病院長メッセージ( 東邦大学医療センター 大橋病院) | 病院・総合病院・大学病院を探すならホスピタルズ・ファイル

病院・総合病院・大学病院8212件掲載中(2018年06月20日現在)

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東邦大学医療センター 大橋病院

50年以上培ってきた信頼とともに新病院へと生まれ変わる

東京都二次救急医療機関/東京都がん診療連携協力病院/地域医療支援病院

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長谷 弘記病院長
Hiroki Hase

プロフィール東邦大学大学院医学研究科修了。同大学医学部第三内科講師、東京労災病院循環器内科部長、「東邦大学医療センター 大橋病院」腎臓内科部長、同科教授、同病院新病院建設担当副院長などを経て、2015年7月から現職。日本腎臓学会腎臓専門医、日本透析医学会透析専門医、日本循環器学会循環器専門医。腎臓と心臓の関連を示す研究において世界的なパイオニアの一人としても知られ、今も腎臓内科の第一線で診療にあたっている。

地域のクリニックと連携し住民の健康を守る

目黒区大橋、国道246号線から一本入ったところに建つ「東邦大学医療センター 大橋病院」。1964年の開設から50年以上、大学病院として先端的な医療を提供しつつ、目黒区、世田谷区、渋谷区を中心とした地域に密着した診療を実践してきた。院内はどこか温かく、アットホームな居心地のいい雰囲気が広がる。「地域のクリニックとの医療連携を重視しながら、一人ひとりの患者さんをしっかり拝見する診療を心がけています」と穏やかな笑みを浮かべるのは、長谷弘記病院長。腎臓と心臓の関連を示す研究の世界的なパイオニアの一人として知られるドクターでもある。2018年6月には、隣接地に建設中の新病院が完成予定。より充実した医療を提供すべく、ハード、ソフト両面から進めてきた準備も、最終段階に入ってきた。「これまでにない新たな病院の形をしっかりと構築したい」と熱く語る長谷病院長に、地域との医療連携や今後の展望、医師としての軌跡やポリシーまで、余すことなく話してもらった。
(取材日2017月7月20日)

地域とのつながりをとても大切にされていると伺いました。
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当病院は大学の付属病院ということで、地域の方々が気軽に足を運べる病院というイメージではないかもしれませんが、近隣のみならず、もう少し広い範囲の目黒区・世田谷区・渋谷区のクリニックの先生方との医療連携をずっと重視してきました。その意味では地域密着の診療をしてきたといえるのではないかと思いますね。ただ、現在の病院は50年以上前に開設されたもの。老朽化が進んでいたこともあり、今、隣接地に新病院の建設を進めています。そのオープンも、いよいよ2018年6月に迫りました。医療機器の完備などのハード面はもちろん、例えばスピーディーな受診から入院、治療、退院、その後の連携まで含めた診療システムの精査や、コメディカルのレベルアップなどのソフト面にも注力。これまでの温かい雰囲気は大切にしつつ、より高度かつ充実した医療の提供を実践していきたいと思っています。

新病院の特色について、詳しくお聞かせください。
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コンセプトに掲げたのは「都心の真ん中に森を作ろう」。めざしたのは、都会の中のオアシスともいうべき水と緑に囲まれた病院です。実際に、最寄りの池尻大橋駅から続くアプローチや病院の周りにたくさんの木々を植え、噴水も設けるなど、患者さんはもちろん近隣住民の方々も心安らぐような空間を意識しました。診療体制は、高度急性期病院に特化しながらも、病床数はあえて現在より100床以上も少ない319床に設定。コンパクトで無駄のない病院が目標です。このような形の病院は、珍しいのではないでしょうか。都会の一等地にある高度急性期病院でありながら、必要十分な病床数で、地域にも喜ばれる病院として根付いていく。そんなモデルケースになれたらと思っています。実は、私は、新病院プロジェクトのスタート時からの責任者なので、新病院にかける思いは誰よりも強いんです。病院長でいる間に、新病院の基盤をしっかり構築したいと思いますね。

地域連携にも一層力を入れていくそうですね。
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病床数が少ないということは、それだけ入院患者さんを一日も早く地域のクリニックへお返しすることが重要になりますから、地域と連携した診療スタイルの構築は不可欠だと思います。患者さんにとっては「早く帰れる」というメリットが、クリニックにとっては「紹介した患者さんが必ず戻ってくる」という信頼感にもつながると思います。例えば、私の専門である腎臓内科では10年ほど前から「1人の患者さんに2人の主治医」のキャッチフレーズを掲げ、単に紹介、逆紹介をするだけではなく、こちらで立てた診療方針に沿ってクリニックで治療してもらうなど、より深く連携した診療を実践してきました。今ではそれが各科に広がり、病院全体として紹介、逆紹介が増え、2016年8月からは地域医療支援病院にも指定されています。「病気を抱えながらも健康的な日常生活が送れる『健康長寿』をめざす」というのが目黒区の目標。めざすところは同じだと思っています。

先生のご専門について教えてください。
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もともと循環器内科専門だったのですが、他院で学んだ腎生検や透析の知識を生かして循環器疾患の患者さんを診ていたところ、5年目に教授から「新しく腎臓内科を作りたいので今日から腎臓専門に」と突然の宣告。正直ショックでしたが1997年に透析患者さんに合併する冠動脈疾患が透析以前の慢性腎臓病の時期に既に進行していることを論文にまとめ「腎臓病と心臓病は大きなつながりがある」と発表したところ、2005年に米国腎臓財団が出したガイドラインに掲載されました。今では当たり前の内容ですが当時はその考えが一般的ではありませんでした。その分野を切り開けたかなと思っています。患者さんと接するとき心がけているのは、わかりやすく丁寧にお話しすること。特に私は内科の医師なので検査結果より会話の中で得られる情報のほうがずっと重要だったりします。難しい言葉は使わず、ぞんざいな話し方をせずリラックスして話せるよう意識しています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。
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「病院は苦手」という方は少なくないでしょう。ですが、少しの我慢が重篤な病気の発見が遅れることにつながることも。体の不調を感じたら、まずは身近な信頼できる先生を受診されるようお勧めします。そこから当病院を紹介していただけるとうれしいです。新病院オープンを控え、今後ますます地域クリニックとの連携には力を注いでいかなければと思っているところです。紹介状を持参された患者さんは最優先で診療し、スピーディーかつ適切な診断・治療を行い、また地域にお返しする、そんな医療を実践していきたいと思っています。もちろん、何より安全第一が病院としての基本条件なので、感染対策にも万全を期すつもりです。その上で、例えば治験など大学病院として医療の進歩に果たすべき役割も担っていきたいと思います。水と緑に囲まれた新病院は、きっと癒やしの空間になるはず。皆さんをより健康に、もっと輝けるように導けると信じています。

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