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