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  7. 整形外科

最終更新日:2024/02/20

地方独立行政法人東京都立病院機構選定療養費あり
東京都立広尾病院

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  • 東京都渋谷区恵比寿2丁目34-10
    • 循環器内科
    • 整形外科
    • 糖尿病・内分泌内科
    • 血液内科

    • 感染症内科
    • 消化器内科
    • 脳神経内科
    • 腎臓内科
    • すべて見る

整形外科

診療科・部門紹介

都民のセーフティーネットとして高度な救急診療を行いつつ、手外科や神経外科における専門的な診療を展開

大きな特色は、高度な救急医療が提供できること。一次、二次はもとより救命救急センターと連携し、開放骨折や脊椎外傷などの三次救急の外傷にも対応しており、開放骨折の緊急手術件数は都内でもかなり多いほうだ。手外科のほか、末梢神経外科・脊椎外科といった神経外科の分野に力を入れているのも特徴で、豊富な症例に基づき大学病院と同レベルの専門的な診療を展開。紹介患者も多い。脊椎から四肢末梢の神経疾患については神経外科センターにて、チーム医療による診断・治療を行えるのが強みだ。日本整形外科学会整形外科専門医も多数所属し、難治骨折、関節外科、スポーツ整形外科など専門性を生かした診療を行っている。

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チーム医療で精度の高い診断・治療をめざす

スタッフ紹介

責任者

Dr1

川野 健一整形外科部長

1991年東京大学医学部卒業後、同大学医学部附属病院整形外科へ入局。湯河原厚生年金病院、東京都立府中病院などに勤務。1997年より東京大学整形外科助手。博士号取得後、JCHO東京高輪病院整形外科部長などを経て2016年より現職。医学博士、日本整形外科学会整形外科専門医、日本手外科学会代議員、日本末梢神経学会評議員。30年にわたる大学病院での臨床経験から、情報提示しつつ患者に寄り添った診療をめざす。

メッセージ

私は、手のしびれや麻痺など末梢神経障害や手外科領域の診療を得意としています。日々の診療で心がけているのは、これまでの経験や知識を生かして適切な診断を行い、患者さまに複数の選択肢を提供すること、その上で最善の治療を行うことです。整形外科は体の広い領域を対象とする診療科ですが、当科は救急医療をはじめ、末梢神経外科、手外科、脊椎外科、関節外科など、幅広い領域の専門家が在籍して精力的に診療を行っています。今後も開業医の先生方との連携を大切に、ニーズに応える質の高い診療を提供していきたいと思います。当院でも患者さまの病状や最適な治療方法を考慮し、その分野の専門の医師へ紹介することも可能ですので、遠慮なくご相談ください。

スタッフ

Dr2

原 由紀則整形外科医長

1996年山梨医科大学卒業後、東京大学医学部附属病院整形外科に入局。静岡県・茨城県・長野県・千葉県の各地で一般整形外科についての研鑽を積む。2003年から末梢神経外科を専門分野とし、本格的に修練を開始。同大学医学部附属病院での勤務後、2011年から東京都立広尾病院で末梢神経外科を中心とした診療を行っている。

メッセージ

末梢神経の病気も他の病気と同じく、悪い場所と悪くなった原因が特定されれば治療方針が決まります。しかし、末梢神経はエックス線撮影などの画像検査で異常を見つけにくく、実際に病気の診断を行うことは容易ではありません。当院の末梢神経外科専門の外来にも、原因がわからないしびれや麻痺の患者さん、治療方針が定まらない患者さんが相談に来られます。そのような患者さんに、神経学に基づいた診察と検査を駆使して、できる限り正確な原因診断と適切な治療方針を示すことが、末梢神経疾患の専門家としての使命だと考えています。手足のしびれや麻痺が治らずにお悩みの方はぜひご相談ください。

Dr3

程原 誠整形外科医長

1997年東京大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院、東京都多摩老人医療センター、西埼玉中央病院、日立総合病院、帝京大学医学部附属市原病院整形外科、東京都立墨東病院救命救急センターを経て、2006年より東京都立広尾病院整形外科に勤務。2010年より現職。救急、外傷治療を担当し、特に難治骨折治療やリング型創外固定器などを用いた変形矯正治療を専門とする。

メッセージ

私は当院で15年以上外傷治療を担当しており、最近ようやく、どんな複雑な外傷患者さんが来ても「前にも経験したことがあるな」と落ち着いて対処できるようになりました。これは多くの患者さんと関わってきた結果だと思っています。また、外傷後の後遺症では、どんな症状や悩みが出るのか、だんだん理解できるようになりました。こうした経験と先進の医療知識をもとに、患者さんに適切な治療を提供できるよう努めています。特に救急、外傷治療を受けに来られる患者さんは、事前に受診する病院を吟味して選択することができません。だからこそ、そうした方々が安心して治療を受けられるようにしていきたいと考えています。

Dr4

佐藤 敏秀整形外科医長

2004年自治医科大学卒業。東京都立府中病院で初期研修後、小笠原・伊豆諸島の島嶼診療所勤務。その後、東京都立駒込病院、町田市民病院、日本赤十字社医療センターを経て、2018年より東京都立広尾病院勤務。専門は脊椎一般。救命救急センターでの重度多発外傷の脊髄損傷から骨脆弱性骨折まで、脊椎外傷を多く診療。島しょでの「一人診療所」ならではの経験も生かしながら、患者の生活背景を考慮した治療を心がける。

メッセージ

人口200人から1000人ほどの離島診療所での外来診療では、来院される患者さんの疾患に対する捉え方や、家族構成を含めた状況などを考慮しながら治療にあたることが基本でした。その時の経験から、診療では患者さんの自宅での様子や普段の生活を確認し、一緒に治療方針を決めていくことを徹底しています。一概に手術をお勧めするわけではなく、薬や運動の提案をすることもありますし、超音波を使用したブロック注射などにも対応しています。また、手術にあたっては術中にCTを撮影し、ナビゲーションシステムを利用して危険性の少ない治療に努めていますので、気になることがありましたらご相談ください。

紹介医療機関の先生方へ

近年、新型コロナウイルスの対応に挑んできたことは当院の自負するところです。一方で従来の診療を縮小せざるを得ず、近隣医療機関の先生方にはたいへんお世話になりました。救急も含む骨折などの外傷手術などを通じて、地域の先生方のお役に立てるよう頑張る所存です。当科の強みである手外科、末梢神経外科はもちろん、関節外科など他分野も整形外科専門医による診療を行っていますので、引き続きご紹介いただければ幸いです。当院からも情報公開を積極的に行い、きめ細かな連携をめざしていきます。なお都合により、脊椎疾患担当医の佐藤医長が不在のため、2025年3月までは当科での脊椎外科疾患の受け入れは中止しております。

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