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最終更新日:2022/12/19

国家公務員共済組合連合会
虎の門病院

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高齢者総合診療部

診療科・部門紹介

「家族だけで頑張りすぎないで」。高齢者のより良い生活をともに考える診療科

高齢になると、心や体にさまざまな症状が現れ、複雑に影響し合って、日常生活に支障を来すことがある。代表的なのは、不眠、ふらつく、歩きにくい、体重が減少するといった症状だ。これらは加齢に伴う必然的な機能低下である場合もあれば、何らかの疾患に起因している場合もある。いずれにせよ、原因を究明して対処していく必要があるが、高齢者の多くは複数の慢性疾患を抱え、臓器別の診療では負担が大きく全体の関連性も見極めにくい。高齢者総合診療部では、こうした不調を総合的に評価し、一つひとつの問題に対処していく。身体的、精神的な疾患に対する治療はもちろん、適切な社会的制度への橋渡しも含めてサポートする心強い存在だ。
■HPはこちら

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多角的に患者を診る診療チーム

スタッフ紹介

責任者

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廣瀬 大輔高齢者総合診療部医長 兼 老年内科医長

2012年東海大学医学部卒業。2014年東京医科大学高齢総合医学分野入局。東京医科大学八王子医療センター助教、東京医科大学高齢総合医学分野(高齢診療科)助教を経て2022年より現職。高齢者の介護・看護では、家族だけで抱え込むケースが多いことを懸念。「誰かを頼るのは悪いことではない。上手に周りと関わって」と訴える。日本老年医学会老年病専門医。

メッセージ

年齢とともに、眠れなくなったり、体が思うように動かなくなったり、気持ちがひどく沈んだりと、心身にはさまざまな症状が現れます。「年のせいだと言われたけど本当にそうなのか」「調子が悪いが、持病もあっていろいろな診療科に行くのが大変」「動きが悪くなり、このままでは寝たきりになってしまうのではないかと心配」など、心身の変化を感じて悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。相談する場所がわからないときや、ご家族だけで抱え込んでしまっているときは、一度私たちにご相談ください。疾患の治療はもちろん、社会的問題の解消、自宅での介護に必要な制度の利用法、家族の関わり方といったさまざまな相談をお聞きし、総合的に皆さんを支えてまいります。

紹介医療機関の先生方へ

高齢の方の症状には、生理的な老化なのか、疾患によるものなのか、見極めにくいものがあります。漠然とした不調で原因が見えにくかったり、「年だから」と患者と家族が問題視していなかったりするケースもあるでしょう。私たち、高齢者総合診療部は、一般的に「老化」で片づけられがちな症状や、問題ないと言われるような可能性が高い状態を診ていく部門です。フレイルやサルコペニアなど、ADLを大きく損なう病気を未然に防いでいくためにも、気がかりな方がいればぜひご紹介ください。フレイルには対策チームを設置しており、栄養補給と適切な運動指導で筋力を取り戻していく入院での対応も行っています。

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