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医療法人横浜未来ヘルスケアシステム 戸塚共立第2病院

(神奈川県 横浜市戸塚区)

竹本 直子 院長

最終更新日:2025/06/18

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常に「地域住民の病院」をめざして進化する

1962年に開設された「戸塚共立第2病院」は2001年に新築移転し、柏尾川沿いの現在の場所で急性期病院として診療を続けてきた。多様な診療科を擁し、中でも整形外科と循環器領域に強みを持つ同院は、同じ医療法人で戸塚区にある戸塚共立第1病院や各種のクリニック、泉区の戸塚共立いずみ野病院とも連携し、地域の多様な医療ニーズに応えている。同院の移転後すぐに入職したという竹本直子院長は、「コンパクトな病院のメリットを生かし、診療科を越えた協力体制で患者さんをトータルに診られるのが特徴」と話す。「異なる職種・診療科が連携するスポーツ医学センターや循環器センターなどの専門的な治療はもちろん、普段の診療でも気軽に声をかけ合える風通しの良さは、昔から変わらない当院の魅力だと感じます」。患者の受診しやすさにも配慮し、SNSによる受付整理券のオンライン発券、自動会計機なども導入。これからも「この地域にお住まいの皆さんの病院であり続けたい」と語る竹本院長に、同院の特徴や新たな取り組みなどを聞いた。(取材日2025年4月30日)

こちらの病院の特徴や、地域での役割についてお聞きします。

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当院は病床101床とコンパクトですが多様な診療科を持ち、二次救急医療機関として救急搬送にも24時間365日対応する急性期病院です。手術室が3室あり、集中的な治療が必要な患者さんを診るHCU(高度治療室)も14床備えるなど治療環境も充実しています。診療面では地域の幅広いニーズに応え、内科、外科の全般的な診療、がんや生活習慣病の治療のほか、小児科、小児外科、耳鼻咽喉科、皮膚科、泌尿器科なども開設。乳腺外科では女性医師2人が診療にあたっています。そうした中でもスポーツによる外傷・障害の専門的な診療も行う整形外科、循環器内科と心臓血管外科が連携する循環器領域などが当院の強みです。また、2022年に開設した歯科口腔外科では難症例の抜歯のほか、患者さんの術前・術後の口腔ケアも担当し、口腔内の雑菌による手術時の感染リスクの軽減に努めています。さらに言語聴覚士と協力した嚥下機能の回復支援も行います。

では整形外科や循環器領域の強みを詳しく教えてください。

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整形外科は高齢者医療とスポーツ整形が大きな柱です。前者は股関節付近の骨折の治療、股関節・膝関節の人工関節置換術などが多く、後者はスポーツ選手、中学校・高校の部活動、趣味でスポーツを楽しまれる方などに、膝前十字靱帯再建術や関節鏡による肩、肘、膝、足関節の手術を行っています。数年前にスポーツ医学センターも開設し、アスリートの外傷・障害の治療経験が豊富な医師、リハビリテーションスタッフ、循環器内科の医師、管理栄養士などの多職種連携で、治療・回復・再発予防までの支援体制が一層充実。また主にスポーツ整形分野のリハビリテーションを行う運動機能再起センターも設けています。一方、循環器領域は循環器内科で心筋梗塞や狭心症のカテーテル治療、不整脈のカテーテルアブレーション治療などを、心臓血管外科では冠動脈バイパス手術や弁膜症の手術などを行っています。両科は循環器センターとして一体的に患者さんを診ています。

診療科を越えた協力体制も御院の特徴なのですか?

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当院はコンパクトな病院で、医師全員が一つの医局に集まる体制なのでコミュニケーションが取りやすいことも連携にはメリットです。循環器センターではどちらの科で受け入れた患者さんでも、必要なら定期的なカンファレンスを待たず両科の医師がすぐ集まって相談し、血管内治療か外科手術かなど適切な治療法を検討する様子をよく見ます。こうしたセンターに限らず、例えば私は耳鼻咽喉科ですが、患者さんの耳の発疹に帯状疱疹を疑ってすぐ皮膚科に相談する、何か飲み込んだから内科に内視鏡で確認してもらう、といった診療科を越えた協力は当院では当たり前なんです。小児科も小児外科で治療したお子さんのフォローアップをしてくれますし、全員の顔と名前がわかるので互いに声もかけやすいですね。事務の職員との関係も良好で、私が20年以上前に当院に赴任した時から続く風通しの良い環境は患者さんの受診しやすさにもつながると感じています。

地域との連携はどのように進められていますか?

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当院と同じ医療法人の病院やクリニックとの連携では、消化器分野に力を入れている戸塚共立第1病院、脳神経内科・脳神経外科を持つ戸塚共立いずみ野病院と協力して患者さんを診るなど、各病院の特徴を生かしてより良い医療の提供に努めています。また当院の乳腺外科の医師は戸塚共立レディースクリニックに勤めていた関係で、患者さんの紹介や治療の流れもスムーズです。さらに地域に点在するさまざまなクリニックに対しては地域医療連携課が連絡役となって、ご紹介の参考になるよう当院の新たな取り組みなどをお伝えし、私自身も地域医療連携課のスタッフと定期的に各クリニックを訪ねてご要望を伺っています。このほかご紹介後もクリニックの先生方に安心していただけるよう、当院での診断内容と治療の進め方、中間報告や治療完了の報告など、節目ごとのご連絡を心がけています。こうした取り組みなどにより、地域連携の中で選ばれる病院でありたいですね。

今後の展望と地域の皆さんへのメッセージをお願いします。

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診療面では循環器センターの受け入れ体制を拡充し、救急を含め多くの患者さんを診ていければと考えています。高齢になってもカテーテル治療が可能な方は多いと思いますし、特に不整脈のカテーテルアブレーション治療の症例を増やすことは、地域の皆さんの心臓病リスクの軽減にも役立つでしょう。病院全体としては「この地域にお住まいの皆さんの病院」であることは今後も変わらない一番の目標です。体調が悪くなったら「戸塚共立第2病院があるから大丈夫」と思っていただける病院であり続けたいですね。そのために診療内容の充実はもちろんですが、院内での職種や部署を越えた人と人とのつながり、さらには患者さんとのつながりも大切にして、風通しの良い環境を維持したいと考えています。1階の入り口には当院を利用される際の疑問や不安に応えるコンシェルジュも配置していますので、気軽に安心して当院を受診していただければと思います。

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竹本 直子 院長

東京女子医科大学卒業後、同大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科学教室に入局。同大学病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科で診療経験を積んだ後、戸塚共立第2病院耳鼻咽喉科に勤務。副院長時代には医療安全などを担当し、2025年4月から現職。日本耳鼻咽喉科学会耳鼻咽喉科専門医。専門は耳鼻咽喉科全般、急性および慢性の中耳炎、扁桃疾患など。

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