病院長メッセージ( 東京医科歯科大学医学部附属病院) | 病院・総合病院・大学病院を探すならホスピタルズ・ファイル

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東京医科歯科大学医学部附属病院

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大川 淳病院長
Atsushi Ookawa

プロフィール東京医科歯科大学卒業。約20年にわたり整形外科の勤務医を経験後、研修医のリクルーティングや教育システムの確立など、病院における安全管理対策や医学教育に約5年間携わる。2009年より整形外科での勤務を再開。その後、同院の教授や副病院長を務め、2016年より現職。専門は整形外科で、脊椎および脊椎病に関する分野に精通。健康の秘訣は「早寝早起き」。同院難病治療部内、神経難病先端治療部門所属。

難治性疾患や救急も網羅する開かれた病院

中央線御茶ノ水駅から徒歩で約5分、東京メトロ丸ノ内線御茶ノ水駅から徒歩で約2分のところに位置する「東京医科歯科大学医学部附属病院」。歯学部附属病院と並立し、「安全良質な高度・先進医療を提供し続ける、社会に開かれた病院」の理念のもと、37の診療科と21の中央診療施設を擁する。難病治療部や救命救急センターの体制も整っており、行き場のない患者に対してしっかりとした医療を提供できる体制を強みとする。2016年4月より、整形外科を専門とするの大川淳先生が病院長に就任。医療安全や医療教育のシステムづくりにも携わり、広い視野で病院の運営を行っている。大川院長に、診療ポリシーや地域の病院との協力体制、今後の展望などについて聞いた。
(取材日2016年5月17日)

病院の紹介をお願いします。
1

当院は、37の診療科と21の中央診療施設があり、年間の患者さんは約54万人ほど。潰瘍性大腸炎・クローン病、膠原病・リウマチ、神経難病、頭頸部・頭蓋底腫瘍といった難治性疾患の診断・治療を得意としており、新たな治療法の開発にも取り組んでいます。腎・膀胱・前立腺がん先端治療では、「ミニマム創内視鏡下手術(腹腔鏡下小切開手術)」による低侵襲手術に注力。患者さんへの負担を抑えられることから、多くの注目を集めています。また、チーム医療を通して、身体面だけではなく精神面、社会面などさまざまな側面からの緩和ケアも展開。2017年には、末期がん患者さんの痛みに寄り添い、在宅復帰をお手伝いする15床の緩和ケア病棟が完成予定です。救命救急センター、災害拠点病院としての機能も備えており、行き場に困った患者さんに医療を提供している点も強みと言えるでしょう。

病院長に就任するまでの経緯をお聞かせください。
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私は過去、20年ほど整形外科の医師として働いた後、一旦現場を離れて医療分野の安全管理対策や医学教育に携わりました。2009年に再び医師としての勤務を再開し、その後、当院の病院長に就任した次第です。診療を多く経験されている先生方とはひと味違う経歴をたどってきましたが、「病院の要」とも言える医療安全や医学教育のシステムの立ち上げから関わることで知己が広がるなど、たくさんの収穫がありました。院長への就任後は、平日の業務に加えて土日に学会活動があるため、休みがほとんどない状態が続いています。そんな中でも健康を保つ秘訣は、夜10時半就寝、朝5時起床という朝型生活です。日本は夜型社会ですから、残業して夜働いている人イコール仕事を頑張っている人のように見えますが、私はそうは思いません。食べ過ぎや飲み過ぎは控え、なるべくストレスをためないことも大切ですね。

診療の際に心がけていることを教えてください。
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患者さんの人生をより良くするために自分ができることは何か、と常に考え、長いスパンを考え診療にあたりたいと思っています。自分で診ることが難しければ他の医師や診療科を紹介するなど、幅広い視点で診療の道筋をつけることも重視しています。そうだとしても、「あなたの病気はここで診るものではない」「専門外だから他のところで診てもらってください」と患者さんを排除するなど、いちドクターとしてあってはならないことです。専門は、運動機能をつかさどる脊椎、脊椎病です。同院内では神経難病先端治療部門の一員として、原因不明の難病とされる靱帯骨化症の外科手術を多数経験しました。厚生労働省が主催する靭帯骨化症の調査研究班に参加し、原因究明や手術方法の立案にも取り組んでいます。整形外科全体においては、各部位それぞれを専門とする医師が主体となり、患者さんの早期社会復帰と安全性に配慮した医療を提供しています。

院内における特徴的な取り組みなどについて教えてください。
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地域の医療機関との連携を行う「医療連携支援センター」が中心となり、周辺のクリニックを対象とした地域医療懇談会を開催。フェイスtoフェイスのコミュニケーションの場として活用しています。今後は、地域の先生方から紹介いただいた患者さんの治療がある程度完了したら、再び先生方に診療をお願いするなど分業のしくみが重要になっていくでしょう。それに対する理解を促すとともに、当院も地域医療構想への早急な対応を行っています。また、若い医師を育てるというのも大学病院の大切な使命です。当院が実施している2年間の研修は、1年ごとに大学内部と外部の病院で臨床に携わるというもの。複数の現場に立つことで視野が広がり、一人前の医師として必要な経験を積むことができます。当院での研修を志望する方が毎年多いのも、この研修の賜物だと思っています。

今後の展望について教えてください。
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将来的には、患者さんとご家族が安心してその人らしい生活を送るために、入院前から退院後まで、継続した医療や看護、薬の管理、退院後のケアなどを受けることができる入退院センターを全診療科をまきこんだ形でつくりたいと思っています。そのためには、スタッフ間のコミュニケーション、横のつながりが必要です。とかく大学病院というのは、専門家の集まりになってしまい、スタッフ同士の風通しがあまり良くない状況になりがちです。しかし、医療者間のコミュニケーションがなければ、患者さんにより良い診療を施すことはできません。医療安全、医学教育に取り組んでいた経験を生かし、折にふれて医療者間のコミュニケーションの大切さを伝えていきたいと思っています。

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