最終更新日:2024/03/05
昭和大学歯科病院

- 東京都大田区北千束2-1-1
- 歯科
- 矯正歯科
- 小児歯科
- 歯科口腔外科
- 睡眠歯科センター
- インプラントセンター すべて見る
矯正歯科
診療科・部門紹介
一人ひとりに適した方法での矯正歯科治療をめざす、顎変形症や先天疾患での咬合異常にも対応
歯列矯正によって歯並びの乱れや不正咬合を治療することで、健康寿命の延伸に貢献することをめざしている。子どもから大人までの歯列矯正に対応しており、コーンビームCTなどによる精密な検査診断を実施、その上で、歯の表側にブラケットと金属製のワイヤーを装着する方法やマウスピース型の装置によるものなどの中から、それぞれの得意や不得意を考慮し、一人ひとりに最適だと思われる矯正方法を提案している。顎変形症や唇顎口蓋裂、前歯や小臼歯の3本以上の埋伏歯が原因などの咬合異常に対しては、保険診療で対応。形成外科など他診療科と連携するなど、医系総合大学ならではのチーム医療を実践している。

歯列の3次元画像をもとに3Dプリンターで模型を作り、マウスピース型装置を製作

同科では患者一人ひとりに合わせたマウスピース型装置を使用している
スタッフ紹介
責任者

中納 治久診療科長
1991年神奈川歯科大学卒業。1996年昭和大学大学院歯学研究科修了。同大学歯学部歯科矯正学教室助手、講師、准教授、昭和大学歯科病院の外来医長などを経て2023年より現職。歯学博士。平均寿命と健康寿命の差が約10年といわれる中で、矯正治療で健康寿命の延伸に貢献することをめざしている。
診療実績
【期間】2022年4月~2023年3月
自由診療費用の目安
自由診療とは子どもの矯正歯科治療:1期治療/44万円〜、2期治療/49万5000円〜、大人の矯正歯科治療:ワイヤー矯正(表側)/93万5000円~、マウスピース型装置を用いた矯正/93万5000円~
紹介医療機関の先生方へ
矯正歯科治療は何歳になってもできます。ただし早い時期のほうができることが多いですから、早期発見と早期治療が大切です。もし、患者さんの歯並びや不正咬合が気になってご自身での対応が難しいと思いましたら、早めに相談していただきたいと思います。お子さんの受け口は、お口の癖によって悪化することがあり、その癖を早めに治したほうが良いので4〜5歳の乳歯のうちに。それ以外の場合は、前歯の上下8本が永久歯に生え変わるタイミングで異常があれば、紹介いただくのが良いでしょう。また、大学病院として、手術が必要な顎変形症や先天疾患が原因の不正咬合にも対応していますので、必要なときには、ぜひご紹介いただきたいと思います。