最終更新日:2023/04/06
地方独立行政法人東京都立病院機構東京都立荏原病院

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放射線治療部門
診療科・部門紹介
先進機器の導入と専任の医師の加入で治療の精度向上を追求。患者に負担の少ない検査・治療を心がける
他科や地域のかかりつけ医と連携し、エックス線やCT、MRIなどの検査のほか、がんの三大療法の一つである放射線治療を提供する放射線治療部門。2022年10月には新型の定位放射線治療装置を導入。さまざまな方向からのピンポイント照射を得意とするこの装置は、正常な組織へのダメージを最小限に抑え、体に負担の少ない放射線治療を行うことができるという。「適応の有無を確認するためにも、まずはお気軽にお問い合わせください」と語るのは、常勤医師として同部門の診療に加わった放射線科医長の和田紘幸先生。経験豊富な医師と診療放射線技師、看護師のチームワークで患者をサポートし、丁寧かつこまやかな検査・治療に努めている。

2022年秋に導入した先進の定位放射線治療装置。天井には緊張を和らげるための工夫がされている

壁に花や鳥があしらわれたマンモグラフィの検査室
スタッフ紹介
スタッフ

岡田 洋一部長
1980年東京医科歯科大学卒業。放射線診断学を専門とし、公益財団法人東京都保健医療公社豊島病院(現・東京都立豊島病院)で長く勤務。2020年に東京都立荏原病院に着任した。日本医学放射線学会放射線科専門医。エックス線透視やCTなどのガイド下で体内を確認しながら、カテーテルや専用の針を駆使して検査・治療を行うIVR(Interventional Radiology)の経験も豊富。

和田 紘幸医長
2013年東京慈恵会医科大学卒業。同大学附属病院、同大学附属柏病院、東京歯科大学市川総合病院を経て、2022年9月より東京都立荏原病院にて勤務。新型の定位放射線治療機器による放射線治療業務に従事している。近隣の医療機関との連携体制の構築にも尽力。

榎本 健児技師長
1990年都立医療技術短期大学卒業。東京都立大久保病院、東京都立多摩南部地域病院を経て、2021年から東京都立荏原病院勤務。放射線技師として、医師の指示に基づき、検査や治療の目的に応じたわかりやすい画像撮影に努めるほか、専門知識を生かした放射線検査の説明、読影補助などを行う。患者の漠然とした不安を取り払う、丁寧な説明がモットー。
紹介医療機関の先生方へ
当院の放射線部門では、各診療科や地域のかかりつけ医の皆さまと連携しながら多角的に診療にあたっております。2022年9月より新たに常勤医師を迎えるとともに、先進の定位放射線治療装置を導入したことで、これまで以上に高度な治療が可能となりました。与えられた条件で最大限何ができるかを常に考え、適切な治療を開始すること大切にしていますので、お困り事があればまずは当部門へご連絡ください。豊富な知見を持つ医師が常駐しておりますので、治療や制度に関する幅広いご質問へお答えするほか、適応の有無の確認、患者さまにとって適切な治療計画をご提案させていただきます。