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佼成病院

Cs 1
  • 東京都杉並区和田2-25-1
    • 脳神経外科
    • 循環器内科
    • 外科
    • 消化器外科
    • 小児科

    • 呼吸器内科
    • 呼吸器外科
    • 乳腺外科
    • 精神科
    • すべて見る

地域住民の健康を支える
幅広い診療展開で
安全で質の高い医療を

平成26年に中野区から杉並区に移転し、地域の中核病院として健康を支える『佼成病院』。二次救急医療機関として24時間体制で患者を受け入れているほか、災害拠点病院としても機能している。27の診療科で幅広い診療を実践しており、急性期病棟、地域包括ケア病棟など、患者の状態に合わせた入院にも対応。患者サポートセンターを通じて地域医療連携の充実も図り、スムーズな入院受付から退院後の生活支援まで実践している。
杏林大学の教育関連施設でもある同院は、「安全で質の高い医療を、多くの患者に提供すること」を使命に、人材や医療体制においても同大学と緊密な連携を取っているのが特徴だ。豊富な人員のもとで、継続的かつ高い水準の医療を提供できる強みがある。
また、新型コロナウイルス感染症への対策として、発熱症状のある患者とそれ以外の患者が接触しないような動線設計や、一方通行にした入り口での検温、専任スタッフによるトリアージなど、感染拡大防止のための施策にまさに尽力している最中だ。地域住民が安心して受診できるよう、徹底した対策が取られている。

院長メッセージ

甲能 直幸院長

甲能 直幸院長

1974年に慶應義塾大学医学部卒業後、ニューヨーク・マウントサイナイがんセンターに留学。帰国後、東京都内の大学病院勤務を経て、順天堂大学医学部助教授、防衛医科大学医学部助教授に就任。2002年に杏林大学医学部教授。2015年より現職。日本耳鼻咽喉科学会耳鼻咽喉科専門医・監事、日本気管食道科学会気管食道科専門医・名誉顧問。日本頭頸部外科学会監事。環太平洋外科系学会日本支部会理事長。

9階ワンフロアの小児病棟。明るい光が差し込む病室で、入院生活を心穏やかに過ごせる環境

9階ワンフロアの小児病棟。明るい光が差し込む病室で、入院生活を心穏やかに過ごせる環境

感染症対策の一環として病院の入り口と出口を分けて動線を一方通行にしている

感染症対策の一環として病院の入り口と出口を分けて動線を一方通行にしている

さらに地域に貢献できる病院をめざして
小児・救急医療の受け入れ体制を強化

中野・杉並区の地域医療の要となる同院では、小児医療のさらなる充実と、「断らない医療」をモットーとした新たな救急体制の構築を行っている。地域のニーズに応えながら、患者へのきめ細かいサポートで、心温かな診療を提供していく。

同院では令和元年12月に小児病棟を15床から21床に増床。9階のワンフロアすべてを小児病棟へと改装した。その背景には、同院がカバーする中野・杉並区の医療圏で、小児病棟が極端に不足している現状がある。甲能直幸院長は、「この地域で安心して子育てをしていただくためには、小児医療の充実は必須です。その重要な役割を、私たちが担っていかなければならないと考えています」と小児医療に対する強い思いを語る。小児科を専門とする医師を増員し、これまで以上に幅広い疾患に対応できるようになった。
また救急医療の分野では、「断らない医療」をモットーに、救急車の応需率アップに取り組んでいる。
「少なくとも昼間の時間帯は救急搬送を断ることなく受け入れられるように、院内の改革を進めています。例えば専門の医師が対応できない場合は、他の医師が初療にあたり、その後を専門の医師に引き継ぐことができるような仕組みを構築していきます」
さらに人工知能を活用した問診システムを導入し、救急分野でも積極的に活用していく計画だ。患者が事前にウェブサイト上で問診票に記入するため、治療開始までの時間が短縮されるだけでなく、正確な診断、治療にもつなげられるメリットがある。データを集積することで、ある程度、疾患や診療科を絞り込めるのだ。
同院では、新型コロナウイルス感染症の影響で、定期的に開催していたイベントができない状況が続いている。しかし、「院内でのイベントは患者さんにとって安らぎの時間です。私たちはそれを大切にしたいのです」と、院長は再開に向けて決意を表した。

TOPICS

院内での感染を防ぐ
徹底した感染対策を実施

新型コロナウイルス感染症への取り組みでも力を発揮する同院では、感染患者の診療を行う専門の外来を開設した。院内の感染制御チームが、刻々と変化する局面に応じて医療スタッフの動きを示したフローチャートを作成し、空間的にも時間的にも一般患者と感染患者が接触しないよう動線を工夫。無症状者に対するPCR検査も実施している。

