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20191213 1

医療法人五星会菊名記念病院

循環器内科・心臓血管外科・脳神経外科を中心に、急性期医療に特化。内視鏡部門、女性の診療にも注力

質の高い急性期医療を通じて、地域社会に貢献
循環器・脳神経分野では、緊急手術を含む高度な医療を提供

民間病院ながら、横浜市の二次救急医療機関として質の高い急性期医療を提供する『菊名記念病院』。循環器内科、心臓血管外科、脳神経外科における専門性の高さは特筆すべきで、ICU10床、SCU(脳卒中ケアユニット)5床を含む218床を擁し、年間の救急車受入数は実に8000台を超える(平成30年4月〜平成31年3月実績)。
開設は平成3年。当初から急性期医療に特化するというコンセプトで診療をスタートした。その後、時代の流れや地域のニーズに応えながら、救急要請を断らないスタンスにこだわり、また、迅速かつスムーズに患者が退院できるよう、体制を整えてきた。
同院は複数の法人とグループを形成しており、リハビリテーションが必要なら「大倉山記念病院」や「新横浜リハビリテーション病院」、介護では介護老人保健施設や在宅支援総合センターに接続ができる。医療ソーシャルワーカーが相談に乗り、あらゆる状態に応じたサービスを提供している。

病院長メッセージ

村田 升病院長

村田 升病院長

1984年昭和大学医学部卒業、1998年同大学大学院医学研究科修了。2004年より菊名記念病院の心臓血管外科部長、副院長、2016年病院長就任。母校の理念「至誠一貫」をモットーに診療科を超えた連携で、より高度な急性期医療をめざす。

女性の心と体を総合的に診察することを目的とした女性専門の外来ルーム

女性の心と体を総合的に診察することを目的とした女性専門の外来ルーム

開設以来、その時代に求められる医療を通して横浜市港北区の地域医療の発展に貢献

開設以来、その時代に求められる医療を通して横浜市港北区の地域医療の発展に貢献

時代の変化や地域のニーズに常時対応
より良い体制で、最善の治療に尽力する

平成3年の開設以来、「安心と思いやり」「良質で信頼される高度医療の提供」を基本理念とし、一貫して急性期の高度医療を安全に配慮し提供してきた同院。常に、より良い医療を提供するべく研鑽を怠らない姿勢が、地域住民に支持されている。

東急東横線とJR横浜線の交わる菊名駅から徒歩4分。同院は綱島街道に面する非常に通いやすい立地にあるため、港北区、鶴見区、神奈川区を中心に、遠方から訪れる患者も多い。
心臓血管外科で長年、急性期医療現場の最前線に立ってきた村田升先生が、病院長に就任したのは平成28年のこと。218床という中規模の病院である利点を生かし、診療科間の壁をつくらず、医師や多職種の専門スタッフが、患者のために総合的に連携しながら診療にあたる体制をさらに強化してきた。各科の医師を増員して、脳血管カテーテル治療など、対応できる治療の範囲も拡大。緊急の検査・手術・治療に対応できるよう、MRIを2台、CTも先端的な320列のものを導入している。
「医療を通じて、地域社会に貢献するのが当院のミッションです」と語る村田病院長が、一方で目を配るのが、地域でますます増える高齢患者へのケアだ。高血圧、糖尿病、心臓病、腎臓病など複数の疾患を同時に抱える患者が増えていることから、各診療科を横断して総合的にアプローチする総合診療部門を強化。また、女性の体と心を総合的に診察する、専門の診療部門も設けた。入り口も会計も独立させ、女性スタッフによる対応を徹底。子宮がん・乳がん検診から、痔や脱腸の治療、月経や更年期、巻き爪、美容の相談・カウンセリングまで、女性の気持ちに寄り添い、予約制で提供している。
「患者さんと医療者のコミュニケーションの橋渡しをする『まごころ課』も立ち上げました。どのような患者さんにも、安心して頼りにしていただきたいですね」

TOPICS

24時間体制で救急搬送を
受け入れる体制を構築

同院は、横浜市に23ある二次救急拠点病院の一つとして、24時間の救急車受け入れに積極的に尽力。救急隊からの要請があれば、基本的には断らないことをモットーとしており、年間で8000台を超える救急車を迎え、夜間の緊急手術にも対応できる体制を構築している。また、救急の受け入れは総合診療部門が担当し、適切な診療科への振り分けを迅速に行う。

