入院と診療の機能を幅広く備え、身近で信頼される病院をめざす「青葉さわい病院」の特徴 | 病院・総合病院・大学病院を探すならホスピタルズ・ファイル

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医療法人社団 博慈会青葉さわい病院

身近で信頼される病院を目指し、地域のニーズに応えて進化を続ける

入院と診療の機能を幅広く備え
身近で信頼される病院をめざす

急性期から療養期まで役割の異なる病床を有する『青葉さわい病院』。澤井博司理事長は「地域の皆さまが住み慣れた地で、予防から治療、介護まで受けられる病院をめざしています」と語る。
同院の理念は、「思いやり」、そして「『生きている』喜びを」。病院は患者にとって生活の場でもあることから、整形外科を中心に内科診療やリハビリテーションも充実させ、足の外科、消化器、糖尿病などの専門診療も強化。さらに訪問リハビリテーションなど在宅医療までフォローし、地域のニーズに応え地域包括ケア病床を導入。現在14床が稼働中だ。「患者さんとのふれあいに喜びを感じ、身近で信頼される病院となるべくスタッフ一同尽力していきます」

澤井 博司理事長

澤井 博司 理事長

1967年東京大学工学部原子力工学科卒業後、東京慈恵会医科大学に入学。1981年同大学大学院医学研究科博士課程修了。整形外科を中心とした「さわい病院」を開業後、療養入院の要望に応え移転・新築。

01病院長メッセージ

治療、療養、退院後の生活まで
患者主体の医療で地域をサポート

地域密着型の身近な病院として、治療から予防、リハビリテーションまで、地域で必要とされる医療を提供している同院。長く付き合うことになる患者や家族の思いを真摯に受け止め、退院後の生活まで見据えた対応をしている。

開業以来、整形外科を中心に地域住民の診療を行ってきた同院。年々、内科の診療も充実し、日常のちょっとした体調不良の診療から長期にわたるリハビリまで行い、幅広く地域住民の健康を支えている。平成29年2月には新たに脳神経外科を開設。これにより、これまで回復期での治療は運動器疾患が中心だったが、脳血管疾患にも専門性の高い医療で対応できるようになった。また、8床から始まった地域包括ケア病床も14床に増床。さらなる地域のニーズに応えていく。「私の役目は患者さんを治すのではなく、患者さんの中にある『病気を治す力』を少しでも引き出すこと」と話す澤井崇博病院長。「病院に行けば治る」と患者が受け身になるような診療ではなく、一緒に治していくというスタンスで日々診療を行っているという。例えば患者がわかりづらい内容は紙に書いて説明し、院内には自由に意見を投書できる投書箱を設置。真心のある対応が患者やその家族に安心感を与え、自然に笑顔を引き出している。
病院運営に必要なのは「人」だという信念の下、職員の働きやすさを追求した同院では、過去に男女ともに働きやすい職場に与えられる「よこはまグッドバランス賞」を4度受賞し、その環境を維持し続けている。「治療中・療養中であっても生きていることを実感できる快適な環境を提供していきたい。それが医師・スタッフ共通の思いです」

  • 木が描かれた玄関のガラスウォール。優しい自然光が差し込む

    木が描かれた玄関のガラスウォール。優しい自然光が差し込む

  • 病棟内にある、パステルカラーがかわいらしいソファー。窓の外には中庭が

    病棟内にある、パステルカラーがかわいらしいソファー。窓の外には中庭が

澤井 崇博病院長

澤井 崇博 病院長

1995年東京慈恵会医科大学卒業。1997年同大学大学院に入学、同大学附属病院整形外科に入局。2001年同大学大学院医学研究科博士課程修了。2005年より青葉さわい病院に勤務し、2010年4月に病院長就任。専門分野は膝関節外科、骨折などの外傷全般。患者の病状に合わせ、薬物療法とリハビリテーションを柔軟に使い分ける。

topics

地域包括ケア病床

安心して家に帰り生活できるように
多職種で協力し患者と家族を支援

手術などの後、しばらくリハビリが必要な人や、自宅での療養に不安がある人の在宅復帰に向けての準備を整えるのが地域包括ケア病床の役割だ。同院では医師、看護師、リハビリスタッフ、医療ソーシャルワーカーなど多職種で協力し、患者やその家族を支援するほか、家族の介護疲れなどによる社会的入院(レスパイト入院)にも対応。地域に不可欠な存在となっている。