1階、地下1階の入り口にはサーモグラフィを設置。発熱症状があれば、すぐに専門の外来へと誘導する

1階、地下1階の入り口にはサーモグラフィを設置。発熱症状があれば、すぐに専門の外来へと誘導する

小児科

専門的な外来や救急体制の充実で
子どもを広く支援する医療を展開

新生児から15歳までの子どもの疾患を幅広く扱う小児科。そうしたオールラウンドな診療を強みとする一方で、専門性の高い診療でも力を発揮する。腎臓・循環器・アレルギー・神経・小児外科の5つの分野で、専門の外来を開設している。

楊 國昌先生

管理部長
楊 國昌先生
1980年に杏林大学医学部卒業。2000年にカロリンスカ研究所招請教授に就任。帰国後、杏林大学医学部小児科学教室教授を経て、2021年4月から現職。日本小児科学会小児科専門医、日本腎臓学会腎臓専門医。

倉山 亮太先生

小児科部長
倉山 亮太先生
2002年に杏林大学医学部卒業。東京女子医科大学助教、杏林大学助教を経て、2014年佼成病院の小児科部長に着任。子どもの安全を第一に、家族の負担の軽減にも注力する。日本小児科学会小児科専門医。

 

地域の中核病院として幅広く小児疾患に対応しながら、専門性の高い医療も提供する同院。令和3年4月からは常勤の医師を新たに3人増員し、これまで以上に充実した診療を提供できる体制が整った。楊國昌管理部長と倉山亮太小児科部長の専門でもある腎疾患に関しては、専門の医師が少ない分野だといい、中野・杉並区全域から患者が受診。学校健診で異常が発見された場合に、精密検査を行う医療機関として機能する。さらに、小児の消化器を専門とする医師が加わり、同科で内視鏡検査ができるようになった。
倉山先生は、「クローン病や潰瘍性大腸炎といった炎症性の腸疾患は若年化が進み、子どもの発症が増えています。慢性の下痢など、症状からは見つけにくいものでも、内視鏡検査によって早期に発見できるようになります」と話す。また、近年患者が増加傾向にあるという食物アレルギーでは、検査によって原因を追求し、少量ずつ摂取する食物経口負荷試験を実施。神経分野では痙攣性疾患などの神経疾患、外科分野では鼠径ヘルニアや肛門周囲腫瘍に対応し、近隣の開業医院からの紹介患者も多い。
医師の増員によって、月曜から土曜までは24時間体制で急患の受け入れが可能になった。いざというときに頼れる病院として、その存在感はより高まるだろう。「私たちは子どもたちに優しい病院でありたいのです。例えば外傷や頭をぶつけた場合は、整形外科や脳神経外科で治療しますが、小児科の医師が全身管理や薬剤投与量など、必ずサポートに入ります」と楊先生。不安を取り除き、安心して受診できるようこまやかな配慮がなされている。

TOPICS

小児の泌尿器を専門とする
外来を開設

2021年4月、腎疾患に加えて、小児の泌尿器疾患に対応する専門の外来を開設。月2回以上失禁する遺尿症など、膀胱機能の異常によって引き起こされる泌尿器疾患について、専門の医師が診断・治療を行う。これまで見落とされがちだった症状の中には、深刻な疾患が隠されていることもあるため注意が必要だという。早期発見・早期治療につなげていく。

入院生活をそっと励ますかのように、優しいタッチのイラストが描かれた病棟の壁

入院生活をそっと励ますかのように、優しいタッチのイラストが描かれた病棟の壁

整形外科

大畑 徹也先生

手術部部長
大畑 徹也先生

1998年に杏林大学医学部卒業。聖隷浜松病院、武蔵野赤十字病院の整形外科を経て、杏林大学医学部付属病院高度救命救急センターに所属し、10年にわたり重症外傷、骨折治療に尽力。2018年から現職。骨粗しょう症の研究で学位を取得。日本整形外科学会整形外科専門医。

骨粗しょう症専門の外来では、隣室に管理栄養士、リハビリテーションスタッフが待機し、医師の診断後にスムーズなサポートを行う

骨粗しょう症専門の外来では、隣室に管理栄養士、リハビリテーションスタッフが待機し、医師の診断後にスムーズなサポートを行う

高齢者に多い骨折の予防に取り組む
多職種で総合的に支える骨粗しょう症治療

高齢化でニーズの高まる骨粗しょう症治療を行うため、同院では医師、看護師、管理栄養士、リハビリテーションスタッフ、メディカルアシスタントによるリエゾンチームを結成。きめ細かいサポートで継続的に治療を行う体制を整えた。

