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最終更新日:2022/12/19

国家公務員共済組合連合会
虎の門病院

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  • 東京都港区虎ノ門2-2-2
    • 血液内科
    • 内分泌・代謝内科

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外傷センター

診療科・部門紹介

専門性の高い外傷治療を提供。救急整形外傷のエキスパートが機能再建型の医療の実践をめざす

2022年4月に開設された外傷部門では、救急整形外傷に精通した4人の医師による専門性の高い治療で患者の機能再建と早期の社会復帰支援をめざしている。重症多発性外傷の超急性期では、総合病院の強みを生かして、他の部門と知識や医療技術を共有し連携することで、より高度で安全性の高い医療の実践を目標に掲げる。現在は一次・二次救急レベルの軽症の外傷や単発骨折に対応しているが、将来的には、三次救急レベルの重度四肢外傷や骨盤骨折、重度外傷を中心に扱う部門となるべく体制を整えていく。救急外傷患者を同部門が一手に引き受けることによる救急医療の効率化および院内全体の分業化にも期待が寄せられる。
■HPはこちら

20221013 1

他科との連携を図りながら、救急医療の効率化、院内全体の分業化をめざす

スタッフ紹介

責任者

Dr

黒住 健人外傷センター部長

1992年大阪医科大学(現・大阪医科薬科大学)卒業後、複数の病院で勤務し、2009年帝京大学医学部附属病院外傷診療部門の立ち上げに携わる。以来国内の外傷センターの機能づくりと外傷医療の発展に寄与。2022年より現職。専門は救急、外傷、災害医学、航空医療、整形外科、リハビリテーション。日本救急医学会救急科専門医、日本整形外科学会整形外科専門医、日本リハビリテーション医学会リハビリテーション科専門医。

メッセージ

欧米では1960年代に外傷センターが設立し1970年代に制度化されていますが、日本では現在もそういった制度はありません。そのため、全国にある外傷診療を専門に扱う施設については、医療の質などが均一ではないと言わざるを得ないのが現状です。私は2009年に帝京大学医学部附属病院が救急医学講座と整形外科学講座の協力で外傷センターを立ち上げる際にスタッフとして携わり、以来、欧米のような外傷センターの制度化をめざして外傷治療のレベルアップを図ってきました。救急の外傷については、患者さんが自分で医療機関を選んで搬送されるということはまずありません。だからこそ、草の根運動的に国内の外傷治療のレベルを上げていきたいと頑張っています。私のこれまでの治療経験を生かして、より重症の外傷にも対応できる体制づくりと同時に、日本の外傷診療のレベルを高められるような医師を育成することをめざしたいと思います。

紹介医療機関の先生方へ

現在は、一般病院でも対応が可能な骨折や外傷も受け入れていますが、最終的には高度救命救急センターで扱うような重症外傷を中心とした医療を提供できるように、部門内や病院全体の体制整備を進めているところです。人員にも限りがあるため当部門でしか対応できないような重症外傷に重点的に取り組むことで、救える機能を救っていきたいと考えていますので、難しい症例がありましたら、お問い合わせください。

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