国家公務員共済組合連合会

虎の門病院

メッセージ

移植はドナーがいないと成り立たない治療です。移植が決定した際には、患者さんが手術に耐えられる状態か、感染症にかかっていないか、悪性腫瘍の有無などチェックをしていきますが、それに加えて負担が大きいドナーの人に対する身体的・精神的なケアも心がけています。ドナーを希望する人が少しでも迷っていたり、実はあまり乗り気ではないと感じた場合は、医師や移植コーディネーターが面談をしたり、場合によっては精神科の医師も立ち会い最終的な意思確認をしていきます。当院では移植コーディネーターが窓口となり、さまざまな移植に関するご相談を受けつけています。他のご希望の医療機関への紹介も含めてフレキシブルに対応していますので、移植について気になることや知りたいことがある人はお気軽にお問い合わせください。また、分院で多発性嚢胞腎の治療を受けた患者さんたちが、本院で腎移植をされることも多いです。難しい病気でも力になれることがあると思いますので、近隣の方だけではなく、ぜひ遠方の人にも受診していただきたいです。