在宅復帰に向けて手厚くサポート

在宅復帰に向けて手厚くサポート

02診療内容の紹介

脳神経外科

退院後も長く力になれるように
専門分野のほか内科診療にも注力

幅広い医療を提供している同院では、平成29年の春より泉山仁副院長による脳神経外科の診療をスタート。これまでの経験を生かした専門性の高い診療を展開すると同時に、内科の医師とともにプライマリケアも積極的に行う。

複数の病院で、脳神経外科の医師として多くの患者を救ってきた泉山仁副院長。同院では、脳血管疾患のエキスパートとして外来および回復期病棟の患者に専門的な医療を提供すると同時に、内科の外来診療にも積極的に取り組み、プライマリケアを実践していく。「これまではできなかった、一人の患者さんをずっと長く診ていくような診療をしていきたいです。地域のクリニックと信頼関係を築き、退院した患者さんが自宅に帰ってからのお手伝いもできればと思っています」
これまで脳血管疾患の専門医療に関わってきた泉山副院長だが、経験を積むにつれ、一人ひとりの患者を大切にし、ゆっくりとした時間の中で医療を行いたいという思いを強く持つようになったと話す。そんな泉山副院長が日々の診療で大切にしているのは、患者の話を聞くことと、患者が痛いという部分を目で見て手で触れる姿勢。それを貫きながら、今後は内科についての知識を広げ、より多くの患者を診ていきたいという。「診療は科が違っても診るということは同じ。患者さんはまず診てほしいと思って受診するのですから、どんな患者さんでも診られるようになるのが目標です。脳血管疾患に関する経験を生かし、頭痛やめまい、物忘れなどに対応しながら、全身を診る一般的な内科の診療にも力を入れることで、地域の皆さんのお役に立てればうれしいです」

  • 医師、看護師長、医療ソーシャルワーカーによる面談で、入退院の不安も解消

    医師、看護師長、医療ソーシャルワーカーによる面談で、入退院の不安も解消

  • 家事など退院後の自宅での生活をイメージして行うリハビリスペース

    家事など退院後の自宅での生活をイメージして行うリハビリスペース

泉山 仁副院長

泉山 仁 副院長

1986年昭和大学医学部卒業。同大学藤が丘病院脳神経外科医長・脳卒中集中治療室長、市ヶ尾カリヨン病院院長などを経て、2017年より現職。医学博士。日本脳神経外科学会脳神経外科専門医。退院した後も長く患者を診ていきたいという思いで内科の診療も手がけ、プライマリケアを実践。地域に根差した医療をめざす。

topics

回復期リハビリテーション病棟

自宅に帰ることを目標に丁寧にケア
退院後も地域の医師とともに支援を

リハビリを行う回復期病棟では、医師やリハビリスタッフ、看護師、医療ソーシャルワーカーが協力して患者のケアと自宅に帰るための支援にあたる。入院中だけでなく、退院後も何かあれば対応できる体制を整え地域医療に貢献。「地域の人を家に帰すための努力はどこの病院よりしっかりと行いたいです。地域のクリニックと患者さんの潤滑油になれればと考えています」

院内にある明るく広い機能訓練室

院内にある明るく広い機能訓練室

整形外科

骨粗しょう症による骨折を防ぐため
効果的で継続可能な治療を提案

中高生のスポーツ中のけがから高齢者の骨粗しょう症まで、さまざまな症状の患者が訪れる整形外科。特に骨粗しょう症は骨折にもつながるため、新しい検査機器や薬剤を積極的に取り入れて、患者に合わせた治療を行っている。

昭和60年の開業以来、整形外科は「けがや痛みなど何でも気兼ねなく受診できる」と地域住民に親しまれてきた。その間口の広さは、荒尾誠整形外科主任部長が「本当に幅広い年齢層、多様な症状の方を診ています」と驚くほどだ。
骨粗しょう症は、新しい骨を作る働きと古い骨を壊す働きのバランスが崩れて骨密度が低下する病気だ。同科では「骨を作りにくい」、「骨を壊す速度が速い」などの原因に合わせた薬を適切に処方している。また、通院のペースや飲み薬が苦手かどうかなどを考慮し、服用間隔の長い薬や注射薬なども含めて検討する。「無理なく続けられ、より効果の見込める治療を提案します」と荒尾整形外科主任部長。また、春先から夏に増えるというスポーツ外傷も診療。自身もアメフト部で活躍した経験から「新入生が今までと違う環境で、体力ある先輩たちと練習や試合を繰り返すとけがをしがち。無理をさせないよう、保護者の方も注意を」と親身にアドバイスする。

