病院長メッセージ(医療法人社団おきの会 旗の台病院) | 病院・総合病院・大学病院を探すならホスピタルズ・ファイル

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医療法人社団おきの会旗の台病院

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江口 輝男病院長
Teruo Eguchi

プロフィール1990年、日本大学医学部卒業。日本大学消化器外科学教室、銚子市立総合病院、東京災害医療センター(旧国立立川病院)、国立がんセンター中央病院肝胆外科、東松山市民病院(外科医長)、恭和記念病院(副院長)、リアンレーヴ高田馬場クリニック(院長代理)などを経て、現職。

地域の二次救急病院としての役割を担う

旗の台駅南口、長原駅から5分。「旗の台病院」は、品川区・荏原地区にある二次救急病院(入院や手術を要する症例に対しての救急医療を担う病院)である。40年前に開院して以来、長らくは脳神経外科を中心に医療を提供してきたが、この2017年春に、内科、外科、整形外科にも専門の医師を配置するなど力を入れ、これまでよりもさらに住民にとって需要のある診療を行う病院に生まれ変わり、名称も変更している。江口輝男病院長はその変化について「地域医療に貢献し、急性期医療活動を主体とするという方針を推し進めてのこと」と話してくれた。ベッド数が42床という小回りの利く規模を活かし、「患者と医療スタッフとの間の顔の見える長期的なやりとり」や「主に治療している病気以外での体の不調について、他科の医師と院内ですばやく協力し合う距離の近さ」も、特徴だ。内視鏡、エコー(超音波診断)など医療機器も2017年に先端的なものを導入しなおし、検査・検診にも力を入れている。(取材日2017年7月25日)

病院名も変更し、より総合的な診療を担うようになったのですか?
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昨年までも、地域の歴史ある病院として、先代院長が診療を続けておられたわけです。ただ、ここ荏原地区においては、二次救急病院はほとんどありません。地域における役割を考えれば、特に救急医療において求められる診療科目を充実させ、より一般的なニーズに合わせる変化が必要でした。二次救急という枠の中で考えられる疾患ならば、まずは当院で診療するという役割を、地域の皆さまのために定着させていきたいです。少し前までは脳外科専門の医師を主に配置していたこともあり、一般的に患者数が多い風邪・インフルエンザ、それから高齢者に多い肺炎などを診ることができませんでした。また、内視鏡も旧式のものしか設置していなかったがゆえに、負担や痛みの少ない胃や大腸のがん検診も行えませんでした。しかし、今はできます。病院として一定の機能はそろっていますよという、患者さんにとってより「ど真ん中」の医療を担うようになったと言えます。

こちらの病院では、どんな診療・治療を受けられるのでしょうか?
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42床の入院施設については、地域の皆さまがより気楽に使えるようにと、例えば個室料金にしても昨年までの半額へと変更しました。入院時に気になるであろうベッド等も古いものは購入し直しました。大学病院などの規模では受け入れてもらいづらい、認知症や寝たきりを始めとするご高齢の患者さんを広く受け入れることも、地域の病院として大事なことだと捉えています。内科に関しては一般内科診療を広く受けられ、ご高齢の肺炎や急な発熱などにも対応しています。外科・脳外科においては、外傷に関してはほぼすべての領域をカバーしていますし、消化器や脳の専門的な治療、手術をしています。痔や鼠径(そけい)ヘルニア等については日帰りや1泊2日など短期滞在の外科手術を受けることもできます。秋からは整形外科の診療も本格的に始まりますから、高齢の方の骨祖しょう症や腰痛などの訴えに対しても応えていきたいですね。

この規模でこそ、親しみのある医療を提供できる面もありますか?
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「自分の身内にならどうするか?」を考え、それを実践するようにスタッフには伝えています。医師、看護師の間の距離が近いので、患者さんの状況を他科とも協力して改善していくことは得意です。また、患者さんとスタッフとのやりとりは、顔の見える長期的な関係にもなっていますね。「こうしたら喜んでくれる」といった面に敏感なスタッフが多いので、患者さんに親切な病院だと思いますよ。また、私たちが提供しているのは、一方では科学であり医療ではあるものの、一方では現実的な都合を抱えた人生の中における治療でもあるわけです。だから、生命の管理や維持に直接は関係ないものの、「会社の代表として、どうしても外せない商談が終わってからの手術にしてくれないか」「娘の結婚式に出席したいので、つけているチューブを抜くことはできないか」といったオーダーメイド的なご要望にも、可能な範囲でお応えする必要があるだろうとはいつも考えていますね。

経験を重ねた中で、どんな医療を提供したいと思われていますか?
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人と人の間でなされるハートフルな医療ですね。外科の医師としては主にがんを診てきました。私は諦めないほうなので、患者さんに対してほとんどすべての面でやれることを尽くすよう心がけてきたんです。その中で、ある患者さんが、ぽつりと「先生、色々とやってくれて、ありがとう。でも、もういいんだ。もう、大丈夫だよ」と、それまでの医療のプロセスにも納得してくれた上で、医療で病気と闘わなくてもいい緩和医療を希望されたことがありました。そんな「ありがとう」や「大丈夫だよ」という言葉の穏やかさに、人生の大事な場面に関わり、命の尊さを教えてもらえる医療者という職業のありがたみを感じもしました。当院は規模がやや小さいからこそ、主治医や直に関わる看護師だけでなく、スタッフみんなで「あの患者さん、あの後に良くなって良かったね」など共有しています。長く付き合う中で信頼関係が深まるような、そんな医療を提供できればと思います。

最後に、病院としてめざす今後の展望についてお聞かせください。
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私たちは地域の方にとって「いつもそこにいます」という存在であり続けていきたいです。また、当然のことではあるものの、治療方針については各疾患のガイドラインに沿った、これこそが標準的な治療だという方法を勉強しておいて、そこから大きく外れる治療はしてはならないと捉えることが大事だと考えています。当院ならではの方法よりも、特別な医療機器が必要とならないかぎり、同じ治療をちゃんと受けられるというのが、当院のような病院には必要なのです。この病気なら、大学病院に行かずとも当院で標準治療を受けられます、というのは、地域の患者さんに安心感を持ってもらえますから。今後、近い未来には、患者さんを診終わった後、地域の診療所や施設などに戻った際にさらに密な連携も必要と考えています。また、時間外のMRIやCTによる検査なども提供していきます。今後も地域の患者さんのご要望に応えて変化していきます。

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