2018年4月〜2019年3月の救急車受入数は8370件、応需率は約95%だという

2018年4月〜2019年3月の救急車受入数は8370件、応需率は約95%だという

脳神経外科

石崎 律子先生

脳神経外科部長
石崎 律子先生

1993年東京女子医科大学卒業後、同大学脳神経センター脳神経外科医局入局。2002年より現職。高い技術と明るい人柄で、脳卒中の超急性期治療に尽力する日々。趣味はサーフィン。日本脳神経外科学会脳神経外科専門医。

整形外科疾患、脳血管疾患、内部障害など、個々の患者の症状に合わせて早期からリハビリテーションを提供

整形外科疾患、脳血管疾患、内部障害など、個々の患者の症状に合わせて早期からリハビリテーションを提供

術前に撮影したCTやMRIの映像により、3Dで腫瘍や組織の位置情報を示すナビゲーションシステムを導入

術前に撮影したCTやMRIの映像により、3Dで腫瘍や組織の位置情報を示すナビゲーションシステムを導入

2台あるMRIの、1台は一般の医療機関で標準的な1.5テスラだが、もう1台はより高性能の3テスラ

2台あるMRIの、1台は一般の医療機関で標準的な1.5テスラだが、もう1台はより高性能の3テスラ

脳卒中の超急性期治療や血管内治療から
早期の積極的リハビリまで一貫して提供

頭痛やめまい、手足のしびれ、てんかん発作、意識障害、手足の運動障害などを扱い、脳卒中や脳腫瘍、頭部外傷などの脳疾患や脊髄疾患に対応する脳神経外科。同院では24時間365日体制で脳神経専門の医師が常駐して緊急対応を行っている。

地域の急性期病院として、頭痛やめまい、手足のしびれなどの身近な症状に対応する一方、くも膜下出血、脳出血、脳梗塞といった脳卒中に対する超急性期治療も得意とする同院。横浜市内の脳卒中治療ネットワークに参加し、発症から4時間半以内の標準的治療であるt–PA静注療法のほか、カテーテルを用いた脳血管内治療でも多数の実績を持つ。血栓回収療法も24時間365日対応可能で、脳神経を専門とする医師が常駐している。
こうした緊急対応の助けとなる検査機器も充実。同院ではMRIを2台有している。1台しかないMRIが稼働中の場合、やむを得ずCT撮影を先に行うことが起こりかねないが、同院では迷わずMRI撮影を実施することができ、脳や脳血管の状態をいち早く把握して、適切な治療につなげることができるのだ。また、大規模総合病院の場合、さまざまな診療科の検査が入ることが多いが、同院ではある程度対応する診療科が絞られているのも、スピード感につながっているという。
「218床という中規模ながら、医療機器の充実ぶりは見事。医師として、治療において常に適切な選択ができるのは何よりですね」と、脳神経外科部長の石崎律子先生。
診療科間の距離感が近く、情報共有や連携が密なのも同院の特徴。脳神経外科の患者でも、心臓病を合併したり、そもそも脳梗塞の素因としてがんがあったりするという。そんな場合も、複雑な事務手続きを要さずに、速やかに必要な治療に専念できる環境だ。日々の看護やリハビリテーションの体制も強固で、回復に導くべくスタッフが患者の意欲を高めている。

TOPICS

脳卒中患者を専用ユニットで
多職種が組織的・計画的に見守る

同院では、脳卒中患者を発症直後から24時間体制で迅速に診断・治療する脳卒中専用のケアユニット(SCU)5床を開設。医師、看護師、理学・作業療法士、医療ソーシャルワーカーなどの専門スタッフが連携することで、長期的な日常生活能力と生活の質の改善をめざす。「日常的にスタッフの目があると患者さんの意欲がおのずと高まり、効果につながることもあります」

一般病室よりも手厚い見守り体制の感覚が患者に伝わるのか、夜間のせん妄などの発生も少ないそうだ

一般病室よりも手厚い見守り体制の感覚が患者に伝わるのか、夜間のせん妄などの発生も少ないそうだ

循環器内科

武藤 光範先生

循環器内科部長
武藤 光範先生

2004年昭和大学医学部卒業後、同大学医学部内科学講座循環器内科学部門、山梨赤十字病院、ひたち医療センターなどを経て、2015年より現職。日本循環器学会循環器専門医。専門領域は、狭心症と心筋梗塞。

