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最終更新日:2022/12/19

国家公務員共済組合連合会
虎の門病院

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  • 東京都港区虎ノ門2-2-2
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血液内科

診療科・部門紹介

患者の「生きたいに応える責任」をもち、経過の観察から造血幹細胞移植まで含めた最良の医療提供をめざして

貧血など一般的な症状から急性白血病、リンパ腫、骨髄腫といった難しい病気まで血液の病気全般に対応する血液内科。急性白血病など血液のがんについては、経過を見守ることから骨髄移植をはじめとする造血幹細胞移植までさまざまな段階での治療を網羅、特に臍帯血移植は多くの実績を持つ。それらの治療を、患者に合わせた適切なタイミングで提供することに努めている。また、移植後の体調の変化や生活の中での悩みについては、専門の外来を実施。看護師による心のケアに加え、医師の目線から検査や治療などのサポートを行っている。広い知識と高い医療技術を生かし、その患者に合わせ適した医療を展開している。
■HPはこちら

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チーム医療で、患者に合わせた適切なタイミングで治療を提供

スタッフ紹介

スタッフ

Dr

谷口 修一前副院長 兼 血液内科特任部長

1984年九州大学医学部卒業。2年の研修後、同大学血液グループに配属。1993年米国テネシー州バンダービルト大学留学中も含めて、一貫して造血幹細胞移植の研究に従事。1987年頃、九州大学病院で骨髄移植を開始。2003年虎の門病院血液内科に赴任し、臍帯血移植の研究を進める。日本血液学会血液専門医。2003年より血液内科部長、2018年より副院長を務め、2022年より現職。

メッセージ

私たちは白血病などに対する専門的な治療を行うわけですから、医療の技術は誰にも負けてはなりません。しかしそれと同じくらい大切なのは「会話」です。私は、セカンドオピニオンも含めて初めて会う患者さんと会うときには、お話をしている間になんらかの形で話の本質をつかみたいと思っています。患者さんの本当の思いを知った上でお話しできればそこに信頼関係が生まれ、やがてそれは治療につながっていくからです。医療はやさしくなければなりません。私たちは一人ひとりの患者さんに治療を押しつけるのではなく、一緒に模索しながらその人に適した医療を作り上げていくことをめざしています。

Dr

内田 直之院長補佐 兼 血液内科部長

1993年九州大学医学部卒業。1995年同大学血液グループ配属、造血幹細胞の生物学的特性の研究に従事する。1999年カナダへ留学。帰国後は愛媛大学でさらに研究を重ね、2005年から虎の門病院勤務。2017年から血液内科部長に就任し、2022年より院長補佐を兼担。日本内科学会総合内科専門医、日本血液学会血液専門医。

メッセージ

当院では多くの骨髄移植や臍帯血移植を行っていますが、移植は難治性の病気の回復を望むこともできる一方、再発や移植の合併症で亡くなることもあります。だからこそ、患者さんが病気や治療の特性を理解した上で選択されることが大切になりますが、データやエビデンスだけでは決めることはできないと思います。私たちは患者さんの選択がより良いものとなるよう情報を共有しながら、その決断に共感したいと思っています。納得できる治療を一緒に探していきましょう。がんに関わらず血液の病気について悩んでいることはぜひご相談ください。セカンドオピニオンであれば、時間をかけてお話しすることでさらに病気への理解も深められると思います。

紹介医療機関の先生方へ

当科での治療の根本は、患者さんの「生きたいに応える責任」を持つという姿勢です。患者さんがある程度の状態を保ち生活できるのであればサポートしながら経過を観察し、普段の生活もままならなくなり移植をしたほうがよりメリットがあると判断した場合は移植を勧めていきます。病気を治すことだけを考えれば移植は少しでも早くしたほうがいいということもあるかもしれませんが、与えられた条件で最大限何ができるかを常に考え、適切なタイミングで治療を開始することを大切にしています。毎日血液内科の医師による外来診療を行っていますので、血算の異常などもお気軽にご相談ください。

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