院長メッセージ(医療法人社団済安堂 井上眼科病院) | 病院・総合病院・大学病院を探すならホスピタルズ・ファイル

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医療法人社団済安堂井上眼科病院

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井上 賢治院長
Kenji Inoue

プロフィール1993年千葉大学医学部卒業後、1998年東京大学大学院医学系研究科修了。東京大学医学部附属病院分院(現在は本院に統合)眼科医局長、名戸ヶ谷病院眼科部長、井上眼科病院附属お茶の水・眼科クリニック(現:お茶の水・井上眼科クリニック)院長を経て、2008年に同院母体である医療法人社団済安堂の理事長に就任。2012年から井上眼科病院院長を兼務。日本眼科学会眼科専門医。

入院・手術を担うグループの中核的病院

明治初期から続く「井上眼科病院」の第11代院長で、井上眼科病院グループの理事長も務める井上賢治院長。「眼の疾患は非常に種類が多く、治療は専門ごとに細分化される傾向にあります。当グループは各施設がそれぞれの専門分野を担い、さまざまな眼の疾患に対応できる体制で、「眼」の総合病院として患者さまの多様な要望に応えたいのです」と話す。超高齢社会を迎えて、白内障や緑内障など主に加齢から起こる病気の患者数はさらに急増すると考えられ、外来診療をグループ内の各院が担い、手術・入院を同院が担当するなど、密接な連携で高度な医療を提供していくという。同グループの基本理念の一つ「患者さま第一主義」を基に、「常に患者さまの身になって診療したい」と語る井上院長に、同院のめざす診療について詳しく聞いた。(取材日2017年12月1日)

こちらは130年以上続く眼科の病院と伺いました。
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1881年に創設者の井上達也が済安堂医院を開設したのが「井上眼科病院」の始まりですから、もう137年になります。現在はお茶の水・井上眼科クリニック、西葛西・井上眼科病院、大宮・井上眼科クリニックを擁する井上眼科病院グループへと発展し、その中で当院は、入院・手術を担う中核的な位置付けとなっています。グループ全体で密接に連携して「眼」の総合病院として、眼のさまざまな疾患に対応できる体制を整えています。患者さまは日本全国から来院されるのですが、地域の大学病院などからのご紹介の難症例の方も多く、当院に隣接するお茶の水・井上眼科クリニックには一般眼科のほか小児眼科、神経眼科、緑内障、コンタクトレンズといった専門外来を設け、専門的な医療をご提供しています。

病院では主にどういった手術をされるのでしょうか?
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最も多いのは白内障で、2016年4月~2017年3月の間には当院で約5300件の手術を行い、うち日帰り手術が約35%を占めています。そのほか緑内障、眼瞼(まぶた)、斜視、角膜移植といった手術も手がけています。白内障の手術は濁った水晶体を取り除き、人工のレンズに置き換える眼内レンズ挿入術が中心です。単焦点レンズに加えて当院は「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」の認定施設であるため、多焦点レンズもご提供できるのが強みの一つ。また、白内障手術機器フェムトセカンドレーザーと高機能多焦点眼内レンズを用いた白内障手術も行っています。医療の進歩によって眼科診療も変わり、白内障手術には「見えればよい」から「より快適に見たい」というニーズも加わってきました。当院ではそうした幅広いご要望に応えられるよう、多様な手術方法を用意しています。

診療方針をはじめ診療面での特色を教えてください。
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当グループは患者さまの立場を考えて診療を行う「患者さま第一主義」のほか、「実証医学(EBM)に基づいた検査と治療」「『眼』の総合病院の確立」を基本理念としています。「患者さま第一主義」とは接遇面のみを指すのでなく、医師が専門的知識や技術を患者さまのニーズに合わせて提供することなども含み、当グループが時代に即した高度な医療をご提供しているのも、この基本理念に沿ったものです。各医師は自らの専門性を生かして診療を行い、例えば当院では私が緑内障、副院長が白内障の難症例を診るほか、角膜や屈折矯正手術などを担当しています。さらに特別外来として当院の名誉院長である若倉雅登が、神経眼科・心療眼科の診療を行っています。また眼疾患の早期発見、早期治療の重要性を考え、お茶の水・井上眼科クリニックでは眼科の検診コースを開設しています。

グループ以外の医療機関との連携はどうされていますか?
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白内障をはじめ目の病気は高齢の患者さまに多く、糖尿病のような生活習慣病をお持ちの方もおられます。このため当院では医療連携室が窓口となって、内科などご紹介元となる医療機関と連携し、紹介患者さまの受け入れに関するご相談、受診のご報告、診療後の返信の確実性、敏速性などサービス向上を図っています。手術後の患者さまはご紹介元の医療機関に診ていただくことを基本とし、必要に応じて当院の外来部門であるお茶の水・井上眼科クリニックでの継続受診をお願いしています。そうした患者さまが引っ越しで当院に通えなくなるといった場合、転居先で適切な眼科の医療機関をご紹介するケースもあります。またセカンドオピニオンのために来院される患者さまも多いですね。

ロービジョンケアにも早くから取り組まれているとか?
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1999年にロービジョンの方やそのご家族から相談を受ける「目の相談室」を開設しました。緑内障や糖尿病網膜症などで視力や視野を損ねた後でも、患者さまが少しでも快適に、また希望を持って過ごしていただけるよう、ロービジョンの外来で医師が診療を行う他に、相談室では医療ソーシャルワーカーが就業や生活の相談、社会福祉制度の情報提供を行い、視能訓練士が補助具選定のお手伝いをしています。これと並行して、当院ではロービジョンの職員を採用し、誰もが輝いて仕事ができる環境づくりにも取り組んでいます。現在その職員は患者さまにIT機器の視覚補助機能を用いたITサポート業務を行っています。130年以上も眼科診療を続けてきた医療機関の責任として、こうした視覚障害の方の社会参加を後押しする活動にも力を入れたいと考えています。今後も患者さまの声に耳を傾け、より良い眼の総合病院をめざしてさらなる努力を重ねてまいります。

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