  • 荒尾誠整形外科主任部長。1994年東京慈恵会医科大学医学部卒業

    荒尾誠整形外科主任部長。1994年東京慈恵会医科大学医学部卒業

  • 肩関節や股関節の部分模型を使い、治療などの詳しい説明を行う

    肩関節や股関節の部分模型を使い、治療などの詳しい説明を行う

  • 患者の症状に合わせ、院内にある2台の骨密度測定装置を使い分けている

    患者の症状に合わせ、院内にある2台の骨密度測定装置を使い分けている

足の外科

骨格から全身のバランスを整え
個々の足と向き合い痛みを治療

整形外科の中でも特に専門性が高い「足の外科」。外反母趾や外傷、スポーツ障害による足の痛みを、ストレッチや特殊なインソールを使用することで根治を心がけ、足の痛みに悩む人にとって頼りがいのある存在をめざす。

同科ではまず痛みの原因をチェックした後、手術のほか、インソールやストレッチによる保存療法などを行う。インソールは足から運動連鎖を起こさせ体幹のバランスを取るためのものを使用。実際に使用した患者からは、歩きやすくなった、姿勢が良くなったといった声も届いているという。
患者一人ひとりの足に合わせた治療にこだわり、丁寧に治療を進める齋藤滋整形外科部長。その熱意が患者にも伝わり、納得した上で治療を始める人が多く、治療後の満足度も高くなるという。「インソールによって骨格から矯正し足の位置を良くすることで、姿勢が伸び、体全体のバランスも保たれ、全身の健康へとつながります。特にスポーツをしている中高生はその後の選手生命に関わることもあるので、何か困ったことがあればご相談ください。来院の際には普段履いている靴を複数持ってきていただければと思います」

  • 齋藤滋整形外科部長。1999年東京慈恵会医科大学卒業

    齋藤滋整形外科部長。1999年東京慈恵会医科大学卒業

  • 義肢装具等適合判定医の有資格者でもある齋藤先生。患者の足に合わせ、義足も作成する

    義肢装具等適合判定医の有資格者でもある齋藤先生。患者の足に合わせ、義足も作成する

  • 患者一人ひとりの足の形や癖とじっくり向き合い治療を行う

    患者一人ひとりの足の形や癖とじっくり向き合い治療を行う

消化器内科

消化器がんの早期発見・治療に注力
苦痛に配慮し経鼻内視鏡検査も導入

消化器の炎症や感染症、がんなどを専門的に診療する消化器内科。中でも特に注力するのが内視鏡検査によるがんの早期発見・治療だ。専門の医師による精度の高い診断や経鼻内視鏡の導入などにより、受診者が増えている。

消化器がんの早期発見・治療に注力する須郷慶一消化器内科部長は、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医の資格を持つ内視鏡検査のエキスパート。胃がん発症への関与が明らかな「ヘリコバクター・ピロリ菌」の感染性胃炎に対し、平成25年からピロリ菌の除菌治療が保険適用となった。この診断には内視鏡検査が必須であり、また苦痛の少ない経鼻内視鏡の画質が大幅に向上していることから、「内視鏡での胃がん検診がより一般的になるでしょう」と話している。
また外科の専門家として、大学病院などでがんをはじめ多数の急性期患者を診てきた須郷消化器内科部長。その経験を生かし、病気発見後、手術などを行う医療機関と密な連携、スムーズな紹介を実現している。さらに末期がん患者や手術後の回復期にある患者を受け入れ、自宅でサポートする医療機関の少なさを痛感したことから、「今後は当院でそうした患者さんの入院を引き受け、支援していけたらと考えています」と目標を語った。

  • 須郷慶一消化器内科部長。1997年獨協医科大学卒業。地域の予防医療に力を注ぐ

    須郷慶一消化器内科部長。1997年獨協医科大学卒業。地域の予防医療に力を注ぐ

  • 胃内視鏡検査で使う経鼻内視鏡。精度の高い検査を実現

    胃内視鏡検査で使う経鼻内視鏡。精度の高い検査を実現

糖尿病内科

糖尿病等の生活習慣病に広く対応し
栄養指導や教育入院などを実施

平成26年に内科診療拡大とともにスタートした糖尿病治療。日本糖尿病学会糖尿病専門医の岡﨑優糖尿病内科部長を中心に専門性の高い治療を提供しながら、生活習慣病全般に対応。紹介患者も着々と増えている。