心臓カテーテル治療は365日夜間の緊急対応が可能

心臓カテーテル治療は365日夜間の緊急対応が可能

心臓血管外科との緊密な連携のもと
大学病院レベルの高度な医療を提供

24時間365日循環器疾患の受け入れが可能で、夜間の当直体制が整っている同院の循環器内科。緊急のカテーテル治療も迅速に施行可能で、冠動脈疾患以外に、不整脈、心不全などの診断・治療も積極的に行っているのが特徴だ。

同科では専門知識・技術を持つ医師が6人、主に昭和大学病院の医局からの派遣により勤務しており、大学病院レベルの医療提供が可能。学会活動にも積極的で、専門的治療の発展に努めている。また、外科手術を必要とする場合も、心臓血管外科と緊密に連携してチーム医療を実践。24時間体制で患者を受け入れている。心臓病に対しては、今行う治療はもちろん、長期的に患者が元気に生活できるよう良い状態を維持することが肝要だという。
「適切に服薬を続ける、食事など生活習慣に気をつけるといった、患者さん自身の協力が欠かせません」と、循環器内科部長の武藤光範先生。同院で治療を終えて、日常的にはかかりつけ医の診療に戻るまでに落ち着いてからも、心臓疾患の場合は定期的に、検査や専門的な診療を継続する必要があるそうだ。また同院では、多職種による包括的な心臓リハビリテーションにも積極的で、高血圧・糖尿病といった心血管疾患の原因を改めるなどして、再発予防や予後の改善、生活の質の改善につなげている。

心臓血管外科

尾頭 厚先生

心臓血管外科部長
尾頭 厚先生

1995年昭和大学医学部卒業後、心臓血管外科医局へ。同大学病院、同大学藤が丘病院、新東京病院を経て2012年より現職。日本心臓血管外科学会心臓外科専門医。胸部・腹部ステントグラフト術や血管内焼灼術が得意。

CTはAI搭載の新鋭機種で、320列とハイスペックのもの。画質の補整に優れ、撮影時間も短縮

CTはAI搭載の新鋭機種で、320列とハイスペックのもの。画質の補整に優れ、撮影時間も短縮

高い専門性を持ち誠実に患者と向き合う
ステントグラフト治療など低浸襲治療も

心臓血管外科の成人におけるあらゆる疾患に対応する、同院の心臓血管外科。緊急手術にも積極的に対応し、心拍動下冠動脈バイパス術や、腹部大動脈瘤へのステントグラフト治療など先端治療にも意欲的に取り組んでいる。

心臓血管外科に注力している医療機関というと、大学病院や心臓疾患に特化した大規模病院が想起されがちだが、地域で急性期医療を守る同院の心臓血管外科は、そうした大規模病院同様の専門性を誇っている。
現在、手術を担当する専門医師は尾頭厚心臓血管外科部長をはじめ4人。各人が同院で心臓外科治療に携わりたいと熱望して集まったという。出身大学も昭和大学、高知大学、秋田大学とまちまちだが、誠実に正直に、患者と一緒に治療に取り組む診療姿勢に互いが共感し、日々切磋琢磨している。
心臓手術数においては、横浜市内でも高い実績があり、中でも腹部大動脈瘤のステントグラフト術など、低浸襲治療に積極的。循環器内科とも一つのチームとなって、物理的にも心理的にも非常に近しい雰囲気のもと、ともに患者のため最善を尽くしている。
「地域にありますので、開業医の先生から紹介された方にとっても、ハードルが低く親しみやすい病院でありたいと思います。ぜひ、気負うことなく受診してください」

消化器内科

西元 史哉先生

消化器内科部長
西元 史哉先生

1993年東京医科大学卒業。麻酔科から消化器内科に転科。昭和大学藤が丘病院、諏訪中央病院などを経て、2012年より現職。消化器領域の救急対応やがん治療に注力。日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医。

2017年に増設して4室となった内視鏡室では、上部・下部とも苦痛の少ない検査の提供に努める

2017年に増設して4室となった内視鏡室では、上部・下部とも苦痛の少ない検査の提供に努める

苦痛の少ない内視鏡検査・治療に注力
いざというときに頼ってもらえる存在に

急性期疾患から、がんなどの悪性疾患、便秘や食道炎など慢性疾患まで幅広く対応する消化器内科。腹痛や発熱、下血から、潰瘍出血、胆石による黄疸など、重篤な症状にも、即日など迅速な検査対応に努めている。外科との連携もスムーズだ。

