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  7. 間脳下垂体部門

最終更新日:2022/12/19

国家公務員共済組合連合会
虎の門病院

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  • 東京都港区虎ノ門2-2-2
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    • 内分泌・代謝内科

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間脳下垂体部門

診療科・部門紹介

間脳下垂体疾患に対し、脳神経外科と他診療科が連携した総合的な診断・治療・長期管理を一貫して実施

脳下垂体疾患の診療に特化した間脳下垂体部門。主な対象疾患である下垂体腺腫(下垂体腫瘍)や下垂体近傍疾患は、いわば脳と内分泌の狭間にあり、外科と内科の双方から多面的に診る必要がある。そのため、内分泌内科や小児科、病理診断科、放射線治療科など、他診療科との連携による総合的な医療を提供しているのが特徴だ。患者の属性や症状に応じて、予後を考えた「その人にとって最善の医療」を追求。難治症例に対しては、経鼻手術と開頭術を同時に行う開頭経鼻同時下垂体腫瘍摘出術などを駆使して、安全に配慮した腫瘍摘出を行う。そのほか、間脳下垂体分野の発展のため全国から集まる医師の教育も実施し、知識・技術の普及にも貢献している。
■HPはこちら

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間脳下垂体に特化した高度な技術と専門的知識で、他分野の医師とも連携しながら治療に対応

スタッフ紹介

責任者

Dr

西岡 宏間脳下垂体外科部長

1986年東京医科大学卒業。その後、大学病院、海外での勤務などを経て2010年より虎の門病院勤務。2018年より現職。専門分野は間脳下垂体疾患の診断と治療。日本脳神経外科学会脳神経外科専門医、日本内分泌学会内分泌代謝科専門医、日本間脳下垂体腫瘍学会理事、日本内分泌学会監事。

メッセージ

当科は間脳下垂体疾患の患者さんに対して、高度かつ専門性が高く最も適切な医療を提供することを目的に設立された診療科です。間脳下垂体疾患の大多数は良性腫瘍または良性疾患ですが、適切な治療後も内分泌管理を含めた長期のフォローを必要とする患者さんが多いことが特徴です。また、下垂体腫瘍は脳腫瘍の一つではありますが、内分泌腫瘍でもあり全身疾患の原因ともなります。このため間脳下垂体疾患の診療には、脳神経外科と内分泌内科 、両者の知見と技術が欠かせません。当院では総合病院の特性を生かし、以前から関連する内分泌センターの各科と連携、およびこれまで蓄積してきた豊富な臨床経験をもとに、一人ひとりの患者さんに合わせた、適切で安全性に配慮した治療の提供に最大限努めてきました。 また治療後も内分泌(ホルモン)管理を含めた長期のフォローなど、信頼関係に基づく継続的なサポートにも努めています。当院は全国から患者さんを広くお受けしています。外科、内科にこだわらず、間脳下垂体疾患が少しでも疑われる場合は、お気軽にご相談ください。お待ちしております。

紹介医療機関の先生方へ

間脳下垂体疾患の大多数は良性疾患ですが、適切な治療後も長期のフォローを必要とする患者さんが多いことが特徴です。間脳下垂体疾患の総合診療を行う当部門では、高度で専門的な治療を希望する患者さんのご紹介を全国から広くお受けしていますのでお気軽にご相談ください。当方で診療をさせていただくだけでなく、必要があればより適した診療科へのご紹介、治療の必要なければ診断のみでの対処など、適切な振り分けを行います。またご紹介いただいた医療機関の先生の手術の立ち会いやご退院後も含めた長期の医療連携の継続など、多くの症例数を診療させていただいている病院の責任として、間脳下垂体疾患の診療知識の啓蒙にも力を入れています。

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