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最終更新日:2024/10/01

国家公務員共済組合連合会
横浜栄共済病院

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  • 神奈川県横浜市栄区桂町132
    • 内科
    • 小児科
    • 外科
    • 脳神経外科
    • 心臓血管外科

    • 呼吸器外科
    • 消化器外科
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消化器部門

診療科・部門紹介

消化器外科と消化器内科が連携しシームレスな医療を提供。内視鏡治療やロボット支援下手術でも専門性を発揮

消化器外科と消化器内科がチームとなりシームレスな医療を提供する。内視鏡検査から、治療、手術、抗がん剤治療、放射線治療まで一貫して行っている。扱う疾患は食道、胃、大腸のがんをメインに、良性疾患の胆石症、盲腸、急性腹症など幅広く、救急疾患も可能な限り24時間365日受け入れている。早期の胃がんや食道がん、大腸がんに対するESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)や、咽頭、胃の粘膜下腫瘍、十二指腸といった特殊な臓器のがんや難症例にも対応し、肝臓・胆道・膵臓領域でも専門性を発揮する。外科的手術でも上部消化管の多くの症例で腹腔鏡手術を実施。胃がんと直腸がんではロボット支援下手術を導入し、精緻な手術を実践している。

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術後の回復が早い傾向があるロボット支援下手術

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体への負担が少ないESDに注力している

スタッフ紹介

スタッフ

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渡邊 透副院長

1989年金沢大学医学部卒業。1999年に横浜栄共済病院入職。専門は、消化器外科、上部消化器、内視鏡外科手術。2021年より現職。2017年消化器センター長就任。日本外科学会外科専門医、日本消化器外科学会消化器外科専門医、日本消化器病学会消化器病専門医、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医、日本大腸肛門病学会大腸肛門病専門医、日本胃癌学会代議員、日本臨床外科学会評議員、日本肝胆膵外科学会評議員。

メッセージ

消化器部門では、ロボット支援下手術をはじめ先端の医療を取り入れるとともに、ただ治療をするだけではなく、診断され手術が決まった時から、医師、看護師、MSW(医療ソーシャルワーカー)などさまざまな職種による退院後を見据えたサポートに注力しています。がん専門病院では治療後のフォローが短期間になることも多いですが、私はできる限り長くがんの患者さんを診ていきたいという思いから、治療後も年1〜2回は受診していただきたいと思っております。定期的にお会いすることで、別の病気が見つかったときには早期の治療につなげることができると考えています。お困りのことがありましたらご相談ください。

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谷口 桂三ロボット手術センター長

1993年金沢大学医学部卒業。2007年藤田保健衛生大学(現・藤田医科大学)、2013年から帝京大学医学部附属溝口病院で勤務。病院教授、教授を務め、ロボット支援下手術による胃切除を数多く手がける。2024年4月に横浜栄共済病院にて現職に。より多くのロボット支援手術の良さを患者に提供したいと話す。日本外科学会外科専門医、日本消化器外科学会消化器外科専門医、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医。

メッセージ

ロボット支援下手術は傷が小さいことに加え、手ぶれがない、3D画像、スケーリング機能などによって手術の精密さが格段に上がるといわれており、合併症の軽減も期待できます。ロボットを使って手術をしますが操作をするのはあくまで人間です。ロボットが勝手に誤作動を起こすといったことはありませんので安心していただきたいと思います。私は胃がんと食道がんのどちらも体の負担の少ない内視鏡手術を積極的に導入し、歩いてきた人が元気になって歩いて帰れる治療をモットーにしています。高齢の患者さんは何かしらのトラブルが起きるとそれを機にQOLが下がってしまうため、そのようなことのないように安全性重視の手術に努めています。

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加藤 秀明消化器外科部長

1993年金沢大学医学部卒業、1999年同大学院修了。2015年より現職。専門は消化器外科、下部消化管、肛門疾患。日本外科学会外科専門医、日本消化器外科学会消化器外科専門医、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医。