便秘などおなかの不調時にかかりつけ医として頼りになる一方、平成29年のリニューアルで2室から4室に増設された内視鏡検査室では、予約から実施まで1週間程度、緊急を要する場合には可能な範囲で即日対応にも努めるのが特徴。循環器疾患の患者がもともと多い同院では、血液をさらさらにする薬を常用するケースも多いため、内視鏡検査の手技もきめ細かに、丁寧にと心がけているそうだ。
また、消化器疾患の中でも胃がん、大腸がんなどの場合、診断を経て、外科手術や抗がん剤治療、緩和ケアなどさまざまな診療科が関わることも少なくないが、消化器内科部長の西元史哉先生は、化学療法を担当したり、あるいは必要に応じて専門病院へ紹介してつなげたりと、真摯な対応を信条としている。休日に街中で患者や医療関係者に声をかけられることもよくあり、改めて、地域における同院の役割や期待されていることを実感するという。
「地域に根づいた病院ですから、誠実に、裏表なく患者さんに接していくことを、何よりも大切にしています」

総合診療部門

勝呂 俊昭先生

内科医長
勝呂 俊昭先生

2001年昭和大学医学部卒業後、糖尿病・代謝・内分泌内科に進み、北見赤十字病院、同大学横浜市北部病院、大倉山記念病院などを経て、2017年より現職。定期的に病院内で無料開催される糖尿病教室の講師も務める。

非常勤含め、6人それぞれが専門領域を持つ医師から成るチームでバランス良く、総合的に診療

非常勤含め、6人それぞれが専門領域を持つ医師から成るチームでバランス良く、総合的に診療

複数の疾患に悩む患者を総合的にフォロー
高度医療を要するケースも適切に判断を

平成24年に産声を上げた、同院の総合診療部門。救急患者や入院加療を要する患者の初療を行い、適切な診療科、専門医師の治療につなげている。また、近年の高齢化に伴って増加傾向にある、複数疾患を併せ持つ患者に対する総合的な診療も実施。

総合診療は、各診療科における専門性の高い医療とはまた別のアプローチとなるという。内科医長の勝呂俊昭先生も、もとは糖尿病が専門で、総合診療の医師を育成するプログラムに参加して研鑽に努める。高齢化が急速に進む中、一人の患者が併せ持つ疾患も、高血圧に糖尿病、心臓病、腎臓病などと数多くなっている。認知症の併発も、今後ますます増加が予測され、おのずと総合診療部門では、患者の家族や社会的背景などに深く関わることに。そのため病気を診るというよりは、全人的に個々の患者に接している。
また、勝呂先生の専門である糖尿病は、動脈硬化を経て全身に悪影響を及ぼしていくものであり、この専門知識が総合診療にも役立っているという。予防の観点から、病院内で定期的に開催する糖尿病教室でも講師を務める勝呂先生。
「寝たきりになるなど、生活の質を落とすことになってしまう前に、予防できるチャンスはいくらでもあります。体調などで気になることがあれば、ぜひ気軽に受診いただきたいですね」

まごころ課

「病気について説明を受けたが、用語などが難しくわからなかった」といった患者の不安に応えるべく、相談員が目を配り、情報提供も行う

「病気について説明を受けたが、用語などが難しくわからなかった」といった患者の不安に応えるべく、相談員が目を配り、情報提供も行う

治療に関する大事なことが適切に伝わるよう
医師とのコミュニケーションをサポート

同院では目安箱を置いたり、入院した患者にアンケートの記入を頼んだりして、適宜、患者からの意見を病院運営に取り入れるよう、注力してきた。また、医療相談室には医療ソーシャルワーカーが7人在籍しており、患者や家族との面接を通じ、療養中の心理的・社会的問題の解決や調整援助を支援。急性期治療を終えた退院後のリハビリテーションや療養先については、入退院支援室がフォローを行っている。そして、さらに患者の満足度向上につなげるために新たに立ち上げた部門が、患者と医療者のコミュニケーションをサポートする「まごころ課」だ。患者の意思をきちんと確認して権利を守る「患者アドボカシー」の実践をめざしており、将来的にはインフォームドコンセントのための診療立ち会いや、医療用語の解説などの具体的支援も行っていくことを視野に入れている。

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