病院長メッセージ(医療法人社団菫会 目黒病院) | 病院・総合病院・大学病院を探すならホスピタルズ・ファイル

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医療法人社団菫会目黒病院

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岡 潔病院長
Kiyoshi Oka

プロフィール1976年、昭和大学医学部卒業。1980年、昭和大学大学院医学研究科修了(医学博士号を修得)。昭和大学藤が丘病院を経て、1984年から目黒病院にて勤務。2001年、病院長に就任。2013年からは理事長も兼任している。大学院時代の専攻は生理学の基礎研究。その際に鍼灸も研究範囲としたことは、2017年に病院附属の鍼灸院を開院していることなどにもつながる。専門は内科。

患者と医療との、古きよき「普通な関係」を

学芸大学駅から10分。岡潔病院長が率いる「目黒病院」は、岡院長の父親が開院した前身の菫診療所から数えて既に68年間もこの地域に根づく病院である。内科、整形外科、外科、リハビリテーション科、循環器内科などの診療を提供している。地域における急性期病院の役割も果たしている。目黒区の行っている、短期入院病床確保事業(病院ショートステイ)にも参加しているため、在宅で療養中ではあるが医学的管理が必要な高齢者を受け入れてもいる。60床の規模ではあるものの、CT、MRI、超音波装置、胃・大腸の内視鏡など各種の検査機器は充実しているため、大きな病気を見逃さないための定期的な検査の場としても活用できるだろう。大学病院、総合病院などに比べて検査するまでにあまりに長い日にちを待たねばならないということもない。血液検査も簡単なものならば5〜10分で結果が出る。先進のエックス線骨密度測定装置も導入し、今後は骨粗しょう症の診断や治療にも力を入れていきたいという。複数の病気を抱えることも多い高齢者にとって、総合的に管理・治療できるような医療施設であることもめざしているそうだ。
(取材日2017年8月10日)

病院の特色については、どう捉えておられますか?
1

地域のニーズにオールラウンドに応えるという点ですね。当院の始まりは私の父なのですが、開院まもない68年前には、低所得者層への無料診療を提供していたと言います。当院でのすべての医療において保険診療が適用されてからしか医師として関わっていない私には、父の行っていた診療の世界は本当に想像もできません。しかし、今、国の財政を医療費が圧迫し、保険診療も成り立たなくなるかもしれないなんて話題も出てくる時代に入ると、病院というのは本当に時代の変化を写す鏡のようなものなのだなと実感します。かつては結核や喘息を主に診ていた当院が総合的なニーズに応えるようになったことも、時代の変化に対応してのことです。現在は、やはり高齢化社会に合わせた改善を行い続けていますね。2017年の8月からは地域包括病床も7床確保し、国の政策に合わせた動きを実践する中で、この病床でニーズが高まれば増やしていこうともしています。

高齢化社会へ向けた病院の動きを、より詳しくお聞かせください。
2

当院は2次救急における急性期医療を担っていますが、大学病院など3次救急と言われる高度急性期病院では、入院できる日数が少なめに決められています。その中で可能な限りのリハビリテーションを行い、ご自宅における日常生活を過ごせるようになるための準備を行う病院でもありたいと考えております。あるいは、療養型の施設につなげるための医療的な管理を行いながらのリハビリテーションも行っております。国の政策もあり、今は在宅医療でできる範囲を増やしていこうという流れがあります。国は、患者さんをご自宅に戻したい。ご本人も帰りたい。ただし、受け入れるご家族は大変なのかもしれません。そこのところで細かな調整を行うことは、付属の訪問看護ステーションも持つ当院にできることでもあります。ケアマネジャーさんとのコミュニケーションもしっかり取り、さまざまな立場の意見を取り入れながらやっていかねばと考えております。

検査機器も充実し、気軽に健康管理ができそうな病院ですね。
3

はい。検査も通じて、大きな病気を見逃さないようにすることも、当院が地域の患者さんたちにできる医療の一つだと捉えています。CT、MRI、超音波装置、胃・大腸の内視鏡など各種の検査機器が充実しているため、ぜひ、気軽に定期的な検査を受けに来る場として活用していただきたいですね。大学病院、総合病院などに比べたら、検査するまでにかなり長く日にちを待たねばならない、ということが少ないものです。血液検査にしても簡単なものならば5〜10分で結果が出ます。また新鋭のエックス線骨密度測定装置も導入しており、今後は骨粗しょう症の診断や治療にも力を入れていきたいとも考えております。整形外科の分野においては、地域からのニーズも大きいですから、ともに働く医師を求めてもいます。患者さんとの距離の近い医療をダイレクトに行うことにやりがいを感じる医師が来ていただけたら、当院の医療はさらに充実したものになるだろうと思います。

病院の良さについては、特にどのような点にあると思われますか?
4

父が開院した際は、低所得層への無料診療で始まった病院です。地域の皆さんに信頼され続けている点はうれしいですね。昨今は各医療機関の専門化が著しいですが、そのような中でも、まずはなんでも相談できる総合性が、患者さんにとって安心感のある医療につながっているかと思います。急性期病院であることから時間外の診療も行っていますが、これもありがたがられますね。また、患者さんから聞こえてくる声としては、看護師をはじめ、レントゲン技師にせよ、リハビリのスタッフにせよ、よく接する医療スタッフが優しいというものがあります。確かに、廊下などで患者さんと話している姿をちらっと見かけて耳をすませてみると、優しいんです。一般的な病院よりも1人の裁量が大きく、個人に対して実力の求められる度合いが大きい病院ですから、やりがいがあると同時に忙しいとは思うのですが、スタッフは誠意をもって患者さんに接してくれていますね。

最後に、今後の展望についてお聞かせいただけますでしょうか?
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父は、今の私ぐらいの年齢の頃、実質的には病院の未来を私に委ねようとしてくれていました。私も、病院の未来は、今は大学病院と当院とのかけ持ちで診療をしている息子に託そうと思っています。息子は、良い意味での「普通の病院」としての当院のあり方を長所として捉え、その方向を未来につなげたいと思っているようですね。専門化やシステム化が進むことも医療の進歩によるものです。ただし、そのような中でも、今の当院にまだ残っているように、患者さんによりフラットに近い立場で説明や助言を行ったり、職域や部門の枠を越えた相談がすぐにできる体制を残したりすることを考えているようです。確かに、当院はずっとそのような姿勢を大事にしてきましたが、息子のことを大学で教えてくださった諸先生方たちも、そのように良い意味での総合性や患者さんとの普通のやりとりを重視されていたようだったのです。病院の未来に期待しています。

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