メッセージ

大腸を専門に広く診療しています。大腸がんに対する手術や抗がん剤治療のほか、痔核の治療も行っており、手術では、開腹手術、腹腔鏡手術、先進のロボット支援下手術、症例数は多くありませんが経肛門的内視鏡手術にも対応しています。日々の診療では、患者さん一人ひとりに合ったオーダーメイドの治療を心がけています。退院後に自宅に帰れない患者さんへのアフターケアにも気を配り、ご本人やご家族の希望を調整しながらさまざまな選択肢を提示できればと思います。大腸がんは進行しないと症状が出ないことが多いので、便に血が混じるなどの症状があれば、痔だと思い込まずにがんの疑いも考えてクリニックや当院を受診していただきたいです。

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川口 雅彦消化器外科部長

1993年金沢大学医学部卒業。2009年より金沢大学医学部心肺・総合外科助手、2012年より内分泌・消化器外科臨床准教授を兼任。2015年より現職。専門は肝臓・胆道・膵臓外科、ヘルニア、甲状腺。日本外科学会外科専門医、日本消化器外科学会消化器外科専門医、日本消化器病学会消化器病専門医、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医。

メッセージ

膵臓がんや胆道がんは治りにくい病気のため、手術だけでなく抗がん剤や放射線治療などを組み合わせた治療戦略を取ることが重要です。当院では、横浜市立大学や神奈川県立がんセンターと協力し、がんの特徴を詳しく調べる「がん遺伝子診断検査」を活用することで、より適切な治療を提供できるよう努めています。また、画一的な治療ではなく、標準治療をもとに患者さんに合わせたオーダーメイドの治療プランを提案しています。例えば、抗がん剤の種類や投与量を生活に合わせて調整します。甲状腺疾患は内科的な治療が主体ですが、手術が必要になる場合もあります。当科では、甲状腺の手術においても安全でより良い治療をめざしています。

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酒井 英嗣消化器内科部長

横浜市立大学大学院修了。NTT関東病院で内視鏡治療を研鑽、2020年横浜栄共済病院に入職、副消化器センター長に就任。2024年より現職。国内外で内視鏡治療の指導やライブデモンストレーションを実施。横浜市立大学非常勤講師。医学博士。専門は消化管がんの診断とESD、小腸疾患、がんゲノム診断。日本消化器病学会消化器病専門医、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医、日本肝臓学会肝臓専門医。

メッセージ

多くの内視鏡治療を手がけてきた経験を生かし、通常は見つけにくいがんを見落とすことなく治療へとつなげ、合併症が起こったときも適切に対応することをめざしています。早期がんは数ヵ月で進行するわけではありませんが、患者さんはがんと言われると心配になると思います。その不安を少しでも減らせるようにフットワークの軽さも大切にしています。遅くても来院日から1ヵ月以内には治療が完結するように心がけています。また、病棟では治療のことだけでなく、患者さんとの日常的な会話も大切にしています。そのようにコミュニケーションを取ることで、満足度の高い入院生活を提供できればと思います。

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清水 智樹消化器内科副部長

千葉大学医学部卒業後、がん研究会有明病院内視鏡診療部での勤務を経て、2017年に横浜栄共済病院に入職。2020年より現職。2023年より健康医学センター副部長を兼任。専門は消化管がんの早期発見、トラクション法を用いたESD、バレット食道腺がん。健康医学センターでは経鼻内視鏡によるがん早期発見に注力。日本内科学会総合内科専門医、日本消化器病学会消化器病専門医、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医。

メッセージ

ESD(内視鏡的粘膜下層剝離術)は内視鏡でがんを治すことが期待できる低侵襲治療であり、「本当に低侵襲であること」、つまり確実性や安全性が大切だと考えています。そのため、しっかり診断し腫瘍を取り残さないように切除すること、できる限り穿孔等の合併症を少なくすることをめざし治療にあたっています。特に高難度症例においては、さまざまなナイフやトラクション法などを使い分け、最適な処置ができるよう常に戦略を立てて治療しています。出会った患者さん一人ひとりに真正面から向き合うことをモットーに、たとえ治療が難しい方であっても「栄共済に来て良かった」と思っていただけるように精一杯治療していきたいです。

紹介医療機関の先生方へ

大切な患者さんを信頼して私たちに預けてくださっているので、その思いに応えられるよう、一人ひとりをきちんと治療してお戻しするというプロセスを大切にしています。がんの早期発見と治癒には地域の先生方のお力が欠かせません。「栄共済に任せれば大丈夫だ」と安心してお任せいただけるよう、ベストを尽くしてまいります。

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