同科の特長の一つとして挙げられるのが教育入院だ。これは糖尿病をコントロールできずに生活をしている人が、社会生活から一時的に離れて入院し、正しい食事とリハビリテーションや運動を体験。外来ではできないような体の調整をして帰ることが目的で、退院後はまた外来診療でフォローしていく。「治療のためにどこまで生活を変えられるか相談し、生活設計を一緒に考えていきます」と岡﨑優糖尿病内科部長。
糖尿病の治療で重要な栄養指導については、医師の指示に基づき2人の管理栄養士が担当。生活全般についてヒアリングし、食べる量や調理の工夫の仕方など、患者や家族と一緒にライフスタイルに合わせた「実施可能なプラン」を考える。
また、岡﨑先生は日本内科学会総合内科専門医として、内科全般の診療にも従事。広い視点から総合的に判断し、患者の診療を行うように心がけている。「セカンドオピニオンを求めている人や、健診で異常が出た人もご相談ください」

  • 岡﨑優糖尿病内科部長。2006年日本医科大学卒業。2014年4月より現職

    岡﨑優糖尿病内科部長。2006年日本医科大学卒業。2014年4月より現職

  • 管理栄養士が栄養バランスと塩分・調味料を0.1g単位で調整

    管理栄養士が栄養バランスと塩分・調味料を0.1g単位で調整

内科

多職種連携によるきめ細かな対応
患者に合った満足度の高い医療を

急性期の治療後の支援やがんの終末期の看取りのほか、糖尿病の教育入院など幅広く対応している内科。外来では、風邪や頭痛など一般的な内科疾患だけではなく、生活習慣病やその早期発見のための健康診断にも力を入れている。

病棟では、医師、看護師、栄養士、薬剤師、検査技師、リハビリスタッフなど多職種によるチームで病棟回診を実施。ベッドでの様子をうかがい、薬の量や食事の好みなどできる限り要望を受け入れ、快適に過ごせるよう尽力する。「患者さんそれぞれに合った医療で、満足してくださることが一番です」と安田透先生。毎週行われる褥瘡回診では、きめ細かく除圧や栄養状態を把握し改善につなげるほか、内科疾患での入院患者にもリハビリを実施。入院中に弱ってしまった足腰をケアし、寝たきりになることを予防している。
一方、外来では各分野の専門の医師が集結し、幅広い医療を展開。「患者さんに寄り添いオーダーメイドで負担が少ない医療に努めています」と梅谷洋介先生。健康診断や二次検査受診の促進もより注力し、早期発見・治療に努めていく方針だ。「些細なことでも気軽にご相談ください。地域のホームドクターとして、なんでも話せる雰囲気をつくっていきます」

  • 右:安田透先生、左:梅谷洋介先生。息の合ったやり取りが患者に安心感を与えている

    右:安田透先生、左:梅谷洋介先生。息の合ったやり取りが患者に安心感を与えている

  • 冊子を配布するなど、糖尿病予防のための啓発にも尽力

    冊子を配布するなど、糖尿病予防のための啓発にも尽力

健康診断

無自覚で重症化する生活習慣病
早期発見と予防に重要な健康診断

疾患の早期発見・治療をめざし、同院では健康診断にも注力。健診によって異常が見つかった場合でも、幅広い診療と質の高い専門外来を備える同院だからこそ、速やかに外来受診へつなげることができる。

同院の健診部では、法定健診のほか生活習慣病予防健診、特定健康診査、定期健康診断、雇入時健診等各種健康診断を実施。身体計測や聴力・視力検査、血圧測定、胸部エックス線検査や胃部エックス線検査(バリウム検査)、心電図、便検査など、一般的な検査を行っているほか、動脈硬化の検査や腫瘍マーカーなどのオプション検査を選ぶことも可能だ。また、自分の健康状態を知って病気の予防につなげてほしいという思いから、精度の高い骨密度の検査機器も新たに導入した。
健康診断は月~土曜まで毎日予約制で実施しているため、待ち時間が少なくスムーズに検査を受けることができる。また、再検査となった場合は、患者が予定を合わせやすいよう予約なしで受診が可能。ただ検査内容によっては当日実施できないものもあるため、事前の相談が望ましいという。どんな病気でも早期発見・早期治療が基本となることから、同院では、毎年の受診を呼び掛けている。

  • 導入された高精度な骨密度測定装置は、骨粗しょう症の内服薬の効果もわかるという

    導入された高精度な骨密度測定装置は、骨粗しょう症の内服薬の効果もわかるという

  • さまざまな検査機器が導入され、正確・精密な検査を心がける

    さまざまな検査機器が導入され、正確・精密な検査を心がける

リハビリテーション科

リハビリ専門職員が常に笑顔で対応
チームで患者の早期復帰を支援

手術などの後、痛みを和らげながら身体機能を回復させるリハビリテーション。そこで同院が重視するのは、患者とスタッフのふれあいだ。広々としたリハビリ室には、患者を励まし、ともに頑張るスタッフの笑顔があふれている。