骨粗しょう症とは、骨が弱くなって骨折する疾患。70代の女性の2人に1人、男性でも4人に1人は骨粗しょう症といわれるほど、高齢者にとっては身近なものだ。「高齢者の骨折原因の多くは骨粗しょう症です」と話すのは、骨折治療を専門とする大畑徹也手術部部長。一度、骨折した患者がまた骨折をしないためにも、骨粗しょう症治療は重要だという。
同院では全身用骨密度測定装置を使った検査で、腰椎と股関節の骨密度を測定。エックス線画像によって「いつの間にか骨折」ともいう、背が縮むなどの症状で、知らないうちに骨がつぶれている圧迫骨折がないかを調べる。さらに採血で、骨の状態に関わるビタミンD・K、骨代謝マーカーなどを測定し、その数値を見ながら一人ひとりに合った治療法を選択している。

「骨は2、3年ですべての細胞が入れ替わるため、治療が重要です。特に女性は閉経後を目安に、一度は検査を受けましょう」

外科

森 俊幸先生

外科部長
森 俊幸先生

1980年に東北大学医学部卒業。カリフォルニア大学サンフランシスコ校へ留学し、内視鏡手術の研鑽を積む。帰国後は技術を広めるため、内視鏡外科学会技術認定委員長として尽力。内視鏡手術を専門に、特に肝胆膵領域の治療を得意としている。日本消化器外科学会消化器外科専門医。

超高精細の8K内視鏡を使い、大型モニターの画像を見ながら手術を行う森先生。そうした先端の医療にも積極的な姿勢を貫く

超高精細の8K内視鏡を使い、大型モニターの画像を見ながら手術を行う森先生。そうした先端の医療にも積極的な姿勢を貫く

高い技術力が求められる内視鏡手術で
低侵襲の治療を提供する

世界でもハイレベルな日本の内視鏡手術の技術。その黎明期にアメリカで手技を習得し、国内の技術レベルを上げることに尽力し続けてきたのが、外科の森俊幸先生である。磨き上げた技術で、外科全体のさらなるレベルアップに貢献している。

長年、内視鏡外科学会の技術認定の事業で活躍してきた森先生。「医師たちが安全に内視鏡手術ができる環境をつくりたい」という思いで、内視鏡外科のスキルに関する技術認定の仕組みづくりに一から関わった経歴を持つ。そうした自身の経験を生かし、同院における内視鏡治療のさらなる技術向上に力を注いでいる。
「内視鏡手術は患者さんの体への負担が少ないので、回復の早さが違います」
国内に導入されたばかりの頃は、内視鏡手術の傷口からがんが再発しやすいといわれていたが、現在では技術が向上したことで出血が減り、腫瘍をきれいに剝離することがめざせるようになり、がん再発の確率が開腹手術と比べて同等になっている。同院では今後、森先生が専門とする膵臓の膵体尾部切除術など、難易度が高い手術に関しても積極的に実施していく予定だ。また近年、増加している逆流性食道炎についても、手術によって症状改善が見込めるため内視鏡治療を勧めている。

産婦人科

三沢 昭彦先生

産婦人科副部長
三沢 昭彦先生

1990年に東京慈恵会医科大学を卒業後、同大学の悪性腫瘍研究グループに所属し、卵巣がんをメインに研究・臨床に携わる。大学の分院や茅ヶ崎市立病院で婦人科腫瘍に対する腹腔鏡手術の研鑽を積む。2020年から現職。日本産科婦人科学会産婦人科専門医。診療のモットーは「慈心妙手」。慈しみの心で優れた技をもって治療することを心がけている。

落ち着いた雰囲気の産婦人科専用待合室。ベビー別途も用意されている

落ち着いた雰囲気の産婦人科専用待合室。ベビー別途も用意されている

助産師の外来の様子。出産に関するさまざまな悩みを丁寧に聞いている

助産師の外来の様子。出産に関するさまざまな悩みを丁寧に聞いている

婦人科疾患の診断・手術から分娩まで
低侵襲の腹腔鏡手術も積極的に手がける

女性の一生に寄り添う産婦人科では、思春期から妊娠・分娩・産褥期・更年期・老年期に至るまで幅広い疾患に対応。中でも婦人科腫瘍の治療を得意とし、良性腫瘍から悪性腫瘍まで幅広く対応する。診断・手術ともに高水準の医療を提供している。

婦人科腫瘍に対する診断・治療に力を入れる同科。特に子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣囊腫などの良性腫瘍の治療で腹腔鏡手術を導入し、大学病院レベルの医療を提供する。
「婦人科腫瘍の治療では術後の傷痕を気にされる方も多いので、できるだけ小さな傷で行う腹腔鏡手術を積極的に取り入れ、安全性に配慮しています」と三沢昭彦産婦人科副部長。
最近増加しているのが、骨盤臓器脱に対する手術治療だという。膣の中にリングを入れる保存的療法で改善しない場合は、症状に応じて手術ができるケースもあるそうだ。
悪性腫瘍の治療では開腹手術をメインに、子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんに対する手術を年間約40件(令和2年1~12月)行っている。婦人科腫瘍を専門とする医師が複数在籍しているため、絶えずディスカッションしながら最善の治療を模索している。手術以外にも抗がん剤治療や免疫チェックポイント阻害薬を組み合わせた治療にも対応可能だ。婦人科腫瘍に関して三沢先生は、「早期発見が難しい疾患なので、おなかに水がたまる、出血などの症状が出る前に検診を受けてください」と注意を呼びかける。
産科では、年間約300例(令和2年1~12月)の分娩を扱うなど、地域で重要な役割を果たしている。令和2年7月からは助産師の外来をスタート。出産に対する不安や悩みについて助産師が丁寧に話を聞き、妊婦をメンタル面からケアする。また女性の健康のための外来では、思春期から更年期までの女性の悩みに幅広く対応しているので、気になる症状や悩みがあれば気軽に相談できる環境だ。

TOPICS

小さな術創で治療ができる
単孔式腹腔鏡手術

同科では良性疾患に対する腹腔鏡手術として、単孔式を導入。従来の腹腔鏡手術では4つの穴から内視鏡や鉗子を差し込むのが一般的だが、単孔式では3㎝ほどの臍部に切開する穴の1つだけか、それでは難しい場合にさらに5㎜ほどの穴を追加した2ヵ所から手術を行う方法を取っている。女性の疾患だからこそ、傷痕が目立たずに治療ができるメリットは大きい。

腹腔鏡手術は開腹手術に比べると痛みが少なく、回復も早い。その分、医師には高度な技術力が求められる

腹腔鏡手術は開腹手術に比べると痛みが少なく、回復も早い。その分、医師には高度な技術力が求められる

健診部門

河口 正雄先生

健康管理室長
河口 正雄先生

1982年に群馬大学医学部卒業。東京女子医科大学循環器内科学入局。国立循環器病研究センターを経て、1990年から佼成病院循環器内科部長、2014年から現職。専門は心疾患のカテーテル治療。日本循環器学会循環器専門医。

健診部門内にCTが設置され、スムーズに検査ができる。苦痛の少ない大腸CTは特にニーズが高い

健診部門内にCTが設置され、スムーズに検査ができる。苦痛の少ない大腸CTは特にニーズが高い

「懇切丁寧に、真心を込めて」をモットーに、こまやかなサポートでチームワークを発揮している

「懇切丁寧に、真心を込めて」をモットーに、こまやかなサポートでチームワークを発揮している

疾患の予防のためには健康管理が重要
精密な検査ができる人間ドックを

同院併設の健診部門では、病気の早期発見・治療のための予防医学に力を入れている。専任の医師と看護師、保健師、管理栄養士がチームを組み、栄養指導や生活習慣の改善に向けてきめ細かく患者をサポートしているのが特徴だ。

同院が力を入れる人間ドックは、日帰りと1泊2日の6種類のコースが用意されており、多数あるオプションと組み合わせて選択できる。脳梗塞や心筋梗塞など急性疾患の多くは、糖尿病や高血圧症、脂質異常症などの生活習慣病が原因となっているため、症状が出る前の健診が重要だと河口正雄健康管理室長は話す。
「まずはご自分の体の状態を正しく認識することが大事です。その上で生活習慣の改善に取り組んでいきましょう」
自治体や企業での健診では検査できる項目が限られているため、河口先生は精密に全身をチェックできる人間ドック(5万8300円〜)を推奨している。定期検査で前回との比較ができれば、意義はより高まる。人間ドックはインターネット予約が可能で、ウェブ上で検査結果を確認できるシステムも導入している。結果によっては同院の診療科へとスムーズに紹介。産婦人科専用の診療室があり、女性が受診しやすい環境が整っているのも特徴だ。

TOPICS

検査時の体への負担が少ない
大腸CT検査

内視鏡を使った大腸検査では、肛門から内視鏡を挿入する際に苦痛を感じる人が少なくない。また、検査時に腸内を空にしなければならないため、前日から下剤を飲むなどの前処置も必要となる。そうした負担を大幅に軽減したのが、同院で導入している大腸CT検査である。特殊な造影剤を飲み、うつぶせとあおむけの2体位で撮影。検査自体はわずか数分で終了する。

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