最終更新日:2022/04/22
選定療養費あり立正佼成会附属 佼成病院

- 東京都杉並区和田2-25-1
- 脳神経外科
- 循環器内科
- 外科
- 消化器外科
- 小児科
- 呼吸器内科
- 呼吸器外科
- 乳腺外科
- 精神科 すべて見る
緩和ケア内科
診療科・部門紹介
がんの終末期患者の体と心の痛みをケア。家族や遺族のサポートにも力を入れる
入院患者が心穏やかに過ごせるよう最上階の10階に用意された個室20床の緩和ケア病棟では、主にがんが進行し積極的な治療が難しくなった患者を受け入れる。緩和ケアを専門とする医師とがん疼痛や緩和ケアの知識を持った看護師などがチームとなり、体の痛みをできるだけ取り除くとともに精神的な苦しみも和らげるための投薬など、最後の貴重な時間を過ごす場としての診療に取り組んでいる。また、患者自身に今後や最後の時間の過ごし方などについての希望を聞くACP(アドバンスド・ケア・プランニング)を実施することでケアに反映できるよう工夫。患者それぞれが大事にしていることを把握し、それを治療やケアに生かすことを心がけている。

緩和ケア病棟はすべて個室で、患者が快適に過ごせるよう配慮された造りとなっている
スタッフ紹介
責任者

神保 好夫部長
1976年東京医科大学卒業後、同形成外科学教室に入局。1990年より同院形成外科に勤務。同部長を経て2012年に佼成病院院長就任。2015年より現職。日本形成外科学会形成外科専門医。医学博士。
スタッフ

荒井 祥子先生
2006年旭川医科大学卒業。横須賀共済病院での初期臨床研修を経て横浜市立大学医学部麻酔科学教室に入局。同附属病院麻酔科、関連病院勤務などを経て2020年に入職。
紹介医療機関の先生方へ
がんの終末期の患者さんとそのご家族の背景などを把握していて、緩和ケア病棟への入院が必要となるタイミングを一番わかっているのは、訪問診療をしているかかりつけの先生方だと思います。ですから、当院の緩和ケア病棟への入院の可能性が少しでもあるのなら、患者さんご本人がこちらに来て面談や見学ができる早いタイミングで一度、相談をいただけるのが良いと思います。そのほうが、私たちもゆっくりと話ができますし、実際に面談や見学などをしていただくことで、患者さんご本人やご家族が今後、どう過ごしていくのかの考えや思いなどを確認しやすくなると思います。緩和ケアが必要な際には、当院を紹介していただけると幸いです。