同院でリハビリテーションを受ける患者は、スポーツ選手から高齢者まで幅広い。めざすゴールもそれぞれ異なるが、早く元のような生活に戻りたいという願いは共通だ。同院では理学療法士18人、作業療法士9人、言語聴覚士3人が充実した設備・機器を使用して社会復帰を全人的に支援。運動学や解剖学といった基礎知識をもとに、痛みの起こる原因や運動を再開できる時期などをわかりやすく説明し、リハビリテーションの必要性を伝えている。宮本謙司リハビリテーション科長は「私たちの仕事は患者さんの話をよく聞いて、その方が本来持っている治癒能力を引き出すこと」と笑顔で話す。
整形外科の医師とのチームワークも抜群で、要望に応じてリハビリテーションを中心に行ったり、気になる点があればスタッフから再度、診察を依頼したりするそう。さらに退院後の訪問リハビリテーションのほか、栄養や転倒予防に関する講習会なども実施している。

  • 患者の日常生活への早期復帰をサポートするスタッフ

    患者の日常生活への早期復帰をサポートするスタッフ

  • 担当のセラピストが患者の健康状態や心理状態を考えながらプログラムを進める

    担当のセラピストが患者の健康状態や心理状態を考えながらプログラムを進める

03入院時サポート体制

主役である患者の回復に向け
個々に合わせたサポートを実施

急性期から回復期、療養期まで、症状に適した治療や機能回復訓練を提供。できる限り早く日常に戻れるよう、ドクターや看護師、医療ソーシャルワーカーなど全スタッフが、退院後の生活も視野に入れた看護・サポートに取り組んでいる。

入退院の流れ

病状に応じて、看護、リハビリテーション、介護に対応

同院には、急性期にも対応できる「一般病床」、在宅復帰のサポートをする「地域包括ケア病床」および「回復期リハビリ病床」、療養期の患者のための「療養病床」の4タイプの病床がある。一般的には各科の外来で診察・検査をした結果、入院が必要だとドクターが判断した場合に入院となるが、同院ではクリニックや療養型病院、介護施設といった地域の医療・福祉機関と連携を図るべく、地域医療連携室を設置しているため、連携室を通して紹介され、入院する場合もある。いずれの場合も、患者はそれぞれの状態に応じた病棟に入院することになる。
病状にもよるが、急性期後は地域包括ケア病床や回復期病棟などへ転棟となる。各病棟ごとに決められた期限内での退院をめざし、日常生活に復帰できるようさまざまな機能回復訓練を行う。一方、療養病棟の入院患者は、食事や排せつ、寝返りの際も介助が必要な重度の障害がある場合が多いため、入院期間は特に設けていない。患者の状態がある程度安定し、看護師やケアマネジャーなどのサポートも含めた、自宅での受け入れ体制が可能になったところで、退院となる場合が多い。
なお、入院生活に必要な寝衣・病衣、タオルやおむつといったアメニティー類などは、病院でも用意(有料)。入退院時の荷物の負担を少しでも軽くしたい人には、うれしい配慮だ。

充実の看護体制

固定チームナーシングで患者にとって安心な入院環境を提供する

現在、病棟では複数の看護師が一定の患者を受け持つ、チームナーシングによる看護を行っている。リーダーを中心にチーム単位で一定数の患者をケアすることで、看護師のスキルを問わず安定した水準で看護を提供することができる。今後は患者にとってさらに安心な入院環境を提供するため、少人数で1人の患者をトータルに見ることができる固定チームナーシング体制を構築する計画だ。

チーム医療

全スタッフが職種を越えて連携し、こまやかな患者支援をめざす

各病棟ではドクターの治療方針をもとに、入院時から綿密な看護計画、社会復帰に向けたリハビリテーションはもちろん、必要に応じて管理栄養士による栄養指導などが行われている。また院内には、医療ソーシャルワーカーが入院時や退院後の生活の不安などの相談に乗る地域医療連携室も設置。地域の医療相談員やケアワーカーとも情報を共有し、スタッフ全員の力を結集させたチーム医療の実現をめざしている。

訪問リハビリ/訪問栄養指導

環境にマッチした機能訓練・栄養指導を在宅で実現

リハビリスタッフが在宅でも理学療法、作業療法、言語聴覚療法を行う同院。生活環境を踏まえた機能訓練により、患者が退院後の生活に困らないようきめ細かなフォローが可能になる。
また、2015年から訪問栄養指導も開始。低栄養状態や、糖尿病など生活習慣病の患者宅へ管理栄養士が定期的に訪問し、患者や家族とともにメニューを考え提案。地域のニーズも高く、近隣の医療機関からの依頼にも柔軟に